土曜日, 5月 11, 2024
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AIとロボットで有機農業を推進するトクイテンが3.7億円の資金調達を実施 〜全自動化のコンセプトムービーを公開〜

AIとロボットで有機農業を推進するトクイテンが3.7億円の資金調達を実施 〜全自動化のコンセプトムービーを公開〜 | 株式会社トクイテンのプレスリリースhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000087526.html“/>https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/87526/5/87526-5-d516494a9653949a17cfae8d27d9950b-2010×974.png?format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&width=480&height=360“/>

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AIとロボットで有機農業を推進するトクイテンが3.7億円の資金調達を実施 〜全自動化のコンセプトムービーを公開〜

今後は、調達した資金をもとに、ロボットエンジニア、セールス、バックオフィス人材を採用し、農業ロボットの開発、ロボットやAIを活用して有機農業の自動化を実現する「トクイテンパッケージ」の開発に注力していきます。

公式サイト:https://about.tokuiten.jp/

■資金調達の概要

第三者割当増資の引受先

ユナイテッド株式会社、XTech Ventures株式会社、DEEPCORE TOKYO 2号投資事業有限責任組合、STATION Ai Central Japan 1号投資事業有限責任組合、南都キャピタルパートナーズ株式会社、メーキュー株式会社、株式会社OKBキャピタルおよび名南M&A株式会社、株式会社オータケ、Central Japan Seed Fund 投資事業有限責任組合、NOBUNAGAキャピタルビレッジ株式会社、および個人投資家2名

融資

株式会社日本政策金融公庫(新型コロナ対策資本性劣後ローン)

総額

3.7億円(うち融資 4千万円)

■資金調達の背景

近年、気候変動対策として「脱炭素社会」の実現を目指す動きが世界中で進行しており、温室効果ガスの排出を削減するための取り組みが強化されています。農業分野も、この対策の重要な一環として位置づけられ、化学肥料や化学農薬の使用を避ける「有機農業」への移行が急募となっています。日本の農林水産省も、2050年までに有機農業の割合を25%に増やすという目標を掲げています。

しかしながら、日本の農業は農業従事者の減少と高齢化という深刻な課題に直面しており、有機農業への移行を実現するためには、省力化や自動化が不可欠です。この背景を受け、当社は「持続可能な農業へのシフトを加速する」をミッションに、AIやロボット技術を活用した有機農業の自動化を進めています。2022年10月にはシード資金を調達し、ロボットのプロトタイプ開発と2,000平米の自社の栽培施設での有機農業を進めてまいりました。

■シード調達からの進捗

自社農場で収穫動作を検証中のロボット自社農場で収穫動作を検証中のロボット

収穫ロボットや液体噴霧ロボットや防虫ロボットなど複数のロボットのプロトタイプを開発しました。作物生産では2023年4月には有機JAS認証を取得し、科学的なアプローチによるミニトマト栽培を成功させ、味や糖度の高さを評価され初回からオーガニックスーパーや百貨店やホテルに出荷する実績を収めました。

トクイテン農業ロボット複数台走行デモ 2023年 – YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=J07IblPQlmk

■コンセプトムービーの公開

当社は一部のロボット化や自動化だけでなく栽培の全体の自動化を目指しています。今回その全体像のコンセプトムービーを公開します。

動画では収穫や葉かき、芽かきといった複数の作業をこなすロボットが様々な作業をしながら出荷までする様子を表現しました。広大な面積をごく少人数で管理できることを目指しています。

https://www.youtube.com/watch?v=lg5q_LkGJ0k

■資金調達の主な用途

調達資金の主な使途は、以下の通りです。

・人材の採用

・農業ロボットの開発

■現在の採用ポジション

・ロボットエンジニア(ソフトウェア、ハードウェア、電気回路)
・経営企画・営業
・有機作物生産(経験者)
・その他 バックオフィス業務

オンラインでの会社説明会を10月27日、11月10日に予定しています。ぜひお申し込みください。

 採用・会社説明会ページ:https://about.tokuiten.jp/recruit
カジュアル面談申し込み:https://meety.net/matches/zEOxdoKXwiSr

