土曜日, 5月 18, 2024
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JAXAベンチャー天地人、鳥取県・衛星データ活用サービス実証事業を令和6年度も継続。鳥取砂丘での高品質なアスパラガス生産に向け、現地で栽培実証へ

JAXA認定の宇宙ベンチャー株式会社天地人(東京都中央区 代表取締役 櫻庭康人)は、鳥取県で令和5年度に実施した衛星データ活用サービス実証事業を、令和6年度も継続することが決定したことをお知らせいたします。


今後、衛星データを活用して導出した適切な栽培管理方法をもとに、鳥取砂丘での高品質なアスパラガス栽培を目指して現地栽培実証に取り組みます。また、4月22日に、現地の生産者様の協力を得て、設置した鳥取砂丘栽培実証圃場にアスパラガスの苗を定植し栽培を開始しました。

鳥取県・衛星データ活用サービス実証事業について

天地人の月面アスパラガス

鳥取県は、宇宙産業の創出を目指しており、衛星データの活用や、鳥取砂丘の月面化プロジェクト、宇宙産業による地域おこしなどに注力しています。天地人は、令和5年度にこの事業に採択され、農業プロジェクトである「月面アスパラガス」で培った知見を活かし、農地環境を分析してアスパラガス栽培における最適な栽培管理方法を検討してきました。


令和6年度は、前年度に得た知見をもとに鳥取砂丘の農地において栽培実証を行います。栽培実証では、その土地に合った適切な栽培管理を施すことにより、本来産地ではなかった土地でも、「美味しい」高品質なアスパラガスを栽培することを目指しています。

鳥取砂丘でのアスパラガス栽培実証について

天地人の月面アスパラガスプロジェクトでは、過酷な環境である月面においても通用するアスパラガスの栽培方法を探求しています。その過程で得られた知見を地球の農業に応用することで、現在の農業が抱える課題解決に貢献したいと考えています。


令和6年度は、鳥取県および現地の生産者にご協力いただき、鳥取砂丘の農地に本事業の栽培実証圃場を設置して実際にアスパラガス栽培実証を行います。


栽培実証圃場は鳥取砂丘の一部で、砂質土壌の非常に個性的な農地です。そのためこれまでは作付け品目が限定され、露地でのアスパラガス栽培は難しいとされてきました。そんな中、天地人では「天地人コンパス」を活用し、実証圃場やその他アスパラガス産地の土地環境データ・過去の気象データ等を参照して得たその土地にあった適切な栽培管理プランの有用性を、今回の実地栽培を通じて検証します。


本事業における現地栽培実証は2025年3月までの約1年間を予定しています。4月22日に圃場整備・アスパラガス苗の定植が完了し、本格的に栽培を開始しました。

アスパラガス苗
アスパラガス苗の定植の様子
アスパラガス苗の定植の様子

ご協力いただく生産者様について

写真左:天地人 岡田和樹、中央:Camelプランテージ 川原篤史氏 、右:天地人 木村俊太

本事業では、鳥取県鳥取市で主に野菜の生産に取り組まれている、Camelプランテージ合同会社様のご協力をいただいて現地栽培実証を実施しています。Camelプランテージ様は鳥取砂丘の農地で、砂丘農地の特徴を最大限に活かして、白ネギ、ミニトマト、サツマイモやアスパラガスなどを生産されています。


Camelプランテージ様には、実際に農産物生産に使用されている砂丘農地の一部を、本事業実証圃場として提供していただき、日常的な巡回や栽培管理にご協力いただいています。

Camelプランテージ 川原様のコメント

鳥取砂丘の農地は、砂質で水はけがよく、塩分も多く含んでいるなど他とは異なる特徴的な環境です。私たちはその特徴的な環境を上手く活用して、美味しい野菜を生産できるよう工夫しています。例えばミニトマトは、塩分を含む土で育てたからこそ味が凝縮された、甘いトマトを栽培できています。またアスパラガスでも、砂地の特性上、必要最低限の肥料成分でアスパラガスが生育することにより、柔らかく、生でも食べられるアスパラガスが収穫できています。今回の取り組みを通して、ふつうの農地とは異なる環境でも、その違いを逆手にとって、美味しいものを栽培できるように活用する、という技術が発展していけばと思います。

「天地人FARM」が栽培した「月面アスパラガス」

「月面アスパラガス」の栽培は、「宇宙ビッグデータ米」※1の経験を活かした、新しい挑戦です。「月面アスパラガス」は、2023年春にも出荷実績があり、今年は二度目の出荷となります。


アスパラガスは、栄養ドリンクに含まれる「アスパラギン酸」や強力な抗酸化物質「ルチン」が豊富に含まれます。宇宙では、生活習慣病を抑える働きをしている、体内の抗酸化物質の量が低下する可能性が報告されており、アスパラガスは、月面で生活する人類の健康の維持に貢献できると考えます。


「月面アスパラガス」は、宇宙飛行士が宇宙に近い環境に段階的に移行して訓練するのと同様に、月面でのアスパラガス栽培を最終目標として、段階的な研究開発を進めています。


Phase1:通常の畑で美味しいアスパラガスを栽培する

Phase2:耕作放棄地で美味しいアスパラガスを栽培する

Phase3:過酷な環境もしくは限られた資源で美味しいアスパラガスを栽培する

Phase4:月面で美味しいアスパラガスを栽培する


2023年は、Phase1として、明治大学の野菜園芸学研究室を中心に、サナテックシード株式会社と東京都多摩市ほか2市による共同開発で誕生した「採りっきり栽培」を参考に栽培を開始しました。


2024年は Phase2 にステップアップする前段階として、前回とは異なった環境でのアスパラガス栽培を行いました。これにより、環境が異なる2地点での栽培ノウハウを蓄積し、さらなる厳しい環境でのアスパラガス栽培を行う予定です。


※1宇宙ビッグデータ米、宇宙と美水(そらとみず)は、人工衛星から送られてくる気象情報などのビッグデータを元に、水田の水を適切に管理して栽培されたお米です。


ご興味を持たれた企業や飲食店・メディア関係の方がいらっしゃいましたら、サンプルを送付することが可能です(数量限定)。

info-compass@tenchijin.co.jp までご連絡ください。


会社概要

会社名:株式会社 天地人

所在地:東京都中央区日本橋1丁目4−1日本橋一丁目三井ビルディング5階

代表者:代表取締役 櫻庭康人

事業内容:衛星データを使った土地評価コンサル

サイトURL:https://tenchijin.co.jp/

Twitter:https://twitter.com/tenchijin_pr

Linkedin:https://www.linkedin.com/company/tenchijin/

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