土曜日, 4月 27, 2024
ホーム経営情報マプリィが果樹栽培時の樹形変化のセンシングについて福島大学と共同研究を開始

マプリィが果樹栽培時の樹形変化のセンシングについて福島大学と共同研究を開始

地理空間情報のアプリプラットフォーム「mapry」を提供する株式会社マプリィ(本社:兵庫県丹波市、代表取締役:山口圭司、以下「マプリィ」)は、福島大学 農学群食農学類農業生産学コース 果樹園芸学研究室(以下「福島大学」)とモモなどの果樹樹体の三次元再構築技術の開発と応用ついて、共同研究を開始しました。

マプリィはこの共同研究を通じて、果実の着果前後や剪定による樹形の変化を把握し果実をより効果的に収穫しやすくなる仕組みづくりや、そのソフトウェアの開発を行ってまいります。

マプリィが果樹栽培時の樹形変化のセンシングについて福島大学と共同研究を開始のサブ画像1

■実施背景
マプリィはiPhoneやiPadを用いた森林測量アプリケーションを提供する中で、立木の生育シミュレーションや三次元空間に木のモデルを再構築する研究開発を行っていました。また、農林水産省が行う「令和3年度スマート農業実証プロジェクト」に採択されて以来、見回り工数を抑えて圃場や果樹の生育状況や病害虫を把握できるようなリモートセンシング体制の開発・構築の実証を行っています。
一方で今回の共同研究を主に担当する福島大学では、果樹の生育状況に基づいた栽培方法の解析やICT化/AI導入など様々な研究を行っていました。
今回の取り組みは、両機関が協働する事で果樹の新しい栽培方法や可能性を模索できるのではないかという考えに至り、共同研究が開始されました。

■共同研究の概要
果樹樹形の解析に関する撮影と画像解析技術を組み合わせて、整枝せん定技術の平易化を実現するとともに、果実の着果負荷や剪定などによる樹形の変化を適切に把握する手法を確立していきます。

■福島大学の農学群食農学類農業生産学コース果樹園芸学研究室ついて
果物の栽培から遺伝子の解析まで、どのように栽培したらいいか、どうすれば甘くなるか等の品質の向上や収穫量の安定化、生育状況などについて桃をメインに様々な果樹で研究。放射性セシウムの分配や、ICT化、果樹の栽培~流通までの様々な問題に取り組んでいます。

■マプリィについて
マプリィは測量・林業・防災・農業・建設に関わる全ての方に向けたサービスを提供しています。従来は機器操作・解析が難しくコストの高かった三次元データの取得を、ハンディなiPhone・iPadなどを用いてより手軽かつ安価にネットワーク環境に依存せずに実施することが可能です。

農林分野のリモートセンシング(見回りの省力化や生育状況の把握など)にご興味をお持ちの方、また、現地調査の簡易化や建造物の空間情報保存・活用など、mapryにご興味がございましたら、お気軽にご連絡・相談ください。
info@mapry.jp

■会社概要
社名    : 株式会社マプリィ
所在地 : 兵庫県丹波市春日町多田165番地
代表者 : 代表取締役 山口 圭司
HP      : https://mapry.jp
本件に関する問い合わせ:info@mapry.jp

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

Most Popular

Recent Comments