北海道を起点に、「一次産業・食」分野でのイノベーション創出を目指す2社が採択
北海道からグローバルを目指すスタートアップを生み育てるエコシステムの実現を目指す STARTUP HOKKAIDO実行委員会（所在地：北海道札幌市、実行委員長 土田美那、以下「STARTUP HOKKAIDO」）は、ＪＡグループの一般社団法人AgVenture Lab（東京都千代田区、代表理事理事長：荻野浩輝、以下「あぐラボ」）と協働し、注力分野とする「一次産業・食領域」でのスタートアップ創出、事業成長サポートを展開しています。
取り組みの一環として、あぐラボが展開する「JAアクセラレーター」内に初めてとなる「北海道枠」を創設。北海道内を中心にビジネスの実証実験を展開する２社を採択しました。北海道枠採択チームは、STARTUP HOKKAIDOによるサポートに加え、ホクレン農業協同組合連合会や全国農業協同組合連合会、農林中央金庫の職員による伴走支援を得ながら、約５か月間のプログラムを通じて、事業のさらなる成長を目指します。
■JAアクセラレーター第6期「北海道枠」採択チーム
NoMy Japan合同会社（所在地：北海道札幌市、職務執行者：David Andrew Quist）
「自然の循環に根ざす食料システム」
ノルウェー・オスロに本社を置く発酵科学のリーディングカンパニー、Norwegian Mycelium ASが2024年1月に設立。食品加工のプロセスで生じる副産物を高タンパク源となる菌糸体プロテインに転換し、食品や飼料など高付加価値の商品にアップサイクルする技術を開発。新たな代替タンパク商品市場を開拓しながら、エネルギーや水資源の使用量を削減し、経済的・環境的・社会的なインパクトを追求しています。
株式会社 Perma Future（所在地：静岡県沼津市、代表取締役：池田 航介）
「農業ワーケーションののの(No 農 No Life)」
「農への仕切りを限りなく低くする」をビジョンに掲げ、農業・酪農・漁業・林業とワーケーションを組み合わせた新サービス「No 農 No LIFE（略称：ののの）」を展開しています。一日のうち半分は農作業などのお手伝い、残り半分はワーケーションや観光などの時間をとることができ、普段の生活では味わえない非日常な体験をすることができます。
北海道枠採択チームらが登壇する成果発表会を開催！！
STARTUP HOKKAIDOでは、本取り組みの成果発表に加え、北海道内で実証実験を展開する一次産業・食関連のスタートアップの取り組みを発信する成果発表イベント（Demo Day)を11月11日（月）にDeep Tech CORE（札幌市中央区北５条西５丁目１−5 JR55SAPPOROビル8F、）に開催予定です。イベントの詳細や申し込み方法は近日中に発表いたします。
今後とも、北海道のスタートアップおよびSTARTUP HOKKAIDOの取り組みにぜひご注目ください。
■STARTUP HOKKAIDO組織概要
名 称：STARTUP HOKKAIDO実行委員会
実行委員長：土田美那（AWL株式会社 最高人事責任者）
事務局長：藤間恭平（株式会社DRIVE Incubation / 代表取締役）
発 足：2023年9月
