日本の農産物の生産から販売まで一気通貫で展開し、新たな産業構造を創出する株式会社日本農業(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:内藤祥平、以下「日本農業」)は、5月9日に青森県立五所川原農林高等学校(所在地:青森県五所川原市、校長:玉井勝弘、以下「五所川原農林高校」)の生物生産科と食品科学科の2年生の生徒を対象に開催された「りんご高密植栽培講習会」にて講師として参加しました。今回の講習会への参加は、りんごの高密植栽培*1の生産技術の提供・支援の取り組みの一環として、青森県のりんご産業の次世代の担い手となる生徒たちに向けて、苗木の定植実習や代表取締役CEO 内藤が「りんご産業の未来」をテーマに講話を行いました。
講習会の模様は、YouTube「ニチノウチャンネル」(https://www.youtube.com/@nihonagri/)で公開しています。
*1:世界的に主流となってきている収益性、効率化を求める栽培方法。日本で広く採用される栽培方法での平均収穫量は1反あたり約2トン、高密植栽培では3倍の1反あたり約6トンの収穫が可能。一本一本の樹を細く仕立て面積あたりの定植本数を増やし、また、樹を一直線に並べて植えることで、農作業の効率化に適している
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背景・目的
日本農業は「日本の農業で、世界を驚かす」をミッションに、2016年の設立より日本産りんごの輸出を手がけてまいりました。青森県弘前市に支店を構え、青森県内のりんご生産者の皆さまと契約を結び、青森県産りんごをアジア各国へ輸出および日本全国に販売しています。また、高密植栽培を採用したりんごの生産にも取り組んでおり、地域の生産者などに生産技術の提供・支援を行っています。
今回の講習会への参加はその一環として、青森県のりんご産業の将来の担い手を育成するものです。今後も日本産業は、青森の基幹産業であるりんご産業の維持・発展に貢献してまいります。
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五所川原農林高校「りんご高密植栽培講習会」概要
日時 :2024年5月9日(木)8:55~11:15(1~3校時)
会場 :五所川原農林高校(青森県五所川原市大字一野坪字朝日田12-37)
参加者:五所川原農林高校 生物生産科2年23名、同 食品科学科2年35名、
日本農業 代表取締役CEO 内藤祥平、他関係者
内容 :・8:55~10:15 園地実習
苗木定植実習の説明 / 定植セレモニー(代表生徒および日本農業 内藤) / 苗木100本の定植実習
・10:25~11:15 講師講話
テーマ「りんご産業の未来」(講師:日本農業 内藤)
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高密植栽培の苗木定植実習
りんごの高密植栽培を研究開発する日本農業の社員らが、五所川原農林高校の生徒たちに苗木の定植作業を指導しました。58名の生徒は8班に分かれ、「ふじ」と「ぐんま名月」の苗木を計100本植えました。生徒からは「高密植栽培の苗木の定植は初めてで難しかったけど、周りと声をかけながら作業するのは楽しかった」という声がありました。
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株式会社日本農業 代表取締役CEO 内藤祥平による講話
園地実習後に、代表取締役CEO 内藤が「りんご産業の未来」をテーマに講話を実施しました。日本農業が青森県産りんごの輸出や高密植栽培を取り組む背景や現状を解説し、拡大する海外市場に対応するには早期多収で均質生産、作業省力化が期待できる高密植栽培が不可欠な技術であることを話しました。また、高校時代に自転車で日本縦断して農業に興味を持ったことや、米国留学、鹿児島・ブラジルでの農業修行など、自身の体験から挑戦を続ける大切さも語りました。
質疑応答では、生徒たちから「家がりんご農家で丸葉栽培*2をしている。高密植栽培の利点はどのようなところか」「りんごの輸出で大変なエピソードは」などの質問が出ました。
*2:日本で広く採用される栽培方法で、一本一本の樹を太く仕立てる。剪定技術など高度な栽培技術を要する
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株式会社日本農業について
企業名 :株式会社日本農業(英文表記:Nihon Agri, Inc.)
代表者 :代表取締役CEO 内藤祥平
所在地 :東京都品川区西五反田1丁目13-7 マルキビル101
設立 :2016年11月
事業内容:農産物の生産・加工および輸出・販売、農業経営コンサルティング等