土曜日, 11月 23, 2024
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フィリップ モリス ジャパンと一般社団法人RCF、「人吉球磨・農業未来プロジェクト」において、オンライン通販サイト活用で農家の販路開拓を支援

フィリップ モリス ジャパン合同会社(本社:東京都千代田区、社長:シェリー・ゴー、以下 PMJ)と一般社団法人 RCF(本部:東京都港区、代表理事:藤沢 烈、以下RCF)は、2023年に開始した「人吉球磨・農業未来プロジェクト」において、オンライン通販サイトを活用した農家の販路開拓を支援いたします。このたび、オンライン通販サイトの活用開始に合わせて、2024年7月9日(火)に人吉市役所内で記者発表を行いました。

 記者発表には本取組にご協力頂く熊本県県南広域本部球磨地域振興局農林部から大石靖部長が、人吉市から松岡隼人市長がご参加下さいました。大石部長からは「今回のプロジェクトで所得向上はもとより、消費者と生産者が繋がり人吉球磨のファンが1人でも増えることを期待しています。その結果、人吉球磨地域の振興につながればと思っています。」、松岡市長からは「人吉球磨・農業未来プロジェクトがスタートして1年が経ちました。若手農家さんから地域の中心的な農家の方々との繋がりができ良い意味での化学反応が起きていると思います。さらにポケットマルシェを導入して販路開拓や農業活性化をしていただきたいです。」とそれぞれ期待のコメントを寄せていただきました。

昨今、農業経営の持続性や収益性の向上に向け、販路の多角化に挑戦する農家が増えています。当事業では、販路の多角化を目指すモデル農家が育てた作物のオンライン販売の実施を支援します。また、参加したモデル農家がオンライン販売での経験を、「人吉球磨・農業未来プロジェクト」にて実施しているミートアップ(若手農家交流会)等で共有することにより、人吉球磨地域における農家の経営課題の一つである販路の多角化に向けた文化の醸成を目指してまいります。

 なお、今回はオンライン通販サイト「ポケットマルシェ(ポケマル)」を活用し、農家の販路開拓を支援します。本取組みにはPMJから提供された資金が活用されています。

  • 対象モデル農家

熊本県球磨郡山江村 桐木隆史さん | 株式会社のら(きくらげ)

https://poke-m.com/producers/607354

熊本県球磨郡湯前町 藤岡洋史さん | 株式会社常笑ファーム(夏野菜セット)

https://poke-m.com/producers/264903

熊本県球磨郡錦町 桑原崇さん | 桑原農園 自然薯のくわはら(アピオス)

https://poke-m.com/producers/4576

熊本県球磨郡錦町 中園晋二郎さん | けさいちファーム(夏野菜セット)

https://poke-m.com/producers/153951

熊本県球磨郡錦町 元村大地さん | 元村農園(アスパラ)

 https://poke-m.com/producers/843916

  • 人吉球磨・農業未来プロジェクトについて

フィリップ モリス ジャパン合同会社(PMJ)の支援を受け、RCFが運営する人吉球磨地域における農業の持続性向上に向けた農業振興プロジェクトです。

熊本県は全国一位の認定新規就農者数を誇るなど全国屈指の農業県として知られていますが、その中でも茶、栗、モモ等で県下一位の生産量を誇る人吉球磨地域は、2016年の熊本地震、2020年の豪雨災害により甚大な浸水被害を経験しました。それに伴い、PMJは2020年に熊本県人吉市の復興支援プロジェクトを立ち上げ、RCFとともに、地域に暮らす被災者の生活再建に向けさまざまな支援を行ってまいりました。

「人吉球磨・農業未来プロジェクト」は、被災地域への継続的な支援活動の一環として、人吉球磨地域のさらなる経済発展を目指し、行政では介入しづらいソフト面を農家の皆様の声を聞きながら必要な支援をする取組みです。農家の魅力を発信する情報発信事業、若手農家のつながりを醸成するネットワーキング事業、農家共通の課題に対して新たな仕組みを構築する経営課題サポート事業の3つを展開しています。

▶本プロジェクト開始時のプレスリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000043993.html

▶本プロジェクトウェブサイト

https://withtheriver.com/

<関係者からのコメント>

フィリップ モリス ジャパン合同会社 副社長 小林 献一

2023年に始動した「人吉球磨・農業未来プロジェクト」では、地元の農家の皆さまが主体となり、ウェブサイトを活用した地域の魅力発信やオンラインアプリを活用した人材確保をはじめとする様々な取組みを実施しております。この度、オンライン通販サイトを活用し人吉球磨地域の農産物を全国に向けて販売する運びとなりました。新たな販路が開拓され、この地域でとれた農産物が全国に広まると同時にその魅力をより多くの人に知っていただくきっかけになればと願っております。

一般社団法人RCF 代表理事 藤沢 烈

2023年6月のプロジェクト開始から、人吉球磨地域の農家の皆さんと意見交換や取材の機会を頂いてきました。共通してでてきた課題の一つが、農作物の販路の新規開拓や多角化でした。ポケットマルシェは農作物の購入者と直接やりとりすることができ、農作物のファンをつくることができるプラットフォームだと考えています。まずはモデル農家の支援や事例共有を通して、ご関心をお持ちの農家の皆さんの活用をサポートさせて頂ければと思います。

【フィリップ モリス ジャパン合同会社について】

フィリップ モリス ジャパンは、責任ある企業として、地域社会の持続的な発展に寄与すべく、ここ日本において様々な社会貢献活動を長きにわたり行ってまいりました。自然災害の被災地につきましても、当該地域に暮らす人々の中・長期的な復興に焦点を当てた支援を、専門的知識や経験を持つNPO等と共に行ってまいりました。また、例年のべ1,000名を超える従業員が、被災地や全国各地の児童養護施設等でのボランティア活動に積極的に参加しています。

▶これまでの被災地支援のあゆみ

https://www.pmi.com/markets/japan/ja/sustainability/action-nippon

▶会社HP

 https://www.pmi.com/markets/japan/ja/company

【一般社団法人RCFについて】

2011年、東日本大震災を機に「RCF復興支援チーム」として設立。復興や社会課題解決事業の立案・関係者間の調整を担う「社会事業コーディネーター」として30以上の被災市町村、10社以上の企業とともに、40以上の社会事業に従事。人吉市の復興にむけ、復興支援事業の企画・推進を行っている。

▶団体HP

https://rcf311.com/

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