木曜日, 3月 6, 2025
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奄美産バニラビーンズを全国に、そして世界に届けたい!AMAMIバリュープロデュースがクラウドファンディングを開始しました

非営利活動法人ZESDA(代表理事:桜庭大輔、所在地:東京都中央区、以下ZESDA)は、鹿児島県奄美地域をプロデュースする奄美プロジェクトを実施しています。今回、ZESDAが奄美プロジェクトの一環で支援している合同会社AMAMIバリュープロデュース(代表:林晋太郎)が、奄美大島にあるバニラ栽培施設の災害復旧に向けて、クラウドファンディングを開始しましたので、お知らせします。


■AMAMIバリュープロデュース

『AMAMIバリュープロデュース』は、世界自然遺産の島『奄美大島』で「新しい価値=Value」を「創造する=Produce」を理念として、スイーツの原材料となるバニラビーンズの栽培にチャレンジする合同会社です。バニラビーンズを奄美大島で生産できるようにすることで、日本全国の製菓事業者様やお菓子作りが好きな方々がバニラを気軽に使用することができる、そしてそうやって作られた魅力的で美味しいスイーツを誰もが気軽に食べることができる、そんな世の中を目指しています。

■バニラビーンズの市場環境

バニラビーンズは元々は中南米が原産とされる植物であり、その果実をキュアリングと呼ばれる特殊な加工プロセスにより作られるスパイスの一種です。現在ではマダガスカルが世界最大の生産地となっており、次いでインドネシアなどが主要な産地となっていて、日本ではそのほとんどが輸入に頼っているのが現状です。しかし、2014年、2015年頃からバニラの国際価格が高騰、世界的なバニラ不足が生じています。そのため、一時期は驚くほど高価な価格となってしまったことから、バニラビーンズは「銀より高いスパイス」又は「スパイスの女王」などと呼ばれています。

■奄美産バニラビーンズ

2019年、林代表は海外赴任で訪れたタンザニアのバニラ農園を見た際に、バニラビーンズが奄美大島と同じ風景で栽培されていることに気が付きました。「もしかすると、奄美でも栽培ができるかもしれない」、そう思ったのが事業を始めたきっかけでした。

そして、2022年に故郷の奄美大島で本格的なバニラ栽培に着手。地域の農業者の皆様から多大なご支援をいただきながら少しずつ農地を切り拓いていき、最終的に1,700本ほどのバニラの苗が植えられた農園を開設しました。

さらに、2023年10月、奄美空港の近くに、奄美の食材とバニラをコンセプトとした『AMAMIバニラファームカフェPolePole』をオープン。カフェでは、奄美の食材を活用したお土産・ギフト商品の製造・販売を行っています。

▲1,700本のバニラが育つ農園
▲AMAMIバニラファームカフェPolePole

■クラウドファンディング概要と資金の使い道

今回のクラウドファンディングでご協力いただいた資金は、昨年の台風で被害を受けた農園施設の復旧費用や、栽培規模の拡大に必要な経費として活用させていただきます。

・目標金額 :1,000,000円

・支援リターン: 4,000円~ 各種リターンをご用意しています

・支援募集期間: 2025年3月25日まで

・詳細及び支援申込: https://camp-fire.jp/projects/801900/view

■NPO法人ZESDA『奄美プロジェクト』

ZESDAは、奄美大島で栽培されるバニラビーンズの国内・海外展開事業の支援をはじめとして、鹿児島県奄美地域でのプロデュース活動に取り組んでいます。

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