7月5日国際協同組合デーを前に
パルシステム生活協同組合連合会(本部:東京都新宿大久保 代表:渋澤温之)は、6月22日(日)から28日(土)まで、利用者を対象に「国際協同組合年」に関するインターネット調査を実施しました。協同組合へのイメージは「民主的」「声を反映している」などおおむね好意的で、7割近くの利用者が「生協の活動に参加したい」と回答しました。

「協同組合」は利用者による民主的組織
「国際協同組合年」を知っていたのは、聞いたことがある程度の人を含め15.9%でした。「協同組合」のイメージを問うと、利用者自身が運営に参加する民主的組織との回答が7割を超えた一方で、1割以上からわからないとの回答がありました。パルシステムが「生活協同組合」であることを認識して加入した人は85.5%でした。
生協の活動に関しては、およそ7割にあたる69.7%がなんらかの形で参加したい意向を示しました。なかでも「商品モニターや商品開発への参加」(28.4%)や「賦課金付きの商品の購入」(21.4%)といった商品関連の活動に関心が集まりました。ほかにも「産地見学や生産者との交流」(18.9%)「募金やカンパへの参加」(18.0%)など、身近にできることで参加したい傾向がうかがえました。
自由回答欄には外出が難しいという声も複数ありました。「以前、zoomでの講義が役立ちました。気軽に外出できないのでもっと活用して」といった声や「ポイントを募金」というコメントも見られました。




「協同=つながり」があってよかった
調査では、パルシステムに加入してよかったことも聞きました。「安全・安心な食材が手に入る」との回答が最も多く、次いで「環境や社会に配慮した消費ができる」との結果になりました。自由回答では「玄関先まで商品を届けてくれるので助かっています」「買い物に行かずに済むので、子どもと遊ぶ時間をたくさんとれる」など、宅配サービスへのコメントが多くありました。「自然災害にあった地域の生産者の状況などが分かり、募金や購入で微力ながら協力できる」「手頃な値段で有機の食材が手に入る」などの感想がありました。

【調査概要】
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調査件名:「国際協同組合年」についてのアンケート
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調査期間:2025年6月22日(日)~28日(土)
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調査対象:パルシステム利用者 注文完了者からランダムに抽出
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調査方法:インターネット調査
【回答者】
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回答者数:1,255人


2025国際協同組合年に人と人の「つながりで超えてく」
国連は、2012年に続き2025年を2回目の国際協同組合年(International Year of Cooperatives=IYC)とすることを定めました。生協は協同組合のひとつです。パルシステムは社会の課題解決や暮らしの困りごとを、人と人とのつながりで解決する活動を紹介するため「つながりで超えてく」特設ページを公開しました。「超えてく」は、パルシステム利用者と生産者によるサステナブルアクションの名称です。既成の枠にとらわれず、もっといい明日に向かって進んでいこうと2022年度から呼びかけ、4年目を迎えました。食料自給率向上や再生可能エネルギー普及など、社会や環境に良いことを自分らしく選ぶ機会を積極的に作り、消費者と生産者相互の交流を提案しています。利用者自身が声を出し、社会を変えるきっかけづくりを目指しています。
▼「つながりで超えてく」
https://www.pal-system.co.jp/koeteku/cooperation/
協同組合のことを知って楽しむ7月5日(土)「協同組合フェスティバル」
パルシステム連合会が出展する「協同組合フェスティバル」が、7月5日(土)10時から16時まで、東京・有楽町の東京国際フォーラム(千代田区丸の内)で開催されます。農林水産業や金融、流通、観光、福祉など、さまざまな分野で活動する協同組合関連の約40団体が出展し、農産物の直売やサンプルの配布、体験型の活動展示が楽しめます。
▼関連リンク
https://information.pal-system.co.jp/press/250620-cooperativefestival/

パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:渋澤温之
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,604.2億円/組合員総数176.2万人(2025年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal-system.co.jp/
