水曜日, 12月 4, 2024
ホーム調査レポート株式会社アルヌール、インビトロ法により牛のゲップ由来メタンの削減効果を確認!

株式会社アルヌール、インビトロ法により牛のゲップ由来メタンの削減効果を確認!

 パス株式会社(東証スタンダード市場 コード番号3840)の連結子会社である株式会社アルヌール(以下、アルヌール)は、2022年12月15日公表の「微細藻類による牛のゲップ由来メタンの削減効果に関する研究開始のお知らせ」のとおり、アルヌールの培養している微細藻類がSDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」を実現すべく、牛のゲップ由来メタン抑制効果によるカーボンニュートラルの実現に向け、微細藻類の新たな可能性の研究を進めてまいりましたが、この度、この研究によりアルヌールにおいて室内培養している天然物である微細藻類の成分が、無添加の場合と比較し、インビトロ法により牛のゲップ由来メタンの抑制効果の可能性があることが確認されました。

【研究の結果】

◆アルヌールの培養している微細藻類からフコキサンチンを抽出し、抽出後の微細藻類によるインビトロ法によるメタン産生量削減効果

 ①無添加

 ②抽出後微細藻類3.3%添加:18.6%の削減効果

 ③抽出後微細藻類5.0%添加:40.8%の削減効果

株式会社アルヌール、インビトロ法により牛のゲップ由来メタンの削減効果を確認!のサブ画像1

 今後もアルヌールでは、牛の成長や健康にもプラスになる微細藻類由来飼料の研究開発を通じて、微細藻類の培養におけるCO2の削減とともに飼料化によるメタンガスの削減を目指してまいります。

株式会社アルヌール、インビトロ法により牛のゲップ由来メタンの削減効果を確認!のサブ画像2

※1牛のゲップ由来メタン

 メタンの温室効果は、温暖化の原因の二酸化炭素の25倍以上であり、1995年に開催された第1回の気候変動枠組条約締約国会議(COP)から「反芻(はんすう)動物(牛、羊、山羊など)のゲップ由来メタンは地球温暖化の要因」と指摘され、世界各国がゲップ対策に取り組んでいます。

※2インビトロ法

 試験管や培養器等の中でヒトや動物の組織を用いて、体内と同様の環境を人工的に作り、そこで行う実験のこと。

■株式会社アルヌールについて  https://www.alnur.jp/

会 社 名:株式会社アルヌール

本 社:東京都渋谷区神宮前六丁目17番11号 JPR原宿ビル

R&Dセンター:東京都豊島区高田一丁目25番3号 

代 表 者:代表取締役 星 淳行

創 立:2020年11月

資 本 金:3000万円

事 業 概 要:微細藻類の培養装置及びそのオペレーションノウハウを基幹技術とした、バイオメディカル・
ヘルスケア分野及びCO2削減等環境分野における研究・開発及びその技術提供、関連商品販売

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

Most Popular

Recent Comments