月曜日, 4月 29, 2024
ホーム調査レポート野菜ソムリエが好きな夏野菜は「トマト」が1位 <野菜の日(8月31日):調査>

野菜ソムリエが好きな夏野菜は「トマト」が1位 <野菜の日(8月31日):調査>

野菜ソムリエは、野菜摂取を増やすために「スムージーをつくる」「スープや味噌汁にたくさん入れる」など様々な方法を実践している

【食生活アンケート2023】野菜の購入についてのアンケートを実施

一般社団法人 日本野菜ソムリエ協会(所在地:東京都中央区 代表理事:福井 栄治)は、野菜の日(8月31日)に合わせ、野菜ソムリエの資格者を対象にした【食生活アンケート2023】Webアンケート調査を行いました。

■食生活アンケート2023調査概要

調査方法 : Webアンケート調査

調査対象 : 野菜ソムリエ資格取得者 (20歳~69歳の男女) 合計232名

有効回答数: 232名

調査期間 : 2023年8月25日(金)~8月28日(月)

  • 野菜ソムリエが好きな夏野菜1位は「トマト」

  • 野菜ソムリエの野菜摂取量(1日平均)は全国平均より高い

  • 野菜ソムリエは、野菜摂取を増やすために「スムージーをつくる」「スープや味噌汁にたくさん入れる」など様々な方法を実践している

  • 猛暑、台風の影響により、野菜の価格高騰と野菜の品質の低下を感じてる

●野菜ソムリエが好きな夏野菜は「トマト」

一番好きな「夏野菜」を尋ねたところ、1位が「トマト」(35%)と最も多く、2位が「ナス」、3位が「とうもろこし」と続きました。トマトを選んだ理由として、栄養価が高く、種類が豊富なことや、生でも加熱でもアレンジが効く幅広い用途などの意見がありました

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トマトを選んだ理由(一部)

  • 水分補給にもなるから。

  • みずみずしくて、暑い夏にも食べやすいから。

  • 毎食時、毎日食べても飽きない味で、抗酸化作用が有り栄養も豊富なので。

  • 夏のトマトは、酸味と甘味、水分のバランスがいいので。

  • 生でも加熱でも、アレンジがきく。色もカラフル。

  • 何も味付けせずに食べられる。食感がシャキッとしていて好み。

  • 品種も多く、いろんな味わいが楽しめる。

  • 手軽に果物感覚で食べることができる様々な料理に活かせるから

野菜の購入についてのアンケートを実施

●野菜ソムリエは「週3回」で野菜を購入している人が多い

野菜の購入頻度(1週間)を尋ねたところ、「週3回」の回答が多かった(48%)

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●野菜ソムリエが、1週間で購入する野菜の費用は「2,000円まで」が多い

1週間の野菜購入費用(平均)を尋ねたところ「2,000円まで」と答えた人が多かった(37%)

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●野菜ソムリエが、野菜を選ぶポイントは「鮮度」

野菜を購入する際の選ぶポイントを尋ねたところ「鮮度」と答えた人が多く(38%)「価格」、「産地」、「サイズ」と続いた。

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●最近気になることは「価格高騰」全体の93%

野菜を購入する際に最近気になることを尋ねたところ、「価格高騰」についての回答が93%を占めた。

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野菜を購入する際に最近気になること(一部)

  • 天候による生産量減少で、値段が高騰、さらに表情も悪い。

  • 台風が来た後に野菜が品薄になり、地元産の野菜よりも地方から入荷した野菜が増えた。

  • 価格がかなり上昇した。

  • 暑さで状態の良くないものが増えた気がする。 

●野菜ソムリエの野菜摂取量(1日平均)は全国平均より高い

1日の野菜摂取量(平均)がどれぐらいか尋ねると、年代別、全体とも全国平均よりも高かった。

(全国平均は、令和1年国民健康・栄養調査データを参照)

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●野菜ソムリエは、野菜摂取を増やすために様々な方法を実践している

野菜ソムリエが、「野菜摂取を増やすために意識していること」「取り組んでいること」を尋ねると様々な方法を実践していることが分かった。

野菜摂取を増やすために意識していること(一部)

  • 購入時に野菜を冷凍し、簡単な1品をプラスするようにしている。

  • 味噌汁に数種類の野菜を入れたり、トマトなど、すぐに食べられる野菜を常備している。

  • 冷凍野菜、カット野菜を利用する。

  • スムージーを取り入れる。

  • 毎日、スーパーの野菜見切り品を購入している

  • 食卓に多くの野菜が並ぶように意識して献立を考えていること。

  • 作り置きを活用する。

  • 必ず食前に野菜を食べる習慣を実施する。

  • 3食とも少なくとも1品は野菜料理を必ず取り入れること。

 

健康づくりの指標である「健康日本21」(厚生労働省)において、成人1人1日当たりの野菜摂取目標量は、350g以上とされています。しかし、現状は平均280g程度と目標量に達していません。

2023年の夏は、猛暑、原油高高騰、台風の影響により、野菜の価格高騰が続き、野菜の消費に大きく影響を及ぼしています。そのような状況の中で、積極的に野菜の摂取に取り組む「野菜ソムリエ」は、野菜摂取を増やすために様々な方法を実践しています。

8月31日の野菜(831)の日に合わせて、野菜ソムリエの活動を参考に、野菜を摂ってみてはいかがでしょうか?

  •  「野菜ソムリエ」とは

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野菜・果物の知識を身につけ、その魅力や価値を社会に広めることができるスペシャリストです。「野菜ソムリエ」の使命は、生産者と生活者の架け橋となること。現在、キャリアアップ・キャリアチェンジや、自分だけでなく家族や友人の健康に活かすため、さらには社会貢献を目指す多くの方々が挑戦しています。

(累計受講生数69,985名※2023年3月末時点)

<野菜ソムリエの主な活動>

イベント、セミナー講師、企画、メディア出演、講演、執筆、レシピ開発、商品開発、コンサルティング、商品や農産物のブランディング、売り場や店舗のプロデュース、青果物に対するエビデンス提供、料理教室主宰、地方創生に係る提案や実施 他

  • 【運営団体】 一般社団法人 日本野菜ソムリエ協会

創立:2001年8月7日

代表理事:福井 栄治

所在地:東京都中央区築地 3-11-6 築地スクエアビル 7F

事業:野菜ソムリエの資格提供と育成、各種講座やコンテンツの企画開発・提供

ホームページ: https://www.vege-fru.com

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