おいしさ・高栄養価・手軽かつ買い置きニーズに応えるwithコロナにマッチした冷凍ブルーベリーの支持拡大
- コロナ感染拡大以降、冷凍食品の人気はさらに向上 ステイホームでの手作りスイーツ需要?冷凍輸入果実も堅調を維持
コロナのワクチン接種が進み、withコロナへと大きく舵をきりはじめた2021年下期。外食回帰の動きもある一方、密をさけ自宅で食事をとる動きは引き続き顕著にみられます。コロナが長引くなかで、買い物を控えるため、一度に大量に食料品を購入する買いだめ傾向がみられ、なかでも長期間保存可能で手軽に食べることができる冷凍食品の人気は高まっています。冷凍調理食品の世帯支出額は、コロナ前の2019年は7,817円だったのに対し、コロナが広まる2020年には8,787円とこの20年で最も大きな伸び率となりました※1。2021年もコロナの感染拡大に伴い、引き続きこの傾向は続いていると考えられます。
さらに、冷凍食品カテゴリーでは、輸入冷凍野菜が2020年は昨対94.7%の輸入量であったのに対し、輸入冷凍果実は昨対101.6%とアップしました※2。コロナにおいて外食産業等が低迷するなかでも冷凍輸入果実は堅調を維持しているのは、ステイホームでの手作りスイーツなど、家庭内での消費が増加していると予想されます。
※1 総務省家計調査:1世帯当たり年間の品目別支出金額(二人以上の世帯)
※2 財務省調べ
- シルバーバレーファームの冷凍ブルーベリーは、コロナ以降好調をキープ withコロナの食生活にマッチした食品として認知拡大、業務用材料として新規顧客増加
シルバーバレーファームは、海外では栄養価の高いスーパーフードとして人気があるブルーベリーを日本でもより日常的に食べてもらいたいと、ブルーベリーの栄養価や健康効果を日本向けに発信するプロジェクト「Blueberry Life Lab(ブルーベリーライフラボ)」を立ち上げ、冷凍ブルーベリーの普及に努めてきました。おいしさをはじめ、ヘルシーさ、手軽さ、保存性など、コロナ以降の生活にフィットした食材であるという点が認知され、家庭内需要が増え、コンビニエンスストアや量販店など小売店での販売が広がっていると考えられます。
2021年産ブルーベリーは、収穫直前の熱波による影響も少しありながら、出荷量としては昨年同等をキープしています。マフィンやジャムといった加工品の材料として、品質の良さ・安定供給などが評価され、業務用の新規顧客も増加しています。
来年の日本への出荷量については、新たに20%増加を目標としています。そして、その新たなターゲットに向けて、現在畑の準備を行っています。
- ブルーベリー生産最大手の一社「シルバーバレーファーム」について
カナダのブリティッシュコロンビア州に農園があるシルバーバレーファーム社は、北米のブルーベリー生産最大手の一社です。ビリン家が1981年に創業した農園が起源です。創業当時は21エーカー(約8ヘクタール)だった直営農場は、今日では525エーカー(約212ヘクタール)となり、契約農家もあわせると2800エーカー(約1133ヘクタール)にのぼる農地で栽培しています。
2004年からブルーベリーのパッケージ加工まで手掛けるようになり、2010年からカナダ国内で冷凍ブルーベリーを「SNOWCREST」ブランドとして出荷開始。有名スーパーの冷凍コーナーで販売されています。「農業を楽しむこと」にこだわり、ブルーベリー作物の生産から、冷凍加工、パッケージング、OEM・自社ブランドでの展開まで一気通貫で行っています。特に、農場での栽培段階での品質を重視し、ブルーベリーの木のケアや、栽培方法・収穫方法などを常に研究・発展させています。地域の環境にも配慮した栽培方法を研究し、ブルーベリー生産をサステイナブルな事業にすることを心がけています。消費者・地域へ貢献しながら、ブルーベリーを普及させることを目指しています。
2020年、日本市場に向けて「Blueberry Life Lab」プロジェクトを立ち上げました。
社名:シルバーバレーファーム / Silver Valley Farms Ltd.
所在地:カナダ ブリティッシュコロンビア州メープルリッジ / 21515 128th Avenue, Maple Ridge British Columbia, Canada
代表:レイ・ビリン 代表取締役社長 / Ray Biln PRESIDENT
事業:ブルーベリー・イチゴの生産・加工・販売