東日本電信電話株式会社 神奈川事業部(執行役員 神奈川事業部長:相原 朋子、以下「NTT東日本 神奈川事業部」)と小田原市(市長:守屋 輝彦)は、小田原市の将来都市像「世界が憧れるまち“小田原”」の実現に向けて、NTT東日本 神奈川事業部の若手社員と小田原市の若手職員による交流会を実施し、政策提言を目標に活動していきます。
その交流会のキックオフを2023年8月8日(火)に実施しました。
1.取り組み経緯
小田原市では、将来都市像「世界が憧れるまち”小田原”」の実現に向け、様々なノウハウを有する企業や柔軟な発想やアイデア、視点を持つ若者や女性など、多様な主体が集い交流することにより、新たなまちづくりにつなげることを目的とした公民連携、若者女性活躍の拠点として、2021年7月1日に「おだわらイノベーションラボ」<*1>を開設しています。
NTT東日本 神奈川事業部も、小田原市の新たなまちづくりに貢献すべく、eスポーツ大会開催<*2>や市内周遊促進させるフォトスタンプラリー開催<*3>の支援を実施してきました。
また、横須賀エリアで農業・漁業の課題解決に挑むパラレルワーク活動<*4>を実施しており、その活動に小田原市が興味を示し、「健康」「地域産物の振興」に続く第3弾の若手交流会として、新たな官民連携施策の実施に至りました。
<*1> https://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/municipality/public_private_partnerships/p31843.html
<*2> https://www.ntt-east.co.jp/kanagawa/information/detail/20230120_002.html
<*3> https://www.ntt-east.co.jp/kanagawa/information/detail/20230127_001.html
<*4>https://www.ntt-east.co.jp/kanagawa/information/detail/20220629_001.html
2.小田原市との「若手交流会」概要
(1)期間:2023年8月8日(火) ~ 2024年2月 <予定>
(2)目標:
小田原市が目指す将来都市像「世界が憧れるまち“小田原”」の実現に向けて、若者の柔軟な発想やアイデアを市政課題に反映させるため交流会を実施し、政策提言をすること。
(3)参加メンバー:
*小田原市:環境政策課および水産海浜課の職員 3名
*NTT東日本:社内公募により参加を希望した若手・中堅社員 6名
(4)テーマ:
食品ロス削減や小田原の魚の魅力発信など、市が抱えている課題を踏まえ、2つのグループに分かれ、今後、テーマを検討していきます。
(5)NTT東日本社員の活動扱い
*活動はすべて業務時間内で実施
*原則、所定時間内の20%(1日/週、1.5時間/日)を上限
*小田原市内での現地フィールドワークおよびオンラインで対応
(6)キックオフ模様:
(7)関係者コメント
■小田原市 水産海浜課 一戸賢人さん・秋山真生さん
「日頃から、小田原市民にもっと水産業を知ってほしいと考え仕事をしています。残念ながら、小田原市民でも小田原漁港を知らない人もいます。約1600種類の魚がいる豊かな海である相模湾のすばらしさ、その魚を好きになってもらって、自分達の住む小田原の水産業を誇りに思ってほしいです。今回の交流会・キックオフを終えて、自分達では気が付かなった課題が見え、新たな発見がありました。客観的な視点で、意見交換ができて有意義でした。今後の活動がより楽しみです。」
■NTT東日本 神奈川事業部 後藤理紗子さん
「地域に特化したものを調べることが好きで、全国各地を旅行しています。その地域に貢献できる活動がしたく、普段の仕事ではできない体験や交流ができるので、今回、参加しました。交流会・キックオフに参加し、小田原市環境政策課の課題が燃せるゴミの3~4割を占める生ごみの削減、特に食品ロスの削減であることが理解できました。また、食品ロス削減に向けて取り組んでいる施策の効果や検証方法にも課題感があると聞いたので、今後の活動を通じて少しでも課題解消に向けたお手伝いができるように貢献していきたいです。」