食×web3「コミュニティ」が支える農業の未来をテーマに講義
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株式会社農情人(本社:千葉県船橋市、代表取締役社長:甲斐雄一郎)は、大妻女子大学キャリア教育センターが主催する大妻マネジメントアカデミー(OMA)の講師に就任したことをお知らせいたします。
就任の背景
大妻女子大学は、社会の変化に柔軟に対応し、ビジネス、地域社会、そして家庭でリーダーシップを発揮できる女性の育成を教育目標に掲げています。その具体的な取り組みとして、全学部の学生・卒業生を対象とした、実践的な学びの場「大妻マネジメントアカデミー(OMA)」を設けています。
https://www.cec.otsuma.ac.jp/oma
近年、web3技術は目覚ましい発展を遂げ、あらゆる産業に革新をもたらす可能性を秘めています。とりわけ農業分野においては、生産から消費までのサプライチェーン全体を変革し、持続可能な農業の実現に貢献する技術として、web3への期待が高まっています。
株式会社農情人は、「農業×新技術」の領域で先駆的な取り組みを続け、web3技術を活用した農業の新しい形を提案してきました。今回の講師就任は、OMAがweb3という新しい分野を積極的に取り入れ、学生に最先端の学びを提供するという方針と、株式会社農情人が持つweb3と農業に関する専門知識・実践経験が合致したことによるものです。
本講義を通じて、学生がweb3技術を農業分野に応用する力を養い、将来、社会が直面する課題を解決に導くイノベーターへと成長することを強く期待しています。
講義概要
本講義は、急速に社会実装が進むweb3技術に着目し、全2回にわたりその基礎知識の習得から、農業分野における具体的な活用事例の紹介、さらには実践的な応用までを網羅します。web3がもたらす新たな可能性を探求することで、受講生が既存の枠組みにとらわれない革新的な発想力を養い、将来、食と農業を取り巻く社会課題の解決に貢献できる人材へと成長することを目的としています。
第1回:食×web3「コミュニティ」が支える農業の未来
日時:2025年11月1日(土)5限
目的:web3の基本概念を理解し、農業分野での活用事例を通して、その可能性に興味・関心を喚起。
内容:
・web3の基本概念(ブロックチェーン、NFT、DAO等)の解説
・Metagri研究所の事例紹介(NFTを活用した販売促進、コミュニティ形成など)
・NFT受け取り体験ワークショップ
・次回講義の説明
第2回:農業の未来を創るweb3アイデアソン
日時:2025年11月15日(土)5限
目的:web3技術を活用した農業分野の課題解決策や新たな価値創造のアイデアを創出し、発表する実践的演習。問題解決能力、協調性、プレゼンテーション能力の育成。
内容:
・グループワーク形式でのアイデア創出
・アイデア発表と共有
・NFTを用いた投票
・優秀アイデア選出
※講義内容については、現時点での予定であり、変更となる可能性があります。
講義を通して期待される成果
本講義では、学生がweb3技術への理解を深め、既存の枠組みにとらわれない革新的な発想力を養うことを目指します。農業という社会的に重要な分野にweb3の視点を取り入れ、社会課題の解決に貢献できる人材育成に繋げます。また、アイデアソン形式により、学生の主体的な学びを促進し、将来のキャリア形成における選択肢を広げる一助となることを期待します。希望者には、Metagri研究所コミュニティへの参加を促し、継続的な学習機会や実践の機会を提供します。
大妻マネジメントアカデミー(OMA)について
大妻女子大学キャリア教育センターが企画・運営する、ビジネスの世界で役立つ知識やスキルを総合的に習得することを目的とした学内ダブルスクールです。産業構造や社会構造の変化に対応し、ビジネス社会、地域社会、家庭で活躍していく女性のために、従来の学部等での授業と並行して全学部の学生、卒業生を対象に平成23年春に開講した、10年以上の歴史のある講座です。
OMA公式ページ:https://www.cec.otsuma.ac.jp/oma
講師プロフィール
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甲斐 雄一郎
株式会社農情人 代表取締役。 2021年8月に農情人を創業し、「農業×情報×人財」を軸にコンサルティング事業を手掛ける。日経xTREND、Forbes Japan、時事通信、日本農業新聞などで取材。著書『シンNFT戦略』。