1、背景
近年、農業関連の環境負荷が高いことが問題視されるようになり、国際的に持続可能で環境負荷が低い食料システムの構築が求められています。そのような中、「未来の農をつくる」というコンセプトを掲げている豊橋市と、TOWINGは2024年2月に協定を締結しました。この協定が本プラントの建設に繋がりました。本プラントで生産する「宙炭」は、未利用バイオマスを優れた土壌改良資材にアップサイクルできるだけでなく、農業の環境負荷を大幅に低減することもできます。
(株式会社TOWINGと豊橋市による持続可能な地域農業の実現に向けた取組みに関する協定締結について)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000081010.html
また本プラントの開発にあたり、TOWINGの資本・業務提携先である東邦ガス社のご支援のもと、同社グループが保有するプラントエンジニアリングの知見やノウハウを提供いただきました。また、東邦ガス社には東海地区初の宙炭農地施用によって創出されたJ-クレジットを購入いただきました。
(株式会社TOWINGと東邦ガス株式会社との「サステナブルな次世代農業を起点とする超循環社会の実現に向けた業務提携」について)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000081010.html
今後も豊橋市、東邦ガスグループと共に持続可能な農業を中心とした超循環社会の実現に資する取り組みを目指してまいります。
2、プラントの概要
所在地:〒441-8077 愛知県豊橋市神野新田町中島75−2
3、株式会社TOWINGについて
「持続可能な超循環型農業を地球・宇宙双方で実現する」をミッションに掲げる、2020年2月創業の名古屋大学発インパクトスタートアップです。地域の未利用バイオマスの炭化物に同社が保有する土壌由来の微生物群を効率的に選別・培養する技術を用いて実現した農業資材、高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」を開発・販売しています。農地に施用すると、作物の品質や収穫量向上、温室効果ガス排出量削減や、資源循環の促進などが可能です。農林水産省みどりの食料システム法基盤確立認定事業者であり、2022年度「STI for SDGs」アワード 文部科学大臣賞など受賞多数。
HP:https://towing.co.jp/
<TOWINGの概要>
住所 |
〒464-8601 愛知県名古屋市千種区不老町1番 国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学インキュベーション施設 |
代表者 |
西田 宏平 |
設立年月日 |
2020年2月27日 |
URL |
<本件に関するお問い合わせ>
バイオ炭やJ-クレジット、カーボンインセッティング について
株式会社TOWING 人事広報部 広報チーム
以下のフォームよりお問い合わせください。
お問い合わせフォーム:https://forms.gle/K3KxyC4WAGPbqu7M9