日曜日, 11月 24, 2024
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消費者と生産者をつなぐ産直通販サイト「食べチョク」にてP-FACTS堆肥で栽培した野菜を10月下旬より販売開始

~P-FACTS対応の ”食べチョクTシャツ” も実証利用~

株式会社村田製作所の完全子会社である株式会社ピエクレックス(本社:滋賀県野洲市、代表取締役社長:玉倉大次)は、ピエクレックスのコンポストアドバイザーである鴨志田農園 園主の鴨志田氏が、循環型インフラ「P-FACTS(ピーファクツ)」によって生み出された堆肥を使用して栽培した野菜を、株式会社ビビッドガーデン(代表取締役社長:秋元里奈)が運営する、生産者特化型ECサイト「食べチョク」にて、2024年10月31日(木)より販売開始いたします。また、これに先立ち、2024年9月12日(木)に株式会社ビビッドガーデンにて調印式を執り行いました。

(左)ピエクレックス 代表取締役社長 玉倉大次(中央)鴨志田農園 園主 鴨志田純様(右)ビビットガーデン 代表取締役社長 秋元里奈様

■「食べチョク」での取り組みについて  

<P-FACTS堆肥で栽培した野菜を数量限定で販売>

鴨志田農園は、P-FACTS(ピーファクツ)によって生み出された堆肥を活用して栽培した野菜を、生産者特化型ECサイト「食べチョク」において、「環境問題に挑む!アパレル製品を堆肥にして育てた野菜セット」として数量限定で販売いたします。「食べチョク」は、「生産者のこだわりが正当に評価される世界へ」という理念を掲げ、持続可能な農業を支援するプラットフォームです。

本取り組みは、アパレル・繊維製品の資源循環を実現し、サステナブルな堆肥で育てられた高品質な野菜を、消費者が直接生産者から購入し、生活に取り入れることで、持続可能な社会の構築に貢献できると考えております。

◆販売ページURL:https://www.tabechoku.com/products/252423

■P-FACTSでの取り組み全体像

■調印式での関係者コメント

<株式会社ビビットガーデン 代表取締役社長 秋元里奈 コメント>

私たちは「生産者のこだわりが正当に評価される世界へ」を掲げ、『食べチョク』を通して全国1万軒を超える生産者の想いを消費者に届けてきました。また、持続可能な一次産業の形を目指し、「食べチョク一次産業SDGsプロジェクト」を複数の企業と連携して推進し、直近は環境省と共に脱炭素社会を目指す「デコ活」の事業で食品ロス削減にも取り組んでいます。

今回の取り組みは、アパレル製品のリサイクルと一次産業を結びつけた画期的なプロジェクトであり、循環型社会の実現に向けた大きな一歩だと考えています。この取り組みでうまれた野菜を是非皆様にもお楽しみいただけたら幸いです。

私たちは生産者と共に、持続可能な未来を目指して今後も取り組んでまいります。

<株式会社ピエクレックス 代表取締役社長 玉倉大次 コメント>

「株式会社ピエクレックスは、この度、株式会社ビビッドガーデンおよび鴨志田農園との連携を通じて、P-FACTSを活用した持続可能な農業の実現に寄与できることを大変嬉しく思います。弊社が推進する資源循環の取り組みが、農業分野においても確かな成果を生み出し、消費者の皆様に高品質な野菜をお届けできることは、非常に大きな意義を持っています。P-FACTSによる堆肥は、アパレル・繊維製品の再資源化における画期的な成果であり、この堆肥を用いて育てられた野菜が、消費者の食卓に並ぶことで、サステナブルな社会の実現に貢献できると確信しています。今後も、資源循環の可能性を広げ、環境問題への解決策を提供し続けていく所存です。」

■「食べチョクTシャツ」をP-FACTS対応に実証利用

株式会社ビビッドガーデンの代表であり、365日#Tシャツ 起業家の秋元里奈氏が普段から着用している、食べチョクTシャツに関して、P-FACTS対応のピエクレックスを使用したTシャツに実証利用が進められています。日頃から着用しているTシャツが、堆肥に代わるという取り組みを認知拡大することで、環境貢献や必要堆肥への関心を集めていく狙いです。

株式会社ピエクレックスと株式会社ビビッドガーデンは、共に社会のニーズに応え、次世代に向けた循環型経済の実現を目指して、引き続き革新的なプロジェクトを推進していく予定です。

■食べチョクについて

⾷べチョクは、こだわり⽣産者から直接⾷材や花きを購⼊できる産直通販サイトです。日本の産直通販サイトの中で認知度や利用率などの9つのNo.1(※1)を獲得しています。

