~新たな価値の創出と課題解決により革新を起こす人材となる第一期生が入学~
一般社団法人アグリフューチャージャパン(理事長:合瀬 宏毅、東京都港区)は、アグリビジネス領域において、新たな価値の創出と課題解決により革新を起こすアグリビジネスイノベーターを育成する『AFJ日本農業経営大学校 イノベーター養成アカデミー』(以下、本アカデミー)を2024年4月6日(土)に開講いたしました。開講初年度となる2024年度には8名の新入学生を迎え入れ、最短一年間での少数精鋭の教育を行い、私たちの命と健康を支える食や農業を中心とした様々な課題に対してイノベーションを起こすための力を身につけます。
【本アカデミー2024年度入学式】
2024年度入学者は多様な年代、経歴、専門性をもつ、少数精鋭の8名です。農業界未経験の方も多く、大学院修了者や理系出身者が半数を占めています。入学式では理事長兼校長の合瀬宏毅より御祝いの言葉が贈られたほか、主任教授である三村昌裕氏より御挨拶をいただき、新入学生全員より各々の決意表明が行われました。決意表明では、「日本の農業業界の社会課題を解決したい」「社内の新規事業開発として具体的な企画をブラッシュアップしたい」「国内のみならず海外での農業課題を解決したい」といった学生の意志が語られました。様々な背景をもつ学生が各々の理想を掲げ、アグリビジネスにおけるイノベーターになるという共通の目標に向けて学びます。本アカデミーでは実践的な教育と専門人材による伴走支援等によりその学びをサポートします。
【カリキュラムの全体像】
本アカデミーは、イノベーションの理論(メソッド)だけでなく、リーンスタートアッププロセスに沿って仮説・戦略の立案、検証、修正を繰り返す「戦略立案・仮説検証行程(6ヶ月)」を教育の軸としています。
そして、戦略立案・仮説検証行程を実施するために必要な知識・情報を3つの領域から学ぶ「基礎学習行程(3ヶ月)」、仮説検証の結果をもとに具体的な事業計画に落とし込む「事業計画策定行程(2ヶ月)」を加えた3つの行程を通して、実社会で求められる実効性の高いビジネスを作り上げていきます。
【本アカデミーの特長】
① 実効性の高いプランを作り上げる「リーンスタートアッププログラム」
理論を学ぶだけではなく、実際に現場で課題を見つけ、解決方法を検討し、効果を検証するといったサイクルをくり返します。それにより、実社会で求められるサービス(プロダクト)や要求水準を認識し、より実効性の高いビジネスプランを作り上げることができます。
② 教員・専門家による「伴走支援」
学生ひとり一人の問題意識や成長に合わせた後押しとして、目標と現状のズレを正して効果的な学びをサポートする教員と、各領域の課題解決をサポートする専門家による伴走で、個々人が実現したいビジョンに向けて全力で支援します。
③ 様々な人脈や協力が得られる「AFJネットワーク」
当社団の活動を支える200以上の会員※に加え、自治体や企業、農業法人など様々な分野で活躍する人々との交流を通じて、商品開発の連携や仮説検証の協力などにつなげます。
※ 農家・農業法人、農業関係団体、食農関連企業、総合商社、ゼネコン、私鉄、電機・IT企業、金融機関など
④ 「仕事と学びの両立」ができる受講スケジュール
平日の夜間にオンライン講義や仮説検証プランの作成、伴走者との対話を行い、土日に集合研修や現場での仮説検証を実施するなど、社会人でも受講しやすいスケジュールを組んでいます。
【メイン講師:本アカデミー主任教授】
1969年、長崎市生まれ。東京工業大学で都市計画を専攻。
他に制御工学を修め大学院修了後、 2001年に三村戦略パートナーズを設立。以来、先端テクノロジーを梃子とした新規事業創造や企業の成長戦略に従事。
多くの大企業支援やスタートアップ上場経験を通して、自らテーマとする社会課題解決型事業創造を体現する北大発ベンチャー、ポーラスター・スペースを設立。農業課題解決事業として経産省J-startupに選定される。
現在、人と組織を軸に企業のハイインパクト事業創造の再現性ある取組を支援する「仕組化」に取り組んでいる。
【2025年度入試概要】
募集 対象者 |
・アグリビジネスにおける価値創造と課題解決に挑む「志」と「意欲」を持つ者 ・学士課程修了程度の学力(理解力、思考力)とコミュニケーション力を持つ者 |
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出願 資格 |
① 学士以上の学位を有する者(取得見込み者を含む) ② 短期大学士の学位または専門士・準学士の称号を取得し、フルタイム勤務または自営業で通算2年以上の社会人経験を有する者 ③ 高等学校を卒業し、フルタイム勤務または自営業で通算4年以上の社会人経験を有する者 |
標準修業年限 |
1年 -オンラインを活用した講義等を平日夜間や土日祝に実施することにより、最短1年で学ぶことが可能。(ただし、私塾のため、学位を取得することはできません。) -自身の進捗に応じて最大3年まで在学可能。 |
最大収容人数 |
30名 |
受験料 |
5,000円(税込) |
学費(初年度) |
1,000,000円(税込)*1*2 |
[注]*1 実践研修・各行程における活動費や旅費交通費、教科書代等は含まれておりません。
*2 1年を超えて在学する場合の延長料は月額50,000円(税込)です。
■試験日程
出願・一次試験*1 (書類選考) |
一次試験 合否通知日 |
二次試験*2 (面接) |
二次試験 合否通知日 |
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Ⅰ期入試 |
2024年10月21日(月) ~10月31日(木) |
11月15日(金) |
11月23日(土) |
11月29日(金) |
Ⅱ期入試 |
2025年1月6日(月) ~1月10 日(金) |
1月24日(金) |
2月1日(土) |
2月7日(金) |
[注]*1 入学願書および小論文をご提出いただくと共に、指定の口座に受験料をお振込みいただきます。
出願書類等の詳細および様式については「学生募集要項(後日公開)」をご確認ください。
*2 オンラインでの面接試験を実施します
■一般社団法人アグリフューチャージャパン(https://www.afj.or.jp)
所在地:東京都港区港南2-10-13 農林中央金庫品川研修センター5階
理事長:合瀬 宏毅(元 日本放送協会 解説委員室 解説副委員長)
設立:2012年2月
会員数:223会員(2023年12月31日現在)
事業内容:AFJ日本農業経営大学校の運営、農業分野における調査・研究等
■AFJ日本農業経営大学校について
次世代の農業経営者を育成することを目的に、『日本農業経営大学校』の名で2013年4月に開校。
農業を取り巻く環境や教育ニーズの変化に対応していくため、新たに「農業を変革する人材の育成」、「農業界全体の経営力の底上げ」というミッションのもと、教育内容の見直しを実施。2023年度よりAFJ(Agri Future Japan)を冠した『AFJ日本農業経営大学校』と名称を変更し、新たな教育課程を提供開始。
『AFJ日本農業経営大学校 オンラインスクール』(https://www.afj.or.jp/jaiam/onlineschool/)
就農年数や経営段階によって必要となってくる学びやスキル、解決したい課題に合わせた講座を提供。オンライン中心の受講スタイルで、仕事との両立が可能である点が特徴。
『AFJ日本農業経営大学校 イノベーター養成アカデミー』(https://www.afj.or.jp/jaiam/innovator/)
アグリビジネス領域で新たな価値の創出や課題解決に取り組みたい方に向けた実践中心のカリキュラム。アイデア創出から仮説検証、計画策定を最短1年で行う。
■アグリフューチャージャパン会員一覧