水曜日, 4月 17, 2024
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テラスマイルの営農クラウド「RightARM」が農業情報学会にて学会賞(開発奨励賞)を受賞

「農業情報学の進歩に寄与し、将来の普及に期待ができる」との評価

テラスマイル株式会社(本社:宮崎県宮崎市、代表取締役:生駒祐一)は、農林水産分野における情報科学・情報技術の進歩発展と学術の推進を図り、食品産業・農山漁村の情報利用の普及推進を目的として設立された学会である、農業情報学会(のうぎょうじょうほうがっかい、英語名:Japanese Society of Agricultural Informatics, 略称:JSAI)において、2022年度学会賞(開発奨励賞)を受賞したことをお知らせいたします。

 

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2022年度 農業情報学会 学会賞(開発奨励賞)受賞について

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JSAIは、平成元年(1989年)に設立された、農林水産分野における情報科学・情報技術の進歩発展と学術の推進を図り、農林水産業関連産業・食料食品産業・農山漁村の情報利用の普及を推進することを、目的と掲げています。

<農業情報学会 ウェブサイト>
https://www.jsai.or.jp/

今回、テラスマイルが受賞した農業のデータ活用を支援する営農クラウド「RightARM」は、2017年の農林水産省 人工知能未来農業創造プロジェクトでプロトタイプ開発が行われ、戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)を経て、ベンチャーキャピタルからのシード及びプレシリーズA出資に至りました。2019年からはスマート農業実証プロジェクト等でのクラウドシステムの現場実証が行われ、2021年から本格的な産地実装が行われています。露地野菜・施設園芸・茶と幅広い分野、20品目以上の農作物でデータの運用実績があり、データの分析手法についても、現場視点を盛り込んだ独自のフレームワークを開発しています。
 

 

【テラスマイル株式会社 生駒祐一 代表取締役 コメント】

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この度、栄誉と歴史の深い農業情報学会にて、学会賞を受賞できたことを大変うれしく思っております。テラスマイルと「RightARM」は、創業以来、多くの農業経営者、JA、自治体、そして農林水産省や農研機構など、農林水産に関わる多くの方々に支えられ、育てられてきました。

施設園芸、露地野菜、茶という幅広い経験と実績を積み重ねられたのも、農業経営者の皆様をはじめとした、暖かい支えと、ご助言、ご指導があったからです。

今後は、全国に約7,800人いる都道府県の普及員、JAの営農指導員、市町村の農政課や農業技師の方々が、担い手の営農を支援するRightARM for EX(ライトアーム・フォー・イーエックス)を、全国に届け、農業改良普及と、データ活用のデジタル化(DX)を推進していきます。
ぜひご期待ください。

自治体の担い手育成をデジタル化する「RightARM for EX」

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「RightARM for EX(ライトアーム・フォー・イーエックス, 略称RX1)」は、農業者と直接接する普及指導員の営農指導のデジタル化(DX)を推進するために開発されたクラウドサービスです。RX1では、普及指導員の大きな負担となっていく、スマート農業機器・設備・ソフトウェアのデータ集計・加工業務を自動化し、今まで数年に一度しか取れなかった「地域ごとの営農データ」が毎年収集できるようになり、各県で信頼性の高い農作物の農業経営指針を策定することが可能になります。データ加工や分析グラフ作成のために専任人材を配置する必要もなくなり、デジタル化のコストも圧縮できます。
何より、1キロメッシュ単位での気象データや、WAGRIを用いた市況データ、環境モニタリングセンサー、栽培管理の実績データと組み合わせることで、今後国が目指していく、データ駆動型の営農指導を早期に実現することが可能になります。
今後は、環境負荷低減(ESG, SDGs)の可視化や、収益性指数・傾向予測の表示など、実証を終えたアプリケーションを、毎年バージョンアップさせて実装していく計画です。

【商品概要】

商品名:RightARM for EX
価格:2,100,000円(RightARMの使用料・現地ワークショップ・データ活用勉強会・データ活用の支援を含む)
産地実証価格:別途ご相談ください(毎年数カ所のモデル産地にて開発技術の実証を実施)
詳細:https://terracemile.jp/right-arm/

テラスマイル株式会社について

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テラスマイル株式会社は、創業時より約10年、「産地のデータ活用」と向き合い、九州を中心に大規模農業法人や、JAグループに向けて、データ活用のシステムと、データ分析の技術を提供してきました。

2019年から行われているスマート農業実証プロジェクトでは、営農クラウドRightARMを活用し、ロボットや最新設備、5G環境で収集されたデータの分析と、経営効果分析を、全国5カ所で行った実績があります。

2021年には、JAグループとFuture Food Fund(https://futurefoodfund.co.jp/)、関西電力グループからのシリーズA出資を受け、RightARMを活用したESG農業プロジェクトや、スマートフードチェーン(農作物流通DX)についても取り組みを始めています。
『煌めくオンリーワン・ナンバーワン企業 2022年度版(21世紀を拓くエクセレントカンパニー)』 選出企業

【会社概要】

社名:テラスマイル株式会社
本社所在地:宮崎県宮崎市
代表取締役:生駒 祐一
事業内容:
・RightARMを活用した都道府県・JAのデジタル化
・蓄積したデータを活用したいと考える農業経営者が、グッとくるデータ駆動型システムの構築・導入
・データ活用・データ駆動型農業にむけた研修・講座の実施
設立:2014年4月
社員数:17人 (東京・大阪・浜松・福岡に拠点)
HP:https://terracemile.jp/

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