木曜日, 8月 28, 2025
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小さな町から新たな挑戦──坂ノ途中、奈良県三宅町で農業の未来を担う人材を育成

~地域おこし協力隊とともに、持続可能な農業の実現を目指す~

環境負荷の小さな農業の普及に取り組む株式会社坂ノ途中(本社:京都市、代表取締役:小野 邦彦)は、奈良県三宅町(町長:森田 浩司)が実施する地域おこし協力隊の募集活動に協力するとともに、採用された協力隊員へのサポートをスタートします。

坂ノ途中は、昨年より同町と業務委託契約を締結し、持続可能な農業の実現に向けた取り組みを進めています。その一環として、このたび地域おこし協力隊募集への協力および採用後の育成サポートを開始しました。

三宅町は奈良県北西部に位置する、全国で2番目に小さな町です。美しい田園風景は町の特徴のひとつとなっており、新たな農業モデルの導入や地域づくりを推進しています。しかし、過疎化や高齢化の進行により、長年受け継がれてきた田園風景の維持が難しくなることが危惧されています。こうした背景のもと、同町は、農業を軸に地域課題の解決と次世代への地域継承を担う人材として、地域おこし協力隊を募集することにしました。

坂ノ途中は、環境負荷の小さい持続可能な農業の普及を目指し、新規就農者をメインパートナーとして農産物の流通・販売を行っています。自治体や大学、企業と連携した調査、研究にも力を入れ、有機農業や新規就農支援に関するデータや知見を蓄積してきました。

今回の取り組みでは、これまでのネットワークや培ってきた知見を活かし、同町の地域おこし協力隊の募集に協力します。さらに、採用後は、隊員が町内での農業活動を着実に進められるよう、現場での技術習得から販路開拓、経営面の相談まで、多面的にサポート。坂ノ途中だからこそ提供できるプログラムを盛り込み、持続可能な農業の担い手づくりに取り組んでいきます。

三宅町公式サイトの募集案内URL:https://www.town.miyake.lg.jp/soshiki/4/1012.html

全国の自治体の方へ

坂ノ途中は、全国約750件の有機農家とのつながりをもち、新規就農者に伴走してきた経験やデータをもとに、有機農業の推進を目的に自治体との連携を行っています。ご関心がありましたら、坂ノ途中の研究室までご連絡ください。

<連携内容>

・地域計画の策定支援および実行支援

・有機農業白書のデータを活用した、産地の強み分析

・新規就農者向け研修や機運醸成

・新規就農者や移住者の誘致施策の立案と実行

<自治体との取り組み事例>

・有機農業の推進に関する包括連携協定を締結(山梨県北杜市)

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000041621.html

・有機農業研修の実施(大阪府泉南市)

・地域おこし協力隊の募集・育成伴走支援(奈良県三宅町)

株式会社坂ノ途中

環境負荷の小さい農業を実践する生産者の増加を目指し、農薬や化学肥料不使用で栽培された農産物の販売を行っています。全国約400軒の生産者と提携し、うち約8割が新規就農者です。「坂ノ途中の研究室」では、自治体や大学、企業と連携した調査や研究、就農希望者向けの研修などを実施。農業分野を代表するソーシャルベンチャーとして事業成長を続けています。

京都市「これからの1000年を紡ぐ企業」、経済産業省「地域未来牽引企業」、「J-Startup Impact」、など、受賞多数。「行政との連携実績のあるスタートアップ100選」にも掲載。

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