お蚕さんの杜 de イマーシブシルク体験 ~繭から衣・食・住まで 五感で紡ぐ富士川物語~
アシザワ養蚕(所在地:山梨県富士川町、代表:芦澤洋平)とTAKEO株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:齋藤健生)は、株式会社JTBと共同で、2025年10月より山梨県富士川町にて「蚕感日(さんかんび)」を開催いたします。人と蚕の6000年の歴史と未来を五感で楽しむ、観光とはひと味ちがう特別な体験です。

蚕を五感で楽しむ没入体験
「蚕感日(さんかんび)」は、蚕の暮らしを五感で体験できる今までにないツアーです。日本最大級の養蚕農家「アシザワ養蚕」では、約10万頭の蚕が桑を食べる姿を目の前で観察することができます。
真っ白で無防備な蚕が、一心に葉を食べ続ける光景は、命の営みそのものです。多くの蚕が桑をかじる音が合わさった「サー」という音は、人間社会では決して味わえない特別な“生活音”です。さらに、繭のなめらかさを実際に手で感じ、桑畑に漂う青々とした香りを嗅ぎ分けながら、蚕と自然が織りなす世界に没入することができます。
また、茹でたての繭を氷でしめてシンプルに味わう「まゆ刺し」は蚕の新しい可能性を発見できる食の体験です。視・聴・触・香・味―五感すべてで蚕と向き合う体験は、単なるツアーではなく、蚕の命の循環に触れる学びの場にもなります。

6000年の歴史から未来へ
蚕と人との関わりは6000年以上にさかのぼります。牙も爪もなく、ただ桑を食べ続ける小さな存在が、人類の衣・食・文化を支えてきました。「蚕感日」では、その歴史と未来を、150年続く養蚕農家・アシザワ養蚕の6代目、芦澤洋平氏によるレクチャーを通じて学ぶことができます。
なぜ日本では蚕を“お蚕さま”と敬ってきたのか。どのように養蚕文化が地域の暮らしを支えてきたのか。そして、繭や絹がファッションだけでなく、医療や食文化(昆虫食)として新しい可能性を広げているのか―。実際の養蚕現場で学ぶ「あなたの知らない養蚕業の世界」は知的好奇心を刺激する体験です。
私たち人間は、古くから蚕と共に生きてきました。このツアーでは、大地に育つ桑の葉を摘み、蚕が成長し繭をつくる過程、さらに繭を食として味わい私たちの体の一部になるまでを体験していただけます。命がつながる営みを実感するとともに、ツアー後には「蚕感日」限定グッズの販売も予定しています。ぜひお楽しみください!
(アシザワ養蚕 6代目 芦澤洋平)

日帰り or 1泊2日プランをご用意
本ツアーは、参加者のスタイルに合わせて2つのプランをご用意しました。
蚕感日A(シルクの秘密と養蚕の未来を学べる日帰りプラン)
日本最大級の養蚕農家「アシザワ養蚕」で、養蚕の歴史と現場を五感で体験するスタディツアーです。桑の香りに包まれながら蚕の姿や音を観察し、繭や桑にふれて養蚕農家の仕組みを楽しく学びます。
さらに、富士川町の郷土料理「みみ料理」や蚕の繭を使用した「昆虫食」も体験。味覚でも富士川町の文化や養蚕の未来を感じる、五感で学んで楽しめる没入型コンテンツです。
【日程】2025年10月4日(土)~12月28日(日)毎週 月・水・土・日(祝日含む)
【時間】11:10~16:50
【人数】最大30名(最少催行人数9名)
【料金】おひとり様 5,500円(税込)
※詳細日程および応募方法は公式サイトをご確認ください。
※お申込期日はご希望日の5日前までになります。
※満員になり次第、締め切らせていただきます。
蚕感日B(養蚕と富士川の魅力を味わう1泊2日)
日本最大級の養蚕農家「アシザワ養蚕」で養蚕の現場を体感しながら、地域の自然・食・人との交流を楽しむ宿泊プランです。桑の葉を食む音や蚕の姿を間近で観察し、養蚕作業を体験しながら、受け継がれてきた知恵や暮らしを学びます。夜は地域で長く愛される老舗のうなぎ料理を堪能。翌日は富士川町の自然や祭りを巡り、地域の息づかい感じます。「お蚕さま」との体験と、地域の文化に触れる特別な1泊2日です。
【日程】11月8日(土)ー 11月9日(日)
【時間】1日目:11:10~19:40 2日目:自由行動(甲州富士川まつり開催日)
【人数】最大30名(最少催行人数9名)
【料金】おひとり様 19,800円(税込)
※応募方法は公式サイトをご確認ください。
※お申込期日は11月3日(月)までになります。
※満員になり次第、締め切らせていただきます。

ツアー主催・企画会社
【主催】
アシザワ養蚕
「いつの時代も社会に必要とされるお蚕を育てていく」山梨・甲府盆地を見渡す少し高台の蚕室で桑栽培し、お蚕を育て、繭を収穫する150年続く日本最大級の養蚕農家です。
公式HP:https://ashizawa-yousan.jimdofree.com/
TAKEO株式会社
2014年創業の昆虫食専門企業。昆虫が野菜、魚、肉などと同じような食として楽しまれるより豊かな食卓の実現を目指しています。昆虫食飲料「タガメサイダー」などの商品開発や実店舗「TAKEO 浅草本店」の運営まで幅広く展開。人と昆虫食との新しい関係性をデザインしています。
公式HP:http://about.takeo.tokyo/
【旅行企画・実施】
株式会社JTB
JTB は「交流創造事業※」 を事業ドメインとし、全国に広がるネットワークを生かし、さまざまな人流・物流・商流の創造による交流人口の拡大を通じて、地域や観光事業者の課題を解決するお手伝いをしています。人と人、人と場所、人とコトをつなぎ、新たな価値を創出、デジタル&ヒューマンの力で地域に新たなイノベーションを起こすことを追求します。
※「交流創造事業」は(株)JTB の登録商標です。
商品に関するお問い合わせ
株式会社JTB
第二事業部 営業三課
住所:〒163-0426 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビルディング26階
営業時間:月~金曜日 9:30~17:30(土曜・日曜・祝祭日は休業)
総合旅行業務取扱管理者:柳生 太
担当:三ツ井 雄大 徳野 麻里子
TEL:03-5909-8119 FAX:03-5909-8241
E-MAIL:sankanbi@jtb.com
※公式サイトにも「よくあるご質問」をご用意しておりますので、こちらもご確認ください。