土曜日, 11月 23, 2024
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プロモツール「香り技術研究所」が人体に安心な害獣忌避剤を開発

~ネズミのみならず野生動物にも効果を発揮。社会課題解決に貢献〜

あらゆる香りとニオイを創るセントテクノロジー(香りやニオイに関する技術)カンパニーのプロモツール株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:井上賢一、以下、弊社)の「香り技術研究所」(埼玉県さいたま市、所長:横山弘)は旭川医科大学および北海道医療大学により特許取得(※1)された数種類の哺乳動物忌避成分を調合した野生動物・害獣用の忌避剤「ウルフピス®」の開発、販売を開始したことをお知らせいたします。悪臭や激臭を与える化学物質は使用せず、灰色オオカミの尿に含まれるピラジン化合物を使用した人体に安心な忌避剤です。

  • 野生動物・害獣の現状

鹿、いのしし、ハクビシン、猿、熊等の野生動物や害獣による農作物の被害は兼ねてから存在していますが、その被害は年々増加傾向にあり、北海道におけるエゾシカの被害は令和3年で約44億円(※2)にのぼります。また都市部の飲食店ではネズミによる被害も拡大しています。しかし、害獣駆除や忌避には多額の費用がかかることに加え、化学物質を使った忌避剤は人体への影響も懸念されるため、対策が進まない現状があります。またオオカミの尿はかねてから、神経経路を通じて本能的な作用(恐怖作用)による野生動物や害獣に対する忌避効果が証明されています(※3)が、本物のオオカミの尿は長期間保管できず、輸入コストや衛生面の課題もありました。

  • 新型忌避剤ウルフピス®について

これらの課題を解決するべく、当社は特許を取得した旭川医科大学および北海道医療大学より独占的通常実施権を入手、数種類の哺乳動物忌避成分を調合した忌避剤「ウルフピス®」を開発しました。主な成分は忌避効果のある灰色オオカミの尿に含まれるピラジン化合物であり、その誘導体が哺乳動物の副嗅球(※4)に作用して本能的に嫌って避ける効果が期待できます。また、同じく忌避効果を持つミント系の香料成分も配合し、忌避効果を高めています。なお、ピラジン化合物は食品添加物に指定され、フレーバーとしても使用されており、人体にも安全な化合物です。

  • ピラジン化合物の効果

<エゾシカの場合>

ビニールシートの中心に餌を置き、その周辺に金属製水道管でピラジン化合物を置いた実験。

エゾシカは近づいても餌を食べずに逃げたり、ピラジン化合物を嗅いで飛び跳ねるなどの様子が見られ、オスメス関係なく恐怖行動である尾を立てる確立が高くなった。

プロモツール「香り技術研究所」が人体に安心な害獣忌避剤を開発のサブ画像1

<ネズミの場合>

東京都内飲食店の天井に設置し、4.5分間隔で5秒間の忌避剤を散布。散布前の14日間では「忌避剤付近」および「別天井点検口付近」において出現が見受けられたが、散布した24日間ならびに忌避剤停止後12日間には「別天井点検口近辺」でのみ1度出現が確認されただけであった。

忌避剤散布付近では忌避剤停止後も含めて、ネズミは出現していない。 散布前も出現回数は少ないが、14日間で2度の出現を確認、忌避剤停止後も12日間で2度の出現が確認されていることから忌避剤散布期間中はネズミの出現を抑制できたと言える。

プロモツール「香り技術研究所」が人体に安心な害獣忌避剤を開発のサブ画像2

※1. 特許番号:6224691(プロモツール株式会社独占使用権取得)

※2. 北海道野生鳥獣被害調査、野生鳥獣による被害調査結果について(令和3年度分)による

※3. 東京大学理学部・大学院理学系研究科による論文「哺乳類のニオイに対する好き嫌いは先天的に決まっていた」より

※4. ヒトには無い副嗅覚系。鋤鼻(じょび)器内の鋤鼻受容細胞がフェロモンを受容し、副嗅球、扁桃体内側部を経て、視床下部に至り、内分泌系自律神経系を駆動して、育児行動や生殖行動に働きかける。動物の社会における種の維持に重要な役割を果たす

  • ウルフピス®散布用ディフューザーの仕様

商品名:ウルフピス®(WOLFPISS)

ディフューザーサイズ:W160×D77×H238mm 

重さ:813g 

色:白 

バッテリー駆動:単一電池×4本 (約1カ月)

スプレーノズルボトル:500mL 

稼働方法:“Bluetooth”によるアプリ制御 

噴霧範囲:150㎥

忌避剤稼働想定期間:4.5分間隔で5秒噴射の連続により1か月

  • お問い合わせ先

 お問い合わせ先:https://www.promotool.jp/contact/

  •  免責事項

本製品は動物の本能を利用した製品であるため、効果は動物個体差ならびに環境により異なることがあります。動物の忌避を100%保証するものではありませんので、予めご了承ください。

■プロモツール「香り技術研究所」について

所在地:埼玉県さいたま市北区宮原町3丁目161 大井ビル2F

所 長:横山 弘

特 徴:当社の熟練した調香技術に加えてデジタルに限らない幅広い技術を組み合わせて、セントテクノロジーに関して広範囲に研究開発を行う国内随一の研究所

 

■プロモツール株式会社について

プロモツール「香り技術研究所」が人体に安心な害獣忌避剤を開発のサブ画像3

あらゆる⾹りとニオイを創る“セントテクノロジーカンパニー™(香りとニオイの技術)”⾹りとニオイのトータルプロデューサーとして、市場のあらゆるニーズに対応できる⾹りとニオイ創りのプロフェッショナル集団です。空間に⼼地よい⾹りを流すだけの単なるアロマの会社ではなく、販促⽬的やエンターテイメント⽤途に⽤いる⾹りや、⼈々のメンタルや健康状態を改善できる効果訴求可能な⾹りの開発も進めており、⾹りやニオイに関する市場のあらゆるニーズに対応し、⾹りで⽣活を豊かにできるセントテクノロジーのリーディングカンパニーとして世界で認められる存在になることを⽬指しています。

■会社概要
 プロモツール株式会社
所 在 地 :東京都文京区本駒込6-5-3 ビューネ本駒込5階
代      表:代表取締役 井上 賢一
事業内容: 香料及び放香器の製造販売
            : (1)香りでブランディング
            : (2)香りで空間デザイン
            : (3)香りで販促、集客
            : (4)香りでエンターテインメント演出
            : (5)ニオイで害獣対策
 U  R  L : https://www.promotool.jp/

■お問い合わせ先

プロモツール株式会社

担   当:広報担当 金子

T  E  L :03-5940-6637

F  A  X:03-5940-6685

E-MAIL:h.kaneko@promotool.jp

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