野菜・果物をはじめ、米・⾁・⿂・飲料といった⾷材全般と、花き類を取り扱っており、消費者が生産者に食べた感想を伝えるなど直接やりとりできることが特徴です。

2024年9月時点でユーザー数は100万人、登録⽣産者数は10,000軒を突破し、約5万点のこだわりの逸品が出品されています。

URL:https://www.tabechoku.com/

X(Twitter):https://twitter.com/tabechoku

Instagram:https://www.instagram.com/tabechoku/

(※1)国内の産直通販サイトの中で「お客様認知度」「お客様利用率」「お客様利用意向」「Webアクセス数」「SNSフォロワー数」「生産者数」「生産者認知度」「生産者利用率」「生産者利用意向」の9つでNo.1を獲得。

■鴨志田農園 園主 鴨志田純 氏について

 東京都三鷹市で地域に根ざした野菜を年間で約40種も栽培する鴨志田農園。6代目園主の鴨志田純氏は、コンポストアドバイザーとして国内外で、日本各地に公共コンポストの設置促進、堆肥技術者養成、学校等での環境教育活動など、国内外で地域循環となる生ごみ堆肥化や有機農業の仕組みづくりを推進中。

 農林水産省、消費者庁、環境省主催「サステナアワード2020」にて、アドバイザーとして関わった黒川温泉一帯地域コンポストプロジェクトが「環境省環境経済課長賞」受賞。2021年、生ごみ問題の解決を目指し、各家庭の生ごみを農場で堆肥化して野菜を栽培し食卓へ届ける、自立分散型コンポストシステム構築向けた小規模実証実験「サーキュラーエコノミー型CSA」を開始。同年、循環経済をデザインするグローバル・アワード 「crQlr Awards(サーキュラー・アワード) 」にて、「Agriculture-as-Commons Prize(コモンズとしての農業)」と「Wholesome prize」の2部門を受賞。

Facebook: https://www.facebook.com/kamoshida.farm/

Instagram::https://www.instagram.com/kamoshida_farm/

■「P-FACTS」(ピーファクツ)について

「P-FACTS」(PIECLEX FAbrics Composting Technology Solution)は、ピエクレックス社が主導する循環インフラです。植物由来のポリ乳酸を原料とした「電気の繊維」ピエクレックスを使用したアパレル製品や繊維製品を回収し、林業や農業に活用できる堆肥化と活用まで行います。この取り組みは、パートナー企業や自治体、福祉施設、学校法人など多くのステークホルダーと連携・共創して構築した、透明性の高いプロセスが特徴です。

「P-FACTS」の推進により、地域で使用された製品を地域で再利用する“地着地消地循” が可能な消費者が気軽に参加できる真のサステナブルな社会の構築を目指しています。

■大地を育み未来を紡ぐ「電気の繊維」ピエクレックスとは

「電気の繊維」ピエクレックスは、村田製作所の圧電技術「でんき」と帝人フロンティアの合成繊維技術「せんい」が融合して生まれた新素材です。この素材は、人の動きに伴う繊維の伸縮で微弱な電気を発生させ、抗菌効果(※1)を発揮します。また、ピエクレックスの原材料であるポリ乳酸は、トウモロコシやサトウキビなどの植物由来のバイオプラスチックであり、微生物によって分解される生分解性(※2)を備えています。使い古した製品は、焼却処理を必要とせず、自然循環が可能です。そのため、身に着けるだけ、使うだけで気軽にテクノロジーを体感しながら環境貢献が可能です。

(※1)抗菌効果とは、菌の増殖を抑える効果のことです。使用状況により効果は変わります。

(※2)生分解性は国際規格である ISO 14855-1(JIS K 6953-1)規格に準拠しております。

(※2)生分解性とは、一定の条件下で水と CO₂ に分解される性質を指します。

■株式会社ピエクレックスについて

株式会社村田製作所の完全子会社である株式会社ピエクレックスは「 “でんき(電気)のせんい(繊維)” で世界を変える」を企業ビジョンとしています。持続可能な社会の実現には、地球と人のどちらにもやさしいテクノロジーや取り組みが欠かせません。高い環境保全性と従来にない性能をもつピエクレックスを、アパレル・ヘルスケア・一般消費財・産業財等に応用することにより、「着るだけ・使うだけ」で誰もが地球と人にやさしい未来に貢献できる世界を実現します。

ピエクレックスHP:https://pieclex.com/

公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCAoOivJOkh2MEDywpvSLXGA

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