~ ふるさと納税で地域課題解決の資金を募る「ガバメントクラウドファンディング®」を活用~
- ガバメントクラウドファンディング®で寄付を募る背景
釧路町には、“昆布の森”と言われる良質な昆布が育つ「昆布森」という海があり、良質な昆布をエサにする天然のウニは、全国から高評価を得てきました。2021年9月に発生した赤潮の影響と思われる被害によりウニの9割が死滅しました。この未曾有の被害によって稚ウニから出荷直前のウニまでの9割が失われたことにより、ふるさと納税のお礼の品としてのご提供ができなくなりました。
ウニは大きくなるまでに3年以上はかかるため、持続可能なウニの生産のサイクルの回復は、4年以上かかり、自然の回復力だけでは以前の量にまで回復することは見込めません。回復には人の手で育てた稚ウニの放流が不可欠ですが、ウニの水揚げが著しく減少したため、購入する資金がありません。
災害支援寄付(※)だけでなく、この被害の状況等を全国に発信し、ウニの被害に対する理解と共感の輪を広げるとともに、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディング®の活用による、全国からの寄付等によって、町を元気にしていきたいと考えています。
※「災害支援寄付」北海道庁が様似町をはじめとした16自治体の災害支援の代理寄付を開始
https://www.furusato-tax.jp/saigai/detail/867
- 寄付金の使い道
寄付金は、稚ウニの購入費のほか、持続可能なウニの生産サイクルの回復に要する費用に使用します。
釧路町長 小松 茂 コメント
「この度の、赤潮の影響と思われる大量のウニの死骸が発見されたことは、本当に残念であり、漁業者の皆さんの落胆は計り知れません。 私も第一報を受けたときには、自分の耳を疑いました。しかし、町政を預かる立場として、漁業者の皆様とともに困難を乗り越えていかなければなりません。
昆布森産のウニを将来にわたって生産できるよう、このプロジェクトに皆様からのご協力をいただけると幸いです。 昆布のまち、釧路町へのご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。」
- 使い道に共感しふるさと納税を利用して行うクラウドファンディング
今回、釧路町が取り組むGCFは、“使い道”から寄付を募るふるさと納税のクラウドファンディングです。自治体は地域課題と解決策を広く発信し、共感を得ることで寄付を集めます。一方、寄付者は地域支援の想いで寄付をするため、交流・関係人口にもつながる仕組みとして注目されています。プロジェクト数も年々増えており、2019年6月の法改正でGCFへの関心はさらに高まっています。
GCFは、2013年9月にトラストバンクが提供した仕組みです。 2021年3月時点で寄付総額90億円を突破し、 約1000プロジェクトが実施されました。
◆「ふるさとチョイスガバメントクラウドファンディング」サイト:https://www.furusato-tax.jp/gcf/
※ガバメントクラウドファンディング及びGCFは、株式会社トラストバンクの登録商標です。
- □■ プロジェクト概要 ■□
◆プロジェクト名:【ついにゼロから始まるウニ復活の第一歩】未曾有の赤潮被害で9割が死んだ昆布森のウニをよみがえらせたい!
◆寄付受付サイト:ふるさとチョイス「ガバメントクラウドファンディング」(運営: 株式会社トラストバンク)
◆目標金額: 3,000,000円
◆募集期間:2021年12月3日~2022年3月2日(90日間)
◆ 寄付金の使い道:稚ウニの放流に係る費用のほか、持続可能なウニの生産サイクル回復に係る費用の一部又は全部に活用させていただきます。
◆ プロジェクトURL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/1557
(注)募集期間は、延長の場合がございます。
株式会社トラストバンクについて
2012年4月設立。2012年9月、ふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』(https://www.furusatotax.jp/)を開設。同サイトは、約 2億の月間 PV数(2020年 12月)、契約自治体約 1,600自治体(2021年 6 月)、お礼の品登録数 37 万点超(2021 年 6 月)を有する国内最大※のふるさと納税総合サイトに成長。2013 年 9 月、ふるさと納税の制度を活用したプロジェクト型課題解決支援「ガバメントクラウドファンディング®」をスタート。2014 年 9 月、「ふるさとチョイス災害支援」の仕組みを立ち上げ、全の自治体に無償でプラットフォームを提供。
※契約自治体数 No.1(2021 年 7 月時点自社調べ)、お礼の品掲載数 No.1(2020 年 9 月 JMRO 調べ)