土曜日, 5月 18, 2024
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高騰・入手困難が続く化学肥料の事情に対応、国内原料・有機原料肥料・バイオスティミュラントを活用した栽培技術を、オンラインで提供開始

株式会社INGEN(千葉県松戸市)は、高騰・入手困難が続く化学肥料の事情に対応いたしまして、
より安定的な供給が見込める国内原料・有機原料肥料や、バイオスティミュラントを活用した栽培計画の提供を開始いたしました。

 

「肥料をめぐる事情」(農林水産省2022年4月)によると、化学肥料に占める原材料費は63.7%を占めます。主な原材料である尿素・リン安・塩化カリは2021年から2~3倍に高騰し、農業経営において深刻な状況です。
しかし、化学肥料を主体とする栽培と有機原料を主体とする栽培では、作物の生育の様子や土壌微生物など、栽培管理が大きく異なります。そのため、農業者にとって、栽培方法を切り替えても以前と同等以上の品質・収穫量を担保するための技術的な課題が障害となっております。

そこで、当社では、栽培指導・栽培管理コミュニケーションツール「農の相棒Mr.カルテ」上で、
有機原料を主体とする栽培計画や栽培技術を提案することで、技術面から、国内原料・有機原料肥料への切り替えを推進してまいります。

 

高騰・入手困難が続く化学肥料の事情に対応、国内原料・有機原料肥料・バイオスティミュラントを活用した栽培技術を、オンラインで提供開始のサブ画像1_有機原料を使った栽培技術をMr.カルテ上で提供有機原料を使った栽培技術をMr.カルテ上で提供

参考:化学肥料主体の栽培と、有機原料主体の栽培の違い (いちご栽培の例)

 

高騰・入手困難が続く化学肥料の事情に対応、国内原料・有機原料肥料・バイオスティミュラントを活用した栽培技術を、オンラインで提供開始のサブ画像2_有機原料を使った栽培技術をMr.カルテ上で提供有機原料を使った栽培技術をMr.カルテ上で提供

今後の展望


2021年に農水省は、「みどりの⾷料システム戦略」を策定し、この中で「2050年までに輸⼊燃料や化⽯燃料を原料とした化学肥料の使⽤量を30%低減する」⽬標を掲げ、有機物の循環利用や、施肥の効率化・スマート化を推進しております。また、国際的な農産物市場としても、減肥料・減農薬栽培作物やSDGs対応作物需要は高まっております。
有機原料を使った栽培技術農業者にとって、関心の高い内容であるものの、前述のとおり、栽培技術情報が不足しており、切り替えを躊躇してしまう状況です。
当社の農の相棒Mr.カルテを通じて、技術改善に意欲的な農業者が、品質・収穫量をできる限り維持したまま栽培方法の切り替えを行えるよう、サポートしてまいります。

株式会社

INGENについて


INGENは「世界に勝る産地・生産グループの育成」をミッションとして掲げ、2015年に創業した農業ITベンチャーです。農業技術の継承を通じて、「質」「出荷量」ともに安定した強い産地、強い農業ブランド確立を目標に、栽培技術継承の課題に取り組み、オンライン栽培指導サービス「農の相棒Mr.カルテ」を開発・運営しています。
・日本政策投資銀行 DBJ女性起業家コンペ・JAアクセラレーター奨励賞受賞
・千葉県ビジコン・農水省INACOME 大賞受賞
・会社HP https://ingen-inc.com/

報道関係者の方へ


株式会社INGENは、以下について報道関係者様への取材協力、インタビュー等の対応が可能です。
・減化学肥料、減農薬需要に対する、農業者・農業関係者の国内動向
・スマート農業を用いた、若手への農業技術継承に関する取り組み事例紹介
・就農者後の高離農率課題に取り組む農業指導士や若手農業者の事例紹介
 

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