土曜日, 5月 4, 2024
ホームイベント『未来エッセイ2101』受賞者決定!!~22世紀の食や農業の未来を思い描くエッセイコンテスト~

『未来エッセイ2101』受賞者決定!!~22世紀の食や農業の未来を思い描くエッセイコンテスト~

表彰式は11月18日(土)開催予定!!

一般社団法人アグリフューチャージャパン(理事長:合瀬宏毅、東京都港区)が、イノベーター養成アカデミー開講記念*として開催した『未来エッセイ2101』 (以下、本コンテスト)の受賞者を決定いたしました。

皆様からお寄せいただいたご応募作品は全689件。その中には、読んでいる私たちがワクワクしてくるような未来の話から、食や農業が抱える課題を思いもよらないアイデアで解決する話、食や農業を通じて異分野の課題までも解決してしまう話など、多岐に渡って描かれた未来や革新性・創造性が溢れるアイデアが数多くございました。

今回のコンテストを通じて、皆様が思い描く未来を実現するための様々なアイデアやイノベーションの種をビジネス化できる人材を育てることこそが、当法人の責務であると改めて気づかされました。また、皆様からお寄せいただいた多数のご応募に心から感謝するとともに、これからも人材育成を通じて、食や農業の未来に貢献すべく、尽力してまいります。

ご応募いただきました作品につきましては、食や農業の分野でご活躍されている審査員により、厳正な審査を行った結果、各賞を以下の通り選出いたしました。

なお、審査結果につきましては当法人ホームページにて公表いたします。また、表彰式につきましては、最優秀賞、優秀賞、協賛会員賞の各賞を受賞された皆様をお招きし、11月18日(土)15時より日本橋ホールにて開催する予定です。

※ 2024年4月から開講する、アグリビジネス分野で新たな価値の創出や課題解決に取り組みたいと思う方に向けた新たな教育課程。アイデア創出から仮説検証、計画策定を最短1年で行う実践中心のカリキュラムが特長。

『未来エッセイ2101』受賞者決定!!~22世紀の食や農業の未来を思い描くエッセイコンテスト~のサブ画像1

〈最優秀賞〉 1作品

応募タイトル:食と農業で繋がる平和な世界 ―グアテマラのコーヒーを東京で育てるー

応募者:久継 遥々 (東京都)

概要:未来の農業はロボットテクノロジーの駆使により地域を超えた遠隔地での農作業が可能。地球単位で「食」や「農業」を考える未来は平和な世界となっている。

短評:素晴らしいアイデアが折り重なる作品で高く評価。自分たちから見えている日本という世界だけでなく、遠くの世界が見えており、国境がなくなる発想もよかった。

AIロボットで労働力不足を補う発想はいい。また、SDGsの観点で「誰も取り残さない」「どう食料を作るのか」等をこの短いエッセイで良く盛り込んだなと感じる。

 

〈優秀賞〉 2作品

応募タイトル:天気は変えられる!?空飛ぶ農地で天災を防げ

応募者:菊山 舞衣(兵庫県)

概要:農業の天候リスクを極小化するために、天気をコントロールするのではなく、農地を空中に浮かべて移動させるという、農業の固定観念を大きく変える発想で現代の農業が抱える様々な問題の解決を目指す。

短評:一見、実現不可能なアイデアから、どのようにすれば実現に近づくのかのアイデアを検討することが重要であり、その点から農地を動かす発想は非常に興味深い。作中では「磁力に似た力」としているがドローン技術の応用等の可能性や、農地の軽量化等様々な可能性が考えられる。

 

応募タイトル:『ご馳走の種』と『台所いらずのAIシェフとアグリAI』

応募者:樋口 朋子(東京都)

概要:未来の家には台所が存在せず、AIシェフが「ご馳走の種」をミールに仕上げることで食事の準備は完了、人は準備されたものを食べるだけだ。未来人の夢は人が手間をかけて準備した料理を食べることであり、現代では日常の風景である「調理」そのものに価値のある未来となっている。

短評:「台所がなくなる」、「女性が料理をしない」、「ジェンダーフリー」、「自給自足のためのハウスプラント」等、映画になりそうなストーリー性がみられ、未来の家庭のシーンが浮かんでくる。

  • 〈入賞〉 8作品

応募タイトル

応募者

未来の食生活を覗いてみたら

工藤 孝之(神奈川県)

東京の地下空間に、四季をつくろう。

熊倉 芙木(東京都)

22世紀に織りなす持続可能でパーソナライズされた農業風景と

革新的な次世代食卓

坂本 松昭(東京都)

食べてトリップ! 場所や時間を越える「フードライブラリ」

たべもの研究会(福岡県)

未来の食卓

土屋 順史(宮城県)

「貧困」を救う次世代型カプセル型食品

西口 泰正(東京都)

サルの手も借りたい。動物たちと共に、持続可能な農業を!