■今後の展望:有機農業の自動化を実現する「トクイテンパッケージ」の開発・提供

今後は自社農場を増設するとともに、農業参入企業向けに参入のコンサルティング、トクイテン農地を使った農業参入PoC、トクイテンと共同で営農するパートナー農場を広めてまいります。

パートナー農場の各社役割のイメージパートナー農場の各社役割のイメージ

■資金調達に寄せたコメント

共同創業者・代表取締役 豊吉隆一郎

 「農業って儲かるの?スケールするの?」と数えきれないほど投資家から問われる資金調達活動でした。最初は有機農業の世界的な急拡大や当社のロボット技術についてうまく伝えられないこともありましたが5月以降から大きく流れが変わりました。ロボットの試作が動き、農場見学とミニトマトが試食できるようになったからです。当社の自動化されたハウスや、農場を駆け回るロボット、そして美味しいミニトマトを食べていただくことで未来の農業というのが鮮明にイメージしていただけたのだと思います。

 シード資金調達からの取り組みについては、仮説であった当社の栽培技術の高さや有機栽培の需要は一定のレベルで実証できました。その結果初回からオーガニックスーパーや百貨店や三つ星ホテルで取り扱いが決まったのは大きな自信になりました。

 開発についてはロボットを不整地かつ太陽光のもとで暑い日も寒い日も動かす難しさを味わいましたが、チーム一丸となって課題を一つ一つ乗り越えていっています。大変ではありますが、課題を一つずつ乗り越えるたびに、それが他社には真似が難しい弊社の強みになっています。

 今回の資金調達を通じて自分たちの事業計画を何度も見直しながら感じたのは、やっぱり、これは誰かがやらなきゃいけないということでした。農業従事者が減るのは不可避で、化学肥料(≒化石燃料)に頼った農業というのは大きなリスクがあります。この大きく困難な課題に今回の投資家の皆様と一緒に向かえることをとても嬉しく思っています。これからはチームも大きくしていきます。ぜひ、これを読んでいる方は、会社説明会やカジュアル面談への応募から、弊社に関わっていただきたいです。よろしくお願いいたします。

共同創業者・取締役 森裕紀

 多くの投資家の皆様からのご賛同をいただきプレシリーズAの資金調達を実施することができました。これは有機農業×ロボットにより持続可能な農業を目指すという我々のビジョンに対する期待が非常に大きいことを示しています。身の引き締まる思いです。

 資金調達の活動を進める中で、多数の投資家の方々に見学に来ていただきました。当初はまだトマトの実がなっていなかったり、ロボットが安定して動いていない場合もありました。ロボットの開発が進みロボットが安定して動作し始めた時、トマトの実も収穫できるようになってきました。この頃から、見学に来た方々の反応が以前と比べて明らかに変わりました。やはり、トマトは美味しく食べられてナンボ、ロボットは動いてナンボといったところで、実物の重要性を改めて感じました。動いているロボットを目の前にして自動化有機農場の将来を議論できることはとても有意義で、実りあるものでした。

 現在、コンセプトムービーに沿ったロボットの開発を進めています。このロボットの特徴は、ロボットに合わせて改善された栽培方法を前提にした設計です。有機トマト栽培もロボット開発も両方自分たちで行っている弊社の強みを生かしています。これが実現されることで、収穫の成功率や速度が大幅に改善される予定です。ご期待ください。

 我々は自動化農場を実現する仲間を求めています。ご興味を持ちましたら是非ご連絡ください。


■株式会社トクイテンとは

社名:株式会社トクイテン

本社:愛知県名古屋市中村区井深町1番1号 新名古屋センタービル 本陣街142号室

代表:代表取締役 豊吉隆一郎

設立:2021年8月6日

https://about.tokuiten.jp/

【お問い合わせ先】

https://docs.google.com/forms/d/1Xt0ZuHcf2ABqCLZC1guy3IKr1lFqNr1WiJK_07FdAoQ/

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