火曜日, 5月 7, 2024
ホーム商品サービス売上平均4800万円。コロナ禍で販路を失った水産事業者向けEC活用支援サービス「かわうそフードレスキュー」を提供開始

売上平均4800万円。コロナ禍で販路を失った水産事業者向けEC活用支援サービス「かわうそフードレスキュー」を提供開始

産直オンライン市場「高知かわうそ市場」を運営する株式会社パンクチュアル(本社所在地:高知県須崎市、代表取締役:守時健、以下当社)は、累計6.3億円以上のフードロス問題を解決してきたノウハウを活かし、未だ多くの水産事業者が抱える食品廃棄問題を解決するための新サービス「かわうそフードレスキュー」を本日9月20日より提供開始します。

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■リリースの背景

料亭やレストランなどに卸されていた水産物の多くが、コロナ禍以降、飲食店の休業や閉店が増えるにつれて販路を失い、多くの水産業者が存続の危機に面しています。時には数十万匹の魚が引き取り手がなく、廃棄せざるをえないこともあります。新たな販路開拓の手段として、ECの活用が選択肢に挙げられます。しかし水産事業者の高年齢化や、売れるまでに時間を要するEC出品は生鮮食品との相性が悪いことが多く、根本的なフードロスの解決には繋がっていませんでした。

そんな中、当社が運営を手掛けるオンライン産直モール「高知かわうそ市場」では、売上の落ち込む水産事業者の救済を目的に、魚介類のEC出品・マーケティング・SNS投稿をサポートしてまいりました。コロナ禍でのフードロスの取り組みやキャンペーンは大きな反響を呼び、1商品で最大4億円、平均で4800万円※の売上を創出。1年間でのべ20万人を超えるお客様にご利用いただくなど、フードロス課題解決に貢献してまいりました。こうした取り組みが認められ、令和2年度には「高知地場産業賞」「新型コロナウイルス感染症対策特別賞」を受賞いたしました。

今回、これまで高知近辺の水産事業者を主軸に取り組んできたサポート事業をサービス化し、日本全国のより多くの水産事業者ならびに水産加工事業者を支援すべく、エリアを限定しない形で展開してまいります。

※魚介類に限定して算出。

■かわうそフードレスキュー概要

サービス概要
・当社が運営するECモール「高知かわうそ市場」における出品から販売まで包括的にサポート致します。

主な支援内容
・商材のヒアリング、ブランディングや販売プランのコンサルティング
・商品のこだわりや、事業の歴史背景等についての取材や撮影、ライティングなどのコンテンツ制作
・SNSや動画を駆使し情報を拡散させる "バズる" 仕掛けづくり
・マーケティングやトレンド、新しい付加価値を取り入れた商品開発
・EC事業に対応するためのフォローアップや問い合わせ対応の代行

出品手数料
売上に応じて手数料をいただくため、万が一商品が売れなかった場合、費用は一切かかりません。

対象出品者
・全国の水産、食品関連事業者(規模感に関係なく、事業者からのご連絡をお待ちしております。)

LP
https://kochi-kawauso.com/kawauso-rescue

出品に関するお問合せはこちらにお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScqku_lL2Fwurj2j324C8I91BvCeBMZOYdaj9e9c0gOugPidA/viewform

■過去のサポート実績

2020年11月 大月ブリ 売上高:約4億円 出荷数:約11万件

販売量がピークを迎える年末年始に向けてブリを養殖していたものの、平年では10月時点で年内の販売先が決まるはずが、コロナにより全くその見通しが立たず、困窮されていた水産会社様より連絡がありプロジェクトを開始。

極めて緊急度合いが高かったことに加え、協議の上でできる限りのお求めやすい価格を設定。WEBでの特集ページを制作しSNSで積極的に情報拡散を行ったところ、Twitterにて約8万のリツイート、約14万のいいね!を頂き、メジャーリーガーをはじめとした著名な方のアカウントで拡散して頂いた結果、大きな反響を生みました。スピーディな対応によって需要のピークに間に合わせることができ、4億円を売り上げました。
 

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2020年5月 須崎勘八(カンパチ) 売上高:約1.4億円 出荷数:約3万件

飲食店のコロナ休業により卸先がなくなり、行き場をなくした20万匹の養殖カンパチ。甚大な餌代がかかり存続すら危ぶまれる中、かわうそ市場がブランディングから販売までをサポートしました。須崎市と連携して、同市のマスコットキャラクター「しんじょう君」がTwitterで情報を発信したところ、3.8万リツイート、となるなど大きな反響を生み大幅な売上につながりました。

元より品質に絶対の自信があった野見湾の養殖カンパチだが、ブランド名が無かったため、販促と同時にブランド名も募集。2000件を超える応募の中から「須崎勘八」に決定。その後もリピート購入が続出し、漁協存続の危機を乗り越えられました。
 

 

2020年7月 大谷真鯛 売上高:約600万円 出荷数:約2000件

高知県の主要な養殖漁業である真鯛の養殖も、新型コロナウイルスの影響で大打撃を受け「須崎勘八のように助けて欲しい」と高知かわうそ市場に連絡があり、漁師さんたちと協力して大谷真鯛を販売するキャンペーンを展開。新聞の取材を受け情報が拡散されるなど反響を生み、危機を乗り越えられました。
 

 

2021年12月 足摺天然ぶり 売上高:約1800万円 出荷数:約3700件

平年では秋から冬にかけ多くの需要があるものの、天然ぶりの卸値が暴落した上に燃料費の高騰が加わり、存続すら危ぶまれる状態に。取引価格が大幅に下落している中、一般の市場価格を分析し、お求め安さと生産者の利益とのバランスを取った価格を設定。WEBサイトやSNSにおける宣伝活動により、Twitterでは1万件以上のリツイートを頂くなど大きな反響を得ました。多くの支援を頂いたことで事業は安定し、2022年5月には感謝セールを実施するなど、一本釣り漁の伝統と文化が守られました。
 

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2022年2月 広島産牡蠣 売上高:約700万円 出荷数:約2500件

コロナによって全国の飲食店への卸売が激減しただけでなく、観光業の低迷により地元での需要も大幅に減少。冷凍ではなく冷蔵便を使用し、水揚げ後すぐに出荷することで高い鮮度を保った牡蠣をご自宅で味わえることをSNSで拡散し、また最大22%オフと非常にリーズナブルな価格を設定できたことで大きな反響となりました。
 

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■高知かわうそ市場

株式会社パンクチュアルが運営する、地方の生産者・メーカー自慢の産品を直送でお届けする高知最大級の産直モール。新型コロナウイルスの蔓延により、コロナ禍で苦しむ地方の生産者さんを救う取り組みとして令和2年4月にスタート。多くのメディア様・お客様のご支援もあり、1年間でのべ20万人を超える。

令和2年度 「高知県地場産業賞」・「新型コロナウイルス感染症対策特別賞」を受賞。
URL:https://kochi-kawauso.com

【本件に関するメディア関係者からのお問い合わせ】

高知かわうそ市場/PR担当:楠橋(くすはし)
080-2988-0468/pr@punctual.co.jp

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