金曜日, 3月 29, 2024
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ノルウェーONNA社の工場拡張に伴い植物工場向け栽培装置の第2弾契約を締結<MIRAI>

2022年6月末、MIRAI株式会社(本社:千葉県柏市 以下「MIRAI」)は、北欧ノルウェーのONNA Greens AS(本社:OSLO 以下「ONNA」)と既に稼働中の工場とは別に拡張工事分として完全閉鎖型人工光型植物工場の栽培設備に関する第2弾の「装置売買契約」を締結いたしました。

≪契約先となる運営会社:ONNA Greens AS≫

ノルウェーONNA社の工場拡張に伴い植物工場向け栽培装置の第2弾契約を締結<MIRAI>のサブ画像1

WEBサイト:https://www.weareonna.no/
生産拠点:ノルウェーオスロ市近郊エリア
生産規模:第1期 リーフ系レタス換算 1日あたり560kg生産可能
     ➡2022年3月出荷開始、現在稼働率80%以上
     第2期 リーフ系レタス換算 1日あたり700kg、ハーブ類 約50kg
       ➡2023年春出荷開始予定     *契約金額:非公表

栽培品目:ベビーリーフ類、ヘッドレタス類、ハーブ類、ケール、他

ノルウェーONNA社の工場拡張に伴い植物工場向け栽培装置の第2弾契約を締結<MIRAI>のサブ画像2

(ノルウェーで販売している商品例)

<MIRAI役割>
1.【販売】 工場全体設計補助、栽培設備の販売
2.【支援】 立上げ期における工場運営/生産計画/トラブルシューティングの補助
   毎週定例でWEB会議実施、現地の諸問題を早期解決する支援を2年程実施中
3.【DX】 リモートモニタリングシステムによる栽培技術/環境制御/予知保全の支援
   温湿度ほか各種センサー値の管理、機器の設定外運転のアラート管理など
4.【Lab機能】 両社の新品種試験栽培による収量、品質、商品化プロセス情報共有
   栽培段階からパッケージ含む商品化、および流通までのプロセス情報の共有化
5.【機器開発】 各種省力機器の開発協力
   日本および海外の業者との連携を深めて生産効率化を図っています

2020年12月第1期契約を締結して以降、これまでの取組みや収穫した野菜の品質、販売先が拡大している現状を持って信頼いただき、今回の第2弾(リピート)契約に至りました。

≪MIRAIの事業体制強化≫

6月30日開催の定時株主総会及びその後の取締役会の決定に基づき、経営体制の更なる強化を図るため、野澤永光が新たに代表取締役(旧:取締役社長)に就任しました。親会社マサル工業株式会社の代表取締役であり、MIRAIの代表取締役会長でもある椎名吉夫とともに2名の代表体制となります。

併せて、国内、海外における植物工場事業にまつわるあらゆる課題解決を図るチームをプラント事業部として改めて編成しました。工場/設備設計、制御設計の人材、栽培技術支援を専門とする人材、品質管理を含む工場運営全般をサポートする人材について、自社工場での改善、改造の経験、国内外の新規立ち上げ、その後の支援を含めた経験を強みとして今後も新工場やリニューアル案件、稼働後の工場運営の支援を行ってまいります。

≪DXサービスの開発・提供開始  スマートファクトリー化の側面支援≫

工場運営の課題とされている同一工場内の最新設備と旧型設備の混在する現場における効率的なデータ可視化や予知保全活動、経営数値管理の可視化に着目し、新たなサービスとしてリモートによるwebモニタリングシステムの提供をスタートいたしました。今回のONNA社にも導入済みで双方の日々の環境制御面、予知保全面で活用しているところです。また、国内においてもMIRAIの設備ではなく、別システムで運用中の植物工場事業者向けにも既に2022年春からサービスを開始しています。

 <新サービス> 株式会社インフォコーパス(本社:東京都目黒区 https://infocorpus.co.jp/ )のIoTプラットフォームサービス“SensorCorpus”をベースにして、MIRAIのメンバーにより汎用的に作成したリモートによるwebモニタリングシステムになります。
 

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月額定額制で顧客側の初期開発費を抑え、かつ、現場の改善度合いによって必要な「変更」を迅速に対応します。
また、植物工場ならではの室内環境を考慮した温湿度センサーを独自に開発中で、量産品はONNA社に導入する予定です。よりセンシングしやすい通信形式、価格帯で製作をしているところです。
*DX : Digital Transformationの略称

≪商品開発について≫

当社の顧客は業務用が中心になります。昨今の資材、原材料の高騰の影響があり、顧客はより使用歩留まりの高い原材料を扱うことを意識していますし、続可能な事業経営を実現するために食品廃棄ロス削減を具体的目標に掲げています。
そこで、従来から生産・販売しているフリルレタスやグリーンリーフにおいても植物工場向けに開発された種子を中心に用い、かつ使用歩留まりのより高いもの、食感や質感を意識した商品になるように栽培環境含めた開発を行っています。
顧客ごとの使用現場で実際に開発品をメニュー品で試作し、使用感に加え、食感の相互評価も繰り返しているところです。今後外食、中食のメニュー開発において「生産者」だからこそ、メニュー提案者の一員という自覚をもって臨んでいるところです。

≪今後の展開≫


海外においては、各国、地域において主要となる植物工場野菜の生産拠点をつくり、その対象エリアにおける「地産地消」「安定供給」拠点づくりを目指します。主体者としては現地の事業者を軸にMIRAIは販売、支援を軸に進めてまいります。

日本国内においては、自社の柏の葉工場で生産した野菜の販売に加えて、協力いただいている同じ人工光型植物工場の事業者様が生産した野菜を業務用中心に販売しています。

この点においては、これまでの実績として、品質管理に関する共同の会議を定例で実施したり、顧客向けに種子情報を開示しあい、品質の共通化を実施したり、クレーム対応においても共同で取り組むことで常にスピード感ある取り組みにつなげています。また、植物工場では比較的課題となっている「物流」面においても全国規模で協力関係を構築してきたことで野菜を購入する顧客により近いところから出荷できる体制も構築しつつあります。引き続き、こうした協力関係、協業関係を築きながら、日本国内における植物工場産野菜の需要に応えてまいります。

■会社概要


MIRAI株式会社
代表取締役会長:椎名 吉夫
代表取締役社長:野澤 永光
創業:2004年9月
設立:2015年11月
資本金:75,500,000円
住所 :千葉県柏市青田新田飛地221-1
電話 :04-7192-6655

■本リリースに関する問い合わせ先


MIRAI株式会社
営業部 または 管理部
mail:mirai@miraigroup.jp

採用関連:http://miraigroup.jp/recruit/
その他問い合わせ:http://miraigroup.jp/#contact

 

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