三上 真名美(東京都)

22世紀は種を超え協働農業

夜船 史花(広島県)

  • 〈協賛会員賞〉 7作品

応募タイトル

応募者

エスビー食品 賞

(副賞:「ハーブセンター」または「わさび試験農場」見学ツアー)

『天気は変えられる!?空飛ぶ農地で天災を防げ』

菊山 舞衣(兵庫県)

キッコーマン 賞 (副賞:亀甲萬本店商品詰め合わせセット)

『未来の食卓』

土屋 順史(宮城県)

THE FARM賞 (副賞:THE FARMコテージorグランピングペア宿泊券)

『東京の地下空間に、四季をつくろう。』

熊倉 芙木(東京都)

豊田通商 賞 (副賞:完全養殖クロマグロ等お魚セット)

『食べてトリップ! 場所や時間を越える「フードライブラリ」』

たべもの研究会(福岡県)

日本フードサービス協会 賞 (副賞:ジェフグルメカード) 

『『ご馳走の種』と『台所いらずのAIシェフとアグリAI』』

樋口 朋子(東京都)

農林中央金庫 賞 (副賞:JAタウンギフトカード)

『未来の食生活を覗いてみたら』

工藤 孝之(神奈川県)

雪印メグミルク 賞 (副賞:アイスクリーム「スノーロイヤル」引換券)

『22世紀は種を超え協働農業』

夜船 史花(広島県)

  • 最優秀賞全文

https://jaiam.afj.or.jp/essay/winner/

  • 本コンテストの募集要項

募集テーマ

22世紀の食や農業の未来に「あったらいいな」「できたらいいな」を聞かせてください

応募内容

合計1,200文字以内のエッセイおよびタイトルをご提出ください。

 ①  22世紀の「食や農業の未来」はどのようなものか語ってください(600文字以内)

 ②  未来を実現するための「あったらいいな・できたらいいな」を語ってください(600文字以内)

その他、応募内容を補足する資料があれば添付してください(任意)

応募要件

所属・年齢不問でどなたでも応募可能です。

応募は自作・未発表かつ日本語のものに限らせていただきます。

応募方法

当法人HPの指定フォームより応募

スケジュール

日程・内容

2023年7月21日(金)   応募締切

2023年7月~10月  書類審査(当法人内で審査の後、外部審査員による最終審査を実施)

2023年10月16日(月) 受賞者発表(当法人HPにて公開予定)

2023年11月18日(土) 表彰式(都内にて開催予定)

審査基準

ご応募いただいたエッセイについて、以下3つの観点から、総合的に審査します。

 「革新性」   「ワクワク感」  「視点のユニークさ」

最終審査員

青山 浩子(新潟食料農業大学 准教授・ジャーナリスト)
岡田 亜希子(㈱シグマクシス Research/Insight Specialist)
豊永 翔平(㈱Cultivera 代表取締役CEO)
三村 昌裕(三村戦略パートナーズ㈱ 代表取締役社長)
合瀬 宏毅((一社)アグリフューチャージャパン 代表理事理事長)

賞・賞金

最優秀賞   1名  副賞100万円

優秀賞     2名  副賞  30万円

入選       8名   副賞   5万円

協賛会員賞 7名  副賞  協賛会員によるご提供

【社団概要】

社団名:一般社団法人アグリフューチャージャパン

所在地:東京都港区港南2-10-13 農林中央金庫品川研修センター5階

理事長:合瀬宏毅(元 日本放送協会 解説副委員長)

設立:2012年2月

会員数:223会員(2023年6月30日現在)

事業内容:AFJ日本農業経営大学校の運営、農業分野における調査・研究等

HP:https://www.afj.or.jp

AFJ日本農業経営大学校について

2013年4月に、産業界・農業界・学界の業界の垣根を超えた幅広い企業・団体の会員の皆様のご協力により、『日本農業経営大学校』の名で開校。

2年間全寮制で農業経営を学ぶカリキュラムで、全国に次世代を担う農業経営者を多く輩出している(卒業生119名:2023年3月31日時点)。

その後、農業を取り巻く環境や教育ニーズの変化に対応していくため、2022年にアグリフューチャージャパンの経営理念を再構築し、新たに「農業を変革する人材の育成」、「農業界全体の経営力の底上げ」というミッションのもと、教育内容の見直しを実施。

そして、開校10年となる2023年度より、これまでの枠組みにとらわれず、教育ノウハウや会員基盤といった強みを最大限発揮し、様々な価値を提供していきたいという思いから、AFJ(AgriFuture Japan)を冠した『AFJ日本農業経営大学校』と名称を変更し、新たな教育課程を提供開始。

『AFJ日本農業経営大学校 オンラインスクール』(2023年6月開講)

就農年数や経営段階によって必要となってくる学びやスキル、解決したい課題に合わせた講座を提供します。オンライン中心の受講スタイルで、仕事との両立が可能です。

 

『AFJ日本農業経営大学校 イノベーター養成アカデミー』(2024年4月開講)

アグリビジネス領域で新たな価値の創出や課題解決に取り組みたいと思う方に向けた実践中心のカリキュラムです。アイデア創出から仮説検証、計画策定を最短1年で行います。

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