一般社団法人農山漁村文化協会(略称:農文協、本社:埼玉県戸田市)は、2025年2月27日(木)に、『みんなの有機農業技術大事典』の発刊記念セミナー「連続講座 耕さない農業」第2回を開催します。
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2025年3月10日、一般社団法人農山漁村文化協会(略称:農文協、本社:埼玉県戸田市)は、『みんなの有機農業技術大事典』を発刊します。この発刊を記念して、「連続講座 耕さない農業」(全3回+特別回)を企画しました。第1回目は1/28(火)、第2回は2/27(木)、特別回は3/12(水)、第3回は3/26(水)にそれぞれ開催いたします。
セミナー第1回の開催レポートは、農文協のnoteに掲載しています。
https://note.com/nobunkyou/n/n665564b802eb
2/27(木)に開催する第2回「大地再生農業の現場から」は、北海道美幌町での開催が決定。北海道長沼町で長年「リジェネラティブ農業(大地再生農業)」を実践するメノビレッジ長沼のレイモンド・エップ氏と荒谷明子氏を講師としてお招きし、リジェネラティブ農業の実践により土・作物・経営がどう変わってきたかお話いただきます。
また、メノビレッジ長沼では、北海道を起点に各地でリジェネラティブ農業の実践ワークショップ「大地再生の旅」を主宰しており、その活動は全国に広がっています。今回はこのワークショップに参加するメンバーの皆さんもお招きし、それぞれの実践報告もいただきます。
本セミナーは会場とオンラインの同時開催です。皆様のご参加を心からお待ちしております。
イベントの詳細
開催場所 |
会場/オンライン同時開催 【会場参加の場合】北海道・美幌町民会館(北海道網走郡美幌町東2条北4丁目) |
開催日時 |
2025年2月27日(木) 15:00~17:00 |
参加費用 |
2,500円(税込) (全3回+特別回一括申し込み[税込6,000円]、または『みんなの有機農業技術大事典』の予約特典[税込1,000円]の適用をご希望の場合は、こちらよりお申し込みください。https://nbk-fukouki1.peatix.com/view) |
登壇者 |
レイモンド・エップ氏、荒谷明子氏(メノビレッジ長沼) 「大地再生の旅」参加農家の皆さん |
申込締切 |
会場参加 2025年2月23日(日)まで オンライン参加 開始時点[2025年2月27日(木)15:00]まで |
定員 |
会場参加 先着若干名様 オンライン参加 300名様 |
概要 |
耕耘をできる限り控え、緑肥を活かして土を被覆し、土の健康を取り戻す「リジェネラティブ農業(大地再生農業)」。長沼町でこれを実践してきたレイモンド氏・荒谷氏と、そのワークショップ「大地再生の旅」メンバー農家の皆さんが報告します。リジェネラティブ農業を取り入れたことで土が、作物が、経営が、そして農業に対する考え方がどう変わってきたかをお話しいただきます。 |
事前登録や参加申込方法 |
プログラム
14:20〜 開場
15:00〜15:10 ガイダンス、ご挨拶
15:10〜16:30 セミナー(レイモンド・エップ氏、荒谷明子氏、「大地再生の旅」参加農家の皆さん)
16:30〜17:00 質疑応答
※終了時刻は若干延長する可能性がございます。
※プログラムの内容は予告なく変更となる可能性がございます。
登壇者紹介
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レイモンド・エップ氏、荒谷明子氏(メノビレッジ長沼)
北海道長沼町で20年以上にわたり有機農業やCSA(Community Supported Agriculture、地域で分かちあう農業)を実践。近年は省耕起&緑肥にヒツジ・牛も組み込んで土の健康を取り戻す「リジェネラティブ農業(大地再生農業)」に取り組む。麦、水稲、牧草、カバークロップや野菜、大豆など18haを経営。『月刊 現代農業』に「レイモンドからの手紙」を連載中。
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「大地再生の旅」メンバーの皆さん
2024年春から開催されているワークショップ「大地再生の旅」に参加するメンバーの皆様。メンバーのほとんどは、北海道をはじめとする各地で農業を営む
『みんなの有機農業技術大事典』について
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2025年3月10日発刊、『みんなの有機農業技術大事典』(農文協)
化学肥料や農薬を減らそうと農家や研究者が試行錯誤して紡いだ有機農業の技術。本書はその集大成である。「共通技術編」では、有機農業の歴史や世界での広がり、地球温暖化防止や生物多様性維持に果たす役割のほか、緑肥や天敵利用、不耕起栽培や微生物活用などの基本技術を紹介。モミガラや米ヌカ、堆肥などの有機資材、納豆や米ヌカ、石灰や木酢液を利用した防除技術も解説する。「作物別編」では、水田や畑作物、野菜や花、果樹や茶、畜産の技術を品目ごとに網羅。執筆者約300人、農家約150人が登場する、みどり戦略時代必携の書である