日曜日, 4月 28, 2024
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【岐阜県高山市】かぼちゃたちよ、朝日を照らせ~中学生による「ハロウィンinあさひ」の復活~

元気なまちにしたいという生徒の思いで制作したジャンボかぼちゃのランタンで、朝日地域を照らします

【岐阜県高山市】かぼちゃたちよ、朝日を照らせ~中学生による「ハロウィンinあさひ」の復活~のサブ画像1

地元の中学校生徒会執行部が中心となり、町を盛り上げる活動ができないかを考え、ジャンボかぼちゃで「かぼちゃランタン(ジャック・オー・ランタン)」を作り、道の駅に展示することとしました。今年はイベントを蘇らせる再チャレンジの年であり、ゼロを1にする活動として、かぼちゃランタンを点灯します。

かぼちゃランタン展示「かぼちゃたちよ、朝日を照らせ」

開催日:2023年10月6日(金)・7日(土)・8日(日)

点灯時間:日没~22時

会場:道の駅ひだ朝日村(岐阜県高山市朝日町万石150)

主催:朝日中学校生徒会

  • 「ハロウィンinあさひ」テーマは子どもたちの夢の世界

【岐阜県高山市】かぼちゃたちよ、朝日を照らせ~中学生による「ハロウィンinあさひ」の復活~のサブ画像2_過去の「ハロウィンinあさひ」の様子過去の「ハロウィンinあさひ」の様子

多くの地域住民が米や野菜を栽培している高山市朝日地域では、町民にジャンボかぼちゃの栽培を依頼し、無料で提供されたかぼちゃでランタンを作成するハロウィンのイベントを開催していました。全国では毎年、仮装を中心としたハロウィンイベントが開催されていますが、朝日町のハロウィンはあくまでも「子どもたちが主役」で、子どもたちに別世界の「ハロウィンワールド」を楽しんでもらうことをテーマにしています。

コロナ禍前の「ハロウィンinあさひ」は、ハロウィン用のかぼちゃを約400個展示し、町を盛り上がるイベントとして開催されていました。しかし、ここ数年はコロナ禍や台風によりイベントの縮小を余儀なくされ、令和4年は中止が決定しました。多くの子どもたちに夢を与えた「ハロウィンinあさひ」は、一度幕を下ろすこととなりました。

  • ハロウィンの復活に向けて~子どもたちが、町の為に再始動!ゼロから出発する中学生~「

私たちの生活から多くのものを奪ったコロナウイルスの感染拡大。大人だけでなく、子どもたちに与える影響も非常に大きいものでした。思春期である多感な時期に様々な制約を受けた中学生から高校生の子どもたちは、体育祭は規模縮小、文化祭は中止、修学旅行も制限されるなど、「青春」を感じることができない日々を過ごしました。

大人たちは「オンライン飲み会」「マスク会食」などでコロナ禍でもストレスを発散する一方、子どもたちは厳しいマスク生活と規制を受けながら学校生活を過ごしてきました。

思いっきり楽しみたいけど、なかなかそれが許されない。そんな苦しい日々が続きましたが、令和5年5月にコロナが第5類感染症に移行されました。そこで、地元の朝日中学校の生徒が動き出し、地域活性化に向けて自分たちができることを考えた結果、アイデアとして浮かび上がったのは、小学生の頃に最高に楽しかったイベント「ハロウィンinあさひ」の復活でした。そのアイデアを生徒会を中心に検討し、実施に向けて計画をしてきました。

【岐阜県高山市】かぼちゃたちよ、朝日を照らせ~中学生による「ハロウィンinあさひ」の復活~のサブ画像3

  • 地域への呼びかけ「かぼちゃ育成の協力お願いします!」

【岐阜県高山市】かぼちゃたちよ、朝日を照らせ~中学生による「ハロウィンinあさひ」の復活~のサブ画像4_ジャンボかぼちゃジャンボかぼちゃ

沢山のかぼちゃを展示するためには地域の方々の協力が必要であり、地域を巻き込んだイベントを開催することで地域の活性化につながると考えました。

学校内にも小さな畑はあり、生徒の家庭にもかぼちゃを栽培できる畑を持っている家庭が多いので、子どもたちが自分の家族に協力をお願いすればある程度の数は確保できます。しかし、それでは全く数が足らないのです。

朝日地域は過疎化と少子高齢化が深刻な問題となっており、令和5年の朝日中学校の全校生徒は40人程です。兄弟・姉妹がいる家庭もあるため、世帯数でいうとさらにそれを下回ります。またジャンボかぼちゃを育てるには1株につき10㎡程度の畑の面積が必要です。一つの家庭で栽培するには多くて4株くらいが限界です。さらに1株につき1個~2個程度しか大きなかぼちゃは作れない為、数を確保するには畑面積と栽培者の協力が必要になります。

【岐阜県高山市】かぼちゃたちよ、朝日を照らせ~中学生による「ハロウィンinあさひ」の復活~のサブ画像5_生徒から住民への手紙生徒から住民への手紙

生徒たちは「ジャンボかぼちゃを育ててくださる方を探しています」という手紙を作成し、地域の1軒1軒に頭を下げながら協力をお願いするという地道な活動を開始しました。その結果、17軒が協力してくださり、55株の苗を配布することができました。

ジャンボかぼちゃは生命力が強い作物です。しかし、生産に失敗したり、野生動物に狙われたりする可能性も十分にある為、いくつかぼちゃができるかは不確実です。より多くのかぼちゃが生産されること、より多くのジャックオーランタンに点灯できることを生徒たちは願いながら活動をし、「ハロウィンinあさひ」の復活を果たしました。

ランタンの灯りに込められた中学生のエネルギーを感じてください。

  • こどもミライ輝くあさひ・たかねハロウィン縁日

中学生のほか、地域の若者有志グループも「子どもを増やしたい」との思いから地域活性化の活動を始動しています。子ども達のために楽しいイベントを実施します。

日時:2023年10月28日(土)10:00~17:00

会場:道の駅ひだ朝日村やすらぎ館(岐阜県高山市朝日町万石150)

内容:仮装をして来た方にお菓子をプレゼント!

   ワークショップでかぼちゃのお菓子入れを作ろう!

   縁日(ハロウィンバージョンの射的、わなげ、ボーリング)

料金:ワークショップ100円、縁日各200円

主催:こどもミライ輝くあさひ・たかね

  •  高山市朝日地域について

朝日地域は、高山市の南東側に位置し、東の乗鞍岳と南の御嶽山を水源とする飛騨川が地域内を横断しています。春には枝垂れ桜、ミズバショウ、フクジュソウやスズランなどの花々、秋には紅葉、冬には寒さを活かした氷点下の森など、四季の変化を体感できる自然豊かな地域です。

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【本件に関するお問い合わせ】

高山市役所朝日支所地域振興課

住所:〒506-8555

   岐阜県高山市朝日町万石800

電話:0577-55-3311

FAX:0577-55-3217

メールアドレス:asahi.chiikishinkou@city.takayama.lg.jp

※朝日中学校への問い合わせはご遠慮ください。

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