火曜日, 4月 29, 2025
ホームイベント東京ドーム15個分!過去最大規模のスキーポン実証試験を米カリフォルニア州で開始

東京ドーム15個分!過去最大規模のスキーポン実証試験を米カリフォルニア州で開始

 トマトの大規模圃場での効果的な施用手法の確立へ

実証実験が行われるトマトの大規模圃場


株式会社アクプランタ(本社:東京都文京区、代表取締役CEO:金 鍾明)は、2025年4月、米国カリフォルニア州セントラルバレー地域にて、当社開発の農業資材「スキーポン」の大規模実証試験を開始いたしました。本試験は、米国での大規模トマト栽培地域において、スキーポンを適用した際の効果を検証することを目的としています。

今回の実証圃場の面積は約70ヘクタール(東京ドーム約15個分)に及び、当社としては過去最大規模の試験となります。圃場は、スキーポン未使用の通常栽培区画と、スキーポン散布区画に分け、両区画間の生育状況や収量等の比較を通じて、同製品の有効性を評価いたします。

本試験の成果は、トマト栽培の一大産地であるカリフォルニア州で、スキーポンがソリューションとして普及していくかどうかを占う重要な試金石になると考えております。また、本試験を通じ、トマトの大規模露地栽培におけるスキーポンの最適な施用方法を体系的に確立し、今後の導入展開に資する運用モデルの構築を目指してまいります。

本実証試験の詳細な評価結果は、2025年夏頃に報告を予定しております。今後の展開にご注目ください。

〇高温・乾燥耐性資材「スキーポン」について

「スキーポン」は、酢酸(酢の主成分)の作用を活用した農業資材です。酢酸の作用で、植物の乾燥や高温への耐性を高めることで、収量や品質の維持、節水に繋げます。

〇アクプランタ株式会社について

創業者・CEO代表取締役社長の金鍾明が、理化学研究所の研究員だった2017年、学術誌「Nature Plants」に発表した、植物の高温及び乾燥耐性を高める酢酸の作用を活用した農業資材「スキーポン」を開発したアグリバイオスタートアップです。気候変動や減農薬・減化学肥料の需要の高まりを背景に、国外では米国やウガンダなど14カ国で、スキーポンによる高温・乾燥対策の実証実験に取り組んでいます。

国内ではJAふじ伊豆(静岡県)、群馬、愛知、和歌山の各県農業試験場、全国各地の農家、農業グループ、企業などと取り組んでいます。第6回 アグリテックグランプリ最優秀賞/第1回JAアクセラレーター優秀賞/AgriFood SBIRピッチ2023ビジネス構想最優秀賞、日本経済新聞社主催「超DXサミット インパクトピッチ」日経賞など、受賞多数。
〇会社概要

本社所在地:〒113-0034 東京都文京区湯島2-16-9 ちどりビル3F

設立年月日:2018年2月7日

事業内容:乾燥・高温・塩害耐性を備えた農業資材の研究開発、製造及び販売、農業用資材、芝生用資材、園芸用資材、森林用資材、緑化用資材の製造及び販売、植物工場や農場での節水等システム管理

ホームページ:https://ac-planta.com/

〇お問い合わせ先

アクプランタ広報担当:info@ac-planta.com

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