(株)小田喜商店が(株)いわまの栗と資本業務提携 ー栽培、加工、製造、販売、栗を扱うプロが本格的にタッグを組み、今秋から、栗収穫体験を核とした新サービスの提供、また、新商品を共同開発し販売をスタート
栗の加工・製造を行うヨシムラ・フード・ホールディングスグループの(株)小田喜商店(本社:茨城県笠間市、代表取締役:石田啓一)は、(株)いわまの栗(本社:茨城県笠間市、代表取締役:竿代信也)と資本業務提携を行いました。
(株)いわまの栗は全国でも有数の栗産地、茨城県笠間市岩間地区近隣において、栗の圃場を管理・運営※2しており、谷中に本店を置く和栗専門店、(株)和栗やの農業部門を管理する会社でもあります。今回の資本業務提携を契機とし、いわまの栗・和栗や・小田喜商店3社で様々な新規事業を今秋スタートいたします。
※1 「いわまの栗」は小田喜商店で取り扱う笠間市岩間地区およびその近隣(水戸市・茨城町・石岡市・小美玉市・かすみがうら市)で収穫された栗および栗加工品の原材料となります。
※2 2023年7月現在、約5haの農地を管理、2025年には10haを共同で管理する事を目標としています。
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茨城県笠間市岩間地区について
茨城県笠間市は、平成18年3月、旧「笠間市」「友部町」「岩間町」の3市町合併により誕生しました。陶芸や笠間稲荷等で有名で、観光地として毎年多くの方が訪れています。岩間地区は笠間市の中でも南に位置し、都心方向から笠間市街へ向かう際の玄関口となります。
小田喜商店は、この笠間市岩間地区にて60年以上、近隣の栗農家さんから栗を仕入れ加工製造を行っております。また、和栗やは唯一無二の和栗専門店として2011年に創業し、岩間地区近隣の栗を使ってありとあらゆる栗商品を提供しています。(株)いわまの栗は、和栗やの農業部門として2017年に創業、品種や栽培方法にこだわった栗の生産・圃場管理を、この岩間地区で行っております。
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栗生産の現状と(株)いわまの栗が行う栗栽培について
現在、日本における栗の生産量は、生産者の高齢化に伴う休廃業等により年々収穫量は落ち込んでおります。全国的には25年前から約半分、また日本トップの産地である茨城県でも約3分の2に生産量が落ち込んでおり、この傾向は今後も続いていくものと思われます。
農水省:https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_kazyu/index.html
(株)いわまの栗では、岩間地区の栗生産の落ち込みを補うため、また近隣で育まれた栗文化を継承していくために耕作放棄地、休耕地を改植し、未来に続くリジェネラティブ(環境再生型)な農地に作り替えていく取り組みを行なっています。
栗はもともと山に自生していたため、特に果樹の中でも自然に近い状態で育てることが可能な農作物です。(株)いわまの栗では、できる限り自然を活かし、農薬はもちろん、肥料類も使わず、畑に生える草を活かした「自然草生栽培」を開園以来行ってきました。小田喜商店も今回の協業を機に、(株)いわまの栗が行っている栗の自然栽培・生産での協業もスタートし、より美味しく、そして環境にも優しい「いわまの栗」を増やし、多くのお客様に届けてまいります。
参考①和栗やHP:https://www.waguriya.com/%E6%A0%97%E7%95%91-%E8%87%AA%E7%A4%BE%E8%BE%B2%E5%9C%92/
参考②小田喜商店記事:https://artsandculture.google.com/story/CAUxtjJ-cfApJg?hl=ja
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3社で今秋から行う新規事業について
1.いわまの栗サポーター倶楽部設立(栗収穫・加工体験+商品サービスの提供販売、9月実施予定)
栗の樹の育成にはとても長い年月を要します。その年月を、栗が育つ自然豊かな環境を、収穫や農作業などを、一緒に体感していただきながら、『いわまの栗』を応援していただく、それが『いわまの栗・サポーター倶楽部/栗サポ』です。(株)いわまの栗が管理する栗畑で収穫体験を、また収穫後は小田喜商店の加工場で栗の選別等、栗商品ができるまでの加工の一部を体験いただくサポーターを募集。特典として、定期的に「いわまの栗」商品をお届けして栗の生産から商品に至るまでの全ての栗体験をご提供いたします。
また、「いわまの栗サミット参加権(③で後述)」や「和栗や・小田喜商店共通クーポン」などもご提供予定。詳細が決まりましたらHP等でご案内していきます。
2.いわまの栗キッチントレーラー(3社による新商品の移動販売、10月から開始予定)
(株)いわまの栗・和栗や・小田喜商店3社で共同開発した新商品の移動販売をスタートいたします。和栗やおよび(株)いわまの栗代表取締役の竿代信也と、長年小田喜商店で「いわまの栗」商品を数多く開発してきた小田喜保彦がタッグを組み、「いわまの栗」の本質的な旨さ、栗本来の味わいが楽しめる商品を開発しております。10月から移動販売をスタート予定です。
3.いわまの栗サミット開催(サポーター様限定参加、11月以降実施予定)
小田喜商店では近隣の栗農家さんから多くの栗が集まります。また、品種も様々なものが集まりますが、夜な夜な仕事が終わった後に、近隣の農家さんや菓子店店主・仲買人が集まり、栗談義に花が咲きます。今年の栗の作柄、熟成した栗の味わい、栗をどうやって食べるともっと美味しく味わえるか等など、「いわまの栗」を食べながらあらゆるテーマで話が尽きることはありません。
そんな、「いわまの栗サミット」にサポーター様限定でご招待させていただきます。収穫した栗の熟成が進む11月頃に開催を予定しており、獲れてからきちんと鮮度保持し、熟成して甘みが増した栗を食べながら、栗談義に花を咲かせたいと思います。
参考映像:https://www.youtube.com/watch?v=E5UmhjZ46WE
他、様々な新規事業を3社で検討しており、詳細は(株)いわまの栗HPにて順次公開していきます。
(株)いわまの栗HP: https://iwamanokuri.com
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会社概要
株式会社いわまの栗 |
株式会社和栗や |
株式会社小田喜商店 |
茨城県笠間市吉岡185-1 代表取締役 竿代信也 |
茨城県笠間市吉岡185-1 (谷中本店:東京都台東区谷中3-9-14) 代表取締役 竿代信也 |
茨城県笠間市吉岡185-1 代表取締役 石田啓一 顧問 小田喜保彦 |
(栗の圃場管理・運営) |
(栗加工品・栗菓子の販売) |
(栗の加工・製造・販売) |
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本提携における想い(竿代信也・小田喜保彦・石田啓一)
日本一の栗産地、茨城県の中でも、栗の郷である旧岩間地区。この地を拠点に多くの農家さん、栗剥き職人さんと共に小田喜商店は栗の素晴らしさを伝えるための活動を長年行ってきました。そして、その想いに共鳴し、またこの土地が育んだ栗の本当の美味しさを探求し、より多くの人に味わっていただくために、和栗やが立ち上がりました。
現在、栗は様々な場面で食され、色々な形のお菓子や料理がありますが、まだまだ奥が深く、我々はもっと美味しい食べ方・味わい方があると考えております。また、その美味しい栗を、未来に長く残していくためにできることもたくさんあると考えております。
今回の提携と共同で行う新規事業はまだスタート地点です。栗の美味しさは当然のことながら、栽培から収穫・加工までを多くの方々に体験していただくことを通じ、この地域が育んできた栗文化を共に広げていきたいと考えております。
【お客様からのお問い合わせ先】
iwamanokuri@gmail.com