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ベーリンガーインゲルハイムとInvetx社、アニマルヘルス分野でのモノクローナル抗体を用いたバイオ医薬品の開発に関し、戦略的提携を発表

– ベーリンガーインゲルハイムとInvetx社、新しい動物用医薬品の創薬、開発、商品化に向けた提携を発表
– 提携強化は、イノベーションと成長の加速に向け、ベーリンガーインゲルハイムの重要戦略要素の1つ

2021年9月27日 ドイツ/インゲルハイム

アニマルヘルス分野のグローバルリーダーであるベーリンガーインゲルハイムと、ボストンを拠点としてアニマルヘルス分野でタンパク質ベースの治療薬を開発するInvetx社は、治療が想定される動物種における幅広い疾病を対象に、動物種別の新規モノクローナル抗体(mAb)を用いたバイオ医薬品を開発する提携契約を締結し、まずは犬と猫に重点を置いて取り組むことを発表しました。

 

対象となる疾病領域について、Invetx社は独自のプラットフォームを適用してベストインクラスの医薬品候補を創薬および最適化し、ベーリンガーインゲルハイムは、これらの治療薬の臨床面および薬事面の開発と上市を担当します。契約条件は公開しておりません。

 

ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルスのグローバルイノベーション責任者であるEric Haaksmaは、次のように述べています。「今回の提携は、急拡大するアニマルヘルス市場のアンメットニーズに対応するベーリンガーインゲルハイムの取り組みを示す好例です。Invetx社は、最先端の創薬プラットフォーム、最適化技術、抗体に関する専門知識を有しており、今回の提携となりました。両社が協力し、イノベーションを活用して、アニマルヘルスを向上させる画期的な科学的躍進を発見するべく取り組んでいきます。」

 

今日、モノクローナル抗体は、ヒトではさまざまな疾患の治療に使用されています。免疫療法として、モノクローナル抗体を使用して、特定の細胞またはタンパク質に単一特異的に結合させ、細胞を攻撃する身体の自然な反応を活用するものです。この技術をアニマルヘルス分野で活用することにより、アンメットニーズに対応する大きな可能性の創出につながります。  

 

Invetx社は、動物用バイオ医薬品の新たなスタンダードとなりうる、創薬 – 製品開発 – 商業生産までの一貫したプラットフォームを有しています。ヒューマンバイオテクノロジー分野で検証済みの技術を活用して獣医学向けに最適化することにより、Invetx社は、動物の重篤な慢性疾患を治療する幅広い標的に対して特定された抗体を生み出すことが期待できます。

 

Invetx社CEOのJuergen Horn氏(PhD)は、次のように述べています。「このたび、当社独自の創薬プラットフォームを活かして、動物種別に最適化された半減期延長型生物学的製剤を提供することで、アニマルヘルス分野のグローバルリーダーであるベーリンガーインゲルハイムと協働することができ、たいへん嬉しく思います。このプログラムは、当社独自のポートフォリオを補完し、動物向けにベストインクラスの新しい革新的治療薬を生み出す、リーダーとしての当社の地位を強化するものです。」

 

Invetx社について

Invetx社は、アニマルヘルス分野におけるタンパク質ベースの治療薬に関して、動物用医薬品の標準療法を変える世界トップクラスのバイオテクノロジープラットフォームを構築しています。同社は、Anterra Capital社、Casdin Capital社、およびTekla Capital Management, LLCによって管理されるファンド投資家に関して、2020年に2,550万ドルのシリーズA資金調達を完了しています。戦略的投資パートナーには、カナダブリティッシュコロンビア州バンクーバーを拠点とし、抗体創薬を専門に取り扱うバイオテクノロジー企業のAbCellera Biologics社や、トップクラスの生物学的製剤技術プラットフォームを有するグローバル企業のWuXi Biologics社があります。Invetx社は、米国マサチューセッツ州ボストンに本社を置く非公開企業です。詳細については、www.invetx.com をご参照ください。

 

ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルスについて

動物と人の命は、深く、また、複雑につながっており、動物が健康であれば、人間も健康でいられると信じています。世界中で9,700人の社員がイノベーションを通じて価値を提供し、動物と人の健康と幸福に寄与すべく邁進しています。

私たちの活動の根幹にあるのは、動物、人、環境に対する敬意であり、私たちは、病気や痛みから動物を守るためにソリューションを開発し、サービスを提供しています。そして、顧客の方々が動物の健康をケアするのをサポートし、生命や社会を脅かす病気から地域社会を守っていきたいと願っています。

ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルスは、動物薬市場で世界第2位のグローバルプレーヤーであり、2020年度に41億ユーロの売上高を記録し、150カ国以上でビジネスを展開しています。

ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルスの詳細:

https://www.boehringer-ingelheim.com/animal-health/about-animal-health-business-unit

(ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス)

https://www.boehringer-ingelheim.jp/biahj

(ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス ジャパン)

 

ベーリンガーインゲルハイムについて

ベーリンガーインゲルハイムは、人と動物の生活を向上させる画期的な医薬品や治療法の開発に取り組んでいます。研究開発主導型の製薬企業として、アンメットメディカルニーズの高い分野において、イノベーションによる価値の創出に日々取り組んでいます。1885年の創立以来、ベーリンガーインゲルハイムは、株式を公開しない独立した企業形態を維持し、長期的な視点をもって邁進していきます。医療用医薬品、アニマルヘルスおよびバイオ医薬品受託製造の3つの事業分野において、約52,000人の社員が世界130カ国以上の市場で業務を展開しています。詳細は、下記をご参照ください。

https://www.boehringer-ingelheim.com/

(ベーリンガーインゲルハイム)

https://www.boehringer-ingelheim.jp/

(ベーリンガーインゲルハイム ジャパン)

https://annualreport.boehringer-ingelheim.com(アニュアルレポート 英語)

当プレスリリースについて

この資料は、ドイツのベーリンガーインゲルハイム(Boehringer Ingelheim GmbH)が9月27日に発表したプレスリリースをもとに日本語に翻訳したものです。なお、日本の法規制などの観点から一部、削除、改変または追記している部分があります。この資料の内容および解釈については英語のオリジナルが優先することをご了承ください。

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