金曜日, 10月 4, 2024
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イスラエル発アグリテック企業「ネタフィム」が東北支援、現地での新米収穫動画を公開

〜点滴灌水システムを提供した宮城県にある「メノラーファーム」での初の新米収穫イベントにて〜

農業において安定して作物に水と栄養を与える精密灌水システムを扱うイスラエル発のメーカー企業ネタフィムが、東北支援として宮城県にある「メノラーファーム」に点滴灌水システムを提供し、初の収穫イベントに参加。
地域住民との収穫の様子を収めた動画を公開し、東北の復興を世界へ向けて発信します。

ネタフィムジャパン株式会社(本社:東京都中央区日本橋中洲5-10、代表:ジブ・クレメール、以下ネタフィム)は、宮城県亘理町にて、NPO法人セリアの会(理事長:セリア・ダンケルマン氏、イスラエル親善大使)が運営するメノラー国際リーダーシップセンター内「メノラーファーム」にイスラエル製の農業資材「点滴灌水システム」を提供しています。2021年10月2日、ファームの陸稲畑にて、ネタフィムの点滴灌水システムで育った米の収穫イベントが開催され、ネタフィムは稲をともに育てた地域住民と米の収穫に参加。収穫の様子を中心に、亘理町長のインタビューや導入されている資材に関する解説を含んだ動画を公開いたしました。

動画は全編英語字幕付きで、世界へ向けて東北復興の「今」を発信いたします。
動画はこちら→ Youtube ネタフィムジャパン公式チャンネル https://youtu.be/L1K5-ebtkvI

イスラエル発アグリテック企業「ネタフィム」が東北支援、現地での新米収穫動画を公開のサブ画像1_初収穫が行われたメノラーファームにて(宮城県亘理町)初収穫が行われたメノラーファームにて(宮城県亘理町)

ネタフィムは2011年の東日本大震災以降、継続的に宮城県・福島県において東北支援活動を行なっています。

津波による汚れや塩害で農耕利用できなくなった土地には、イスラエル大使館とともに点滴灌水システムの資材を寄贈しました。また、福島県第一原子力発電所の周辺地域では、ネタフィムがココナッツシェルの繊維を砕いて作られるココピートと点滴灌水システムを寄贈し、農家および生産者は放射能による汚染が心配された土壌でも土に触れずにすぐに水耕栽培を再開することができました。2011年の宮城県多賀城市の寄贈を皮切りに、現在に至るまで物資支援に留まらない活動を行なっています。

イスラエル発アグリテック企業「ネタフィム」が東北支援、現地での新米収穫動画を公開のサブ画像2_大人も子どもも一緒になって稲刈りを行いました。大人も子どもも一緒になって稲刈りを行いました。

イスラエル発アグリテック企業「ネタフィム」が東北支援、現地での新米収穫動画を公開のサブ画像3_自ら鎌を手に取り、稲刈りをする山田周伸亘理町長。自ら鎌を手に取り、稲刈りをする山田周伸亘理町長。

 

イスラエル発アグリテック企業「ネタフィム」が東北支援、現地での新米収穫動画を公開のサブ画像4_稲刈り後、亘理町の農家より提供されたイチゴの苗を点滴灌水の畑に作付け。稲刈り後、亘理町の農家より提供されたイチゴの苗を点滴灌水の畑に作付け。

 

 

イスラエル発アグリテック企業「ネタフィム」が東北支援、現地での新米収穫動画を公開のサブ画像5_地域住民が用意したハゼ掛け用の骨組み。手作りのかかしもお披露目された。地域住民が用意したハゼ掛け用の骨組み。手作りのかかしもお披露目された。

ネタフィムによる支援活動

宮城県亘理町はイスラエルと親交の深い町として知られ、東京オリンピック2020では東北の被災地の復興の様子を共有し、世界の支援に感謝する「東北復興ありがとう」ホストタウンとして、イスラエルのホストタウンにもなりました。その中で、NPO法人セリアの会が亘理町から貸与された土地の一部を「メノラーファーム」として地域住民とともに運営。ネタフィムが提供した資材を使い、畑の管理には東京のネタフィムジャパンからスタッフが定期的に出向くことで、農業の経験のない子ども達でも農作業ができるように支援を行なっています。
世界各地に33の現地法人と17の製造工場を有するネタフィムは、水・食糧・土壌の不足の問題に取り組み「GROW MORE WITH LESS™️」というビジョンを世界中で達成するための一環として、収穫を通した地域との交流と参画による復興支援を行い、開かれた農業と「生産者による生産者のためのイノベーション」を目指しています。

収穫が行われたメノラーファームとは

イスラエル親善大使セリア・ダンケルマン氏が主催するNPO法人セリアの会は、東日本大震災直後より支援活動を開始し、津波の被害にあった亘理町で、当時実際に使用された仮設住宅を移設した土地にてメノラー国際リーダーシップセンターを設立。地域の子ども達の教育プログラムを通じた支援活動を行っています。同センター内で運営する畑「メノラーファーム」にて今回収穫される米は、ダンケルマン氏が中心となり地域の子ども達と一緒に栽培活動を行ってきました。2021年2月ネタフィムの点滴灌水システムが導入されてから初の収穫であるため、地域住民のみならずイスラエル大使館や賛同企業からもその動向に注目が集まっています。
農作業を効率化し、多くの課題を解決を目指す活動を行うネタフィムは、メノラーファームに点滴灌水を導入することで、地域の子ども達が農作業に参加できる新しい農業の形を以って支援活動の一端を担っています。ネタフィムの最新テクノロジーで農業参加の機会を促し、同社の掲げる点滴灌水に関する目標「最も身近で効率的な栽培方法」とスマート農業の普及活動を展開し、今後も交流を通して地域とともにメノラーファームを支援します。

<ネタフィムについて>
 

イスラエル発アグリテック企業「ネタフィム」が東北支援、現地での新米収穫動画を公開のサブ画像6

Netafim(ネタフィム)は世界をリードする灌水メーカーとして、スマート農業の普及を推進し、食糧、水、土壌などの資源不足の問題に取り組むイスラエル発アグリテック企業です。
1965年に国土の半分以上が砂漠であるイスラエルにて、水資源を農業において有効利用するべく創業。農学知識と精密潅水を掛け合わせて探求し続け、どんな気候でも、どんな作物でも、低コストで高収量を得られる方法として作物に水と肥料を与える「点滴灌水システム」を生み出しました。現在は灌漑システムを「精密灌水システム」としてデジタル化することで、より効率的な農業の発展を目指しています。

<ネタフィムジャパン株式会社>

ネタフィムジャパン株式会社は1996年にネタフィムの日本支社として創業されました。

点滴灌水技術を応用した都市型緑化プログラムにも積極的な活動を見せており、恵比寿ガーデンプレイスの緑化を始め、東京六本木ヒルズ、豊洲市場屋上、大阪ドーム球場など各地のプロジェクトを担当。東京オリンピック2020では、国立競技場と選手村の両拠点において点滴灌水システムが導入されました。国内農家への点滴灌水システムの導入のみならず、幅広いスマート農業普及活動を行なっています。

■ネタフィムジャパン公式ホームページ   https://www.netafim.jp/

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