原料圃(ほ)場も訪問し作り手と交流
パルシステム連合会(本部:新宿区大久保、理事長:渋澤温之)は8月4日(月)、栃木県那須塩原市にあるカゴメ株式会社(本社:愛知県名古屋市、山口聡代表取締役社長)の那須工場を利用者とともに訪問しました。9月に発売予定の「旬を味わう国産トマトジュース(食塩無添加)」の製造ラインや、原料生産契約農家の圃場を視察し、畑で育ったトマトが商品になるまでの工程を確認しました。
リコピン豊富な加工用トマト収穫体験も
視察はパルシステムオリジナル商品の「旬を味わう国産トマトジュース(食塩無添加)」の9月発売にあわせ、利用者とともに商品や産地への理解を深めるために開催しました。カゴメ株式会社と商流を担う国分首都圏株式会社(本社:東京都中央区、南博貴代表取締役社長執行役員)も参加し、パルシステム利用者と役職員17人とともに計24人が視察しました。加工用トマトを栽培する契約農家の圃場やジュースを製造する那須工場を訪れ、組織を越えて交流を深めました。
圃場では、国内の契約農家をサポートするカゴメ野菜原料部の「フィールドパーソン」から説明を受け、加工用トマトを収穫しました。生食用と比べ赤い色素成分のリコピンを約3倍多く含み、運搬や工場内の洗浄に耐える硬めの皮になるよう改良された品種です。炎天下の露地栽培で手作業による収穫を体験した参加者からは、生産者へ感謝の思いがこぼれました。

ジュースになるまでの徹底した品質管理を確認
参加者一同は、那須工場でカゴメの歴史や工場の概要を説明する動画を視聴したのち、東京ドーム3個分の面積を有する敷地内を約90分かけて視察しました。生産ラインに投入されたトマトがジュースに加工され、容器に詰めた商品になるまでの一連の工程を見学し、徹底した品質管理と効率化の工夫を確かめました。
見学後は、濃縮還元の「カゴメトマトジュース(食塩無添加)」と、9月から発売するストレートの「旬を味わう国産トマトジュース(食塩無添加)」を試飲して味の違いを楽しみました。
参加者からは新商品に対し「酸味が感じられるトマト本来の味わい」「さっぱりしていて夏にちょうどいい」などの感想がありました。新商品は、8月25日(月)から注文受付を開始します。


パルシステムはこれからも、商品の開発や改善に当たり積極的に国産原料を採用し、国内の作り手応援と国内自給率向上に貢献していきます。


パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:渋澤温之
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,604.2億円/組合員総数176.2万人(2025年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal-system.co.jp/
