金曜日, 11月 22, 2024
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わさびの自動栽培に取り組むアグリテックベンチャー株式会社NEXTAGEがわさび栽培施設を株式会社マクニカに初導入

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株式会社NEXTAGE


会社概要

わさびの自動栽培に取り組むアグリテックベンチャー株式会社NEXTAGEがわさび栽培施設を株式会社マクニカに初導入

■『わさび栽培モジュール』とは

モジュール室内の様子モジュール室内の様子

『わさび栽培もジュール』は、わさびの水耕栽培に必要な設備を40ftサイズの断熱コンテナの中に格納しパッケージしたわさび専用の小型植物工場です。わさび栽培に最適な環境を実現することが可能で、露地栽培の約半分の期間で収穫することが出来ます。

栽培に必要な知識やノウハウについては、モジュール内に設置したカメラ、センサー情報を元にNEXTAGEが現状分析を行い、的確な栽培作業をお知らせしながら“わさびを栽培”するもので、デジタルテクノロジーを活用し、誰でも、どこでもわさびを栽培することが可能になるという画期的なわさび栽培モジュールなります。

■マクニカが横浜初のわさび栽培施設導入に至った経緯

マクニカがわさび栽培施設導入に至った経緯は、同社がNEXTAGEの開発した『わさび栽培モジュール』を販売するための実験の場として、機能、植物工場運営・拡販に必要なノウハウを獲得し、販売におけるサービスレベルの向上を目指すことにあります。

また、コンテナ式の規格製品版としても初の導入となり、断熱、保湿性などわさび栽培に欠かせない環境を整えたものとなっております。一方、 NEXTAGEでは、栽培主体者となるマクニカに対し、わさびの葉の成長度合いなどを遠隔環境から監視し、AIでの判定や、必要に応じて人的なサポートを行うなどのサービスをサブスクリプションモデルで提供していきます。

■わさび栽培モジュール概要

定植した『真妻わさび』定植した『真妻わさび』

・サイズ:40ftハイキューブコンテナ相当 定植可能株数/約1,800株

 【参考量】わさび1,800株 寿司店2店1年分(年間平均使用量90kgと仮定)

 *一人あたりの使用量8g×平均来店数36.5人×330日より算出

 *平均来店数は厚生労働省「飲食店営業(すし店)の実態と経営改善の方策」より

・生産品目:わさび(真妻種)

・主な設備:栽培装置(LED照明含む)/空調調整機/水温調整機/二酸化炭素供給管理装置/手洗場

・設備構成:栽培室と管理室を設けることで、栽培室内の衛生管理を行うことが可能。

■株式会社NEXTAGE 代表取締役 中村拓也のコメント

わさびの自動栽培の実現に向けて開発しておりました『わさび栽培モジュール』を、自社の開発用途以外で初めて導入させていただくことになりました。今回、ユーザーであるマクニカ様主体で栽培が実現できれば、まさに「誰でもどこでも」わさびが栽培できることになります。物流の2024年問題が取りざたされている中、モバイル農業によって地産地消が実現できれば、今後は、日本のみならず、世界中に『わさび栽培モジュール』を展開し、供給不足となっている市場に安定をもたらしながら、更には新たな消費者を生み出すきっかけにもできると期待しております。

株式会社NEXTAGE 会社概要

  • 会社名: 株式会社NEXTAGE

  • 本社:東京都目黒区祐天寺2丁目13-4 POINTLINE YUTENJI

  • 静岡支社:静岡県焼津市坂本355 株式会社イシダテック内

  • 代表者:代表取締役 中村拓也

  • 資本金:83,240,000円

  • HP: https://nextagecorp.com

  • 設立:2018年1月4日

  • 事業概要:
    ・アグリカルチャー事業

    ・わさびの植物工場栽培及び各種植物栽培におけるソリューションの企画・販売ビジネス推進支援事業

    ・プロジェクトマネジメント及び営業推進支援

■ALL JAPAN MADEの植物栽培技術を世界へ!

NEXTAGEは『ALL JAPAN MADEの植物栽培技術を世界へ』を合言葉に、わさびの自動栽培ソリューションの開発に取り組んでいるアグリテックベンチャー企業です。わさび田の荒廃を目の当たりにし、強い懸念を持つようになったことがきっかけで、最高峰の国産わさびといわれる「真妻種」発祥の地 旧真妻村(現:和歌山県日高郡印南町川又)を訪れ、2019年より真妻種の栽培を開始しました。日本の食だけでなく、文化や技術を伝え、様々な企業の方々と繋がり、日本が誇る「わさび文化」の継承と発展、100年後の未来の子供たちに「本物のわさび」を残していきたいという想いで、屋内環境での人工光による栽培(=植物工場栽培)をスタートし、試験栽培と商品化に取り組んでおります。

また、これまで蓄積してきたわさびの植物栽培工場における栽培技術と知見を活かし、今回のマクニカによる横浜で初導入を機にALL JAPAN MADEの植物栽培ソリューションを世界へと加速していきます。

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