
自社運営の「鎌田圃場」

アクプランタ(本社:東京都文京区、金鍾明代表取締役CEO)は自社運営の「鎌田圃場」で、今シーズンの作物栽培を本格的に始めました。
同圃場は、農作物へのスキーポンの効果を測定する試験圃場として活用しています。
今シーズンは、2月末にジャガイモを植えて栽培がスタート。種芋を植える際、スキーポンの処理方法を数パターンに分けて、その効果や生育の違いを調査しています。加えて、生育途中でスキーポンを追加散布した区画も設定し、その後の各区画のジャガイモの生育状況を観察しているところです。5月にはダイズも植える予定です。
また、今年からは圃場に携わるメンバーも増えました。主担当は、弊社の特別研究員、小柴共一・元東京都立大学教授。農作物の栽培実験の経験が豊富な研究スタッフも今季から新たに加わり、5-6人の体制を組んでいます。
実験室と生産圃場をつなげる知見の蓄積を目指し、今年も栽培に励む所存です。
〇高温・乾燥耐性資材「スキーポン」について

「スキーポン」は、酢酸(酢の主成分)の作用を活用した農業資材です。酢酸の作用で、植物の乾燥や高温への耐性を高めることで、収量や品質の維持、節水に繋げます。
〇アクプランタ株式会社について
創業者・CEO代表取締役社長の金鍾明が、理化学研究所の研究員だった2017年、学術誌「Nature Plants」に発表した、植物の高温及び乾燥耐性を高める酢酸の作用を活用した農業資材「スキーポン」を開発したアグリバイオスタートアップです。気候変動や減農薬・減化学肥料の需要の高まりを背景に、国外では米国やウガンダなど14カ国で、スキーポンによる高温・乾燥対策の実証実験に取り組んでいます。
国内ではJAふじ伊豆(静岡県)、群馬、愛知、和歌山の各県農業試験場、全国各地の農家、農業グループ、企業などと取り組んでいます。第6回 アグリテックグランプリ最優秀賞/第1回JAアクセラレーター優秀賞/AgriFood SBIRピッチ2023ビジネス構想最優秀賞、日本経済新聞社主催「超DXサミット インパクトピッチ」日経賞など、受賞多数。
本社所在地:〒113-0034 東京都文京区湯島2-16-9 ちどりビル3F
設立年月日:2018年2月7日
事業内容:乾燥・高温・塩害耐性を備えた農業資材の研究開発、製造及び販売、農業用資材、芝生用資材、園芸用資材、森林用資材、緑化用資材の製造及び販売、植物工場や農場での節水等システム管理
ホームページ:https://ac-planta.com/
〇お問い合わせ先
アクプランタ広報担当:info@ac-planta.com