金曜日, 8月 15, 2025
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アクプランタ、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)に参加へ

ウガンダ共和国の出展ブースで、自社開発の農業資材「スキーポン」を使った取り組みを紹介

TICADのリーフレットより

アクプランタ(本社・東京都文京区、金鐘明代表取締役CEO)は、2025年8月20日~22日、横浜市で開催される「第9回アフリカ開発会議」(TICAD 9)に参加する運びとなりました。ウガンダ共和国の出展ブースで、弊社開発の農業資材「スキーポン」を使った同国での取り組みなどを紹介する動画を配信させていただくことになりました。

第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)について
開催日程:2025年8月20日(水)~22日(金)

開催場所:横浜市

主催:日本政府

共催:国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行、アフリカ連合委員会(AUC)

TICAD9は、アフリカ開発について議論する首脳級の国際会議です。開催9年目を迎えた今年は、「革新的な課題解決策の共創」をテーマに、「社会」「平和と安定」「経済」の分野で議論が交わされます。日本政府のサイトによると、官民連携の強化促進に向けた議論や、パネル出展ブースでの日本企業による課題解決事例の紹介も実施されます。

TICAD9会場内のウガンダ共和国の出展ブースの位置
ウガンダ共和国の出展ブースは、会場のほぼ中央、「アフリカラウンジ」内のAL15(下図:ピンクの枠で囲んだ部分)にあります。期間中、アクプランタのメンバーも交代で参加し、来場の皆様からのお問い合わせなどに対応します。


〇ウガンダ共和国におけるアクプランタの活動について

スキーポンを試験的に使っていただいた農園の視察=2024年4月

東アフリカの内陸国・ウガンダ共和国は人口の7割が農業に従事、農作物の輸出国として知られています。一方、気候変動の影響を受けて乾季が長期化し、干ばつによる作物の収量に影響が出ています。

アクプランタは、駐日ウガンダ共和国大使館のご紹介で、ウガンダ国立農業研究機関(NARO)と共同研究の覚書を交わし、「スキーポン」を使った作物の生育状況を確認する実証実験を続けてきました。2024年からは同国内での販路開拓に向けた取り組みが本格化、現在は同国で販売する際に必要な製品登録の審査がすすんでいます。2025年には経済産業省の「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」にも採択され、同国での取り組みは今後さらに広がっていく見通しです。また、Robinah Nabbanja首相との懇談をはじめ、同国でのスキーポンの事業展開の可能性について閣僚・次官級と協議を重ねています。

これまでに同国の新聞・テレビやニュースサイトでも掲載され、気候変動下での作物の安定供給に向けた、新たな栽培技術として大きな期待をいただいております。食糧における気候変動対策が世界的に急務ななか、TICAD9で、アクプランタの取
り組みを知っていただく機会をいただき、深く感謝しております。


【参考】ウガンダの現地メディアの関連記事

Youtube: 

https://www.youtube.com/watch?v=jCo1tss1mVY

President Museveni meets Japanese investor over fertiliser project – New Vision Official: 

https://www.newvision.co.ug/category/news/president-museveni-meets-japanese-investor-ov-NV_186631

Planta’s biostimulants induce plant drought tolerance – UG Diplomat: 

https://ugdiplomat.com/museveni-meets-japans-ac-planta-boss-welcomes-agric-tech-proposals-for-crop-resilience/

ウガンダの渡航に関する弊社のニュース(最新記事を抜粋)

https://ac-planta.com/news/20250130/

https://ac-planta.com/news/20240910_2/

https://ac-planta.com/news/20240910_1/

〇高温・乾燥耐性資材「スキーポン」について

「スキーポン」は、酢酸(酢の主成分)の作用を活用した農業資材です。酢酸の作用で、植物の乾燥や高温への耐性を高めることで、収量や品質の維持、節水に繋げます。

〇アクプランタ株式会社について

創業者・CEO代表取締役社長の金鍾明が、理化学研究所の研究員だった2017年、学術誌「Nature Plants」に発表した、植物の高温及び乾燥耐性を高める酢酸の作用を活用した農業資材「スキーポン」を開発したアグリバイオスタートアップです。気候変動や減農薬・減化学肥料の需要の高まりを背景に、国外では米国やウガンダなど14カ国で、スキーポンによる高温・乾燥対策の実証実験に取り組んでいます。

国内ではJAふじ伊豆(静岡県)、群馬、愛知、和歌山の各県農業試験場、全国各地の農家、農業グループ、企業などと取り組んでいます。第6回 アグリテックグランプリ最優秀賞/第1回JAアクセラレーター優秀賞/AgriFood SBIRピッチ2023ビジネス構想最優秀賞、日本経済新聞社主催「超DXサミット インパクトピッチ」日経賞など、受賞多数。

〇会社概要

本社所在地:〒113-0034 東京都文京区湯島2-16-9 ちどりビル3F

設立年月日:2018年2月7日

事業内容:乾燥・高温・塩害耐性を備えた農業資材の研究開発、製造及び販売、農業用資材、芝生用資材、園芸用資材、森林用資材、緑化用資材の製造及び販売、植物工場や農場での節水等システム管理

ホームページ:https://ac-planta.com/

〇お問い合わせ先

アクプランタ広報担当:info@ac-planta.com

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