金曜日, 11月 22, 2024
ホームその他【クミアイ化学】最先端の化学研究所が本格稼働

【クミアイ化学】最先端の化学研究所が本格稼働

3つの研究拠点を1つに集約。最新・最先端の機器を導入したサステナブルな研究所が誕生

クミアイ化学工業株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:高木誠、以下「クミアイ化学」)は、農薬・化学品分野における革新的新技術の創製により、安全・安心で豊かな社会を実現すべく、2023年10月2日(月)に化学研究所Shimizu Innovation Park(ShIP)を本格的に稼働したことをお知らせします。

化学研究所ShIPは、これまで静岡県内に点在していた化学系の3つの研究センター(創薬研究センター、製剤技術研究センター、プロセス化学研究センター)を当社創業の地である静岡市清水区に集約した最新・最先端の研究所です。化学研究所ShIPのコンセプトは、①想像力と自由な発想のための環境、②たゆまぬ技術力向上と挑戦のための環境、③イノベーションの共有、④安全・安心、快適な職場環境、⑤ブランドイメージの向上の5つ。愛称の「ShIP」には、創業の地である清水から大海原への航海をイメージし、異なる分野の研究員が集い連携を強化することによるシナジーや新たなイノベーション創出への期待が込められています。

【クミアイ化学】最先端の化学研究所が本格稼働のサブ画像1

■交流促進のための居室空間

上記のコンセプトの実現に向け、研究分野の異なる研究員同士の交流を促進するため、吹き抜けと大階段で結ばれた居室空間、開放的なミーティングルームやカフェテリアなどを配置しています。3つの研究センターの研究員や従業員が分野を超えて関わり、交流を深めることで、新たなイノベーションの創出が期待できます。

【クミアイ化学】最先端の化学研究所が本格稼働のサブ画像2

■実験効率の向上と環境対応の両立を実現したサステナブルな研究所

実験室には最新・最先端の実験機器や省エネルギー機材を導入し、実験効率の向上と環境負荷軽減を両立しています。全館無線LAN環境における実験機器のネットワーク化、電子実験ノートの採用や試薬管理システムの導入などを行っています。また、法令遵守はもちろんのこと、研究員の作業環境に十分に配慮した局所排気設備や実験で生じる排気・排水の処理のための最新のスクラバーや活性汚泥槽、施設内の電力の一部を賄うための太陽光パネルなどの設置により、サステナブルで環境配慮型の研究所となっています。

【クミアイ化学】最先端の化学研究所が本格稼働のサブ画像3

クミアイ化学は、創造する科学を通じて「いのちと自然を守り育てる」ことをテーマとして、農産物の安定供給や豊かな社会の実現のため、サステナブルでESGに配慮した新農薬や化学品の創製研究に取り組んでいます。新たな化学研究所および生物科学研究所による、新規化合物の探索合成、生物評価、製剤化、工業的製造法確立までの一貫した研究開発体制で、市場ニーズに即した独創的、高付加価値の製品開発を加速してまいります。

【研究所概要】

住所:静岡県静岡市清水区渋川100番地

構造:RC造 地上5階建

延床面積: 8,671㎡ 
敷地面積:19,935㎡

【クミアイ化学】最先端の化学研究所が本格稼働のサブ画像4

クミアイ化学工業は、1959年に国産第一号の農薬を市場に提供して以来、世界の農業の発展に貢献し、安全・安心な食料の安定生産を支えるため、安全で効果的な農薬の研究開発と普及に力を注いでまいりました。世界人口の増加、地球環境の変化など、社会全体が様々な課題に直面する現在、「独自技術で豊かなくらしを支え、自然と調和した社会の持続的発展に貢献するフレキシブルで存在感のある企業グループ」の実現を目指し、歩みを進めています。私たちは、これからも持続可能な社会の実現に繋がる新しい価値の創出に「飽くなき挑戦」を続けてまいります。

https://www.kumiai-chem.co.jp/

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

Most Popular

Recent Comments