〜神事や漁船のパレードで豊漁・安全祈願を行う年に1度のお祭り〜
今年の「えびす祭り」は2021年11月15日(月)に熊本県天草市御所浦町横浦地区にて開催致します。
■「えびす祭り」実施の背景
遥か昔から離島の漁師地区として発展してきた横浦地区。
漁業の大漁・豊漁祈願と安全祈願のために始まった神事だと言い伝えられています。
約30年ほど前から横浦地区の「あじろ」と呼ばれる漁業領域を漁船がパレードするイベントが加わりお祭りとして今でも継続しています。
最盛期には70隻ほどパレードに参加していた漁船が、近年では高齢化などにより半数以下の約30隻ほどの参加となっています。
■横浦地区とは
横浦島:面積 1.07km、周囲 5.3km
横浦と与一ヶ浦の2つの集落に民家が密集しています。その2つの集落を繋ぐ道路は横浦島の海岸沿いを5キロメートルにわたり一周しています。
横浦島の漁家では豊漁、安全祈願のために、多くの家で門口や軒先に「えべっさん(恵比寿様)」が祀られています。
■「えびす祭り」の概要
開催日:2021年11月15日 (月)
場所:熊本県天草市御所浦町横浦
■【スケジュール】
・神事 8:00~
神主さまによる祈祷 など
・漁船パレード 9:00~
大漁旗を掲げた漁船約30隻によるパレード
※ふく成の船が総代となり横断幕を掲げ、太鼓の音を響かせながらパレードを行います。
■ふく成の概要
ふく成は、熊本県天草市の離島の町「御所浦」で、創業61年の養殖の歴史を持ちます。
創業当時、元々漁師だった先々代(平尾福雄)が、「とる漁業」から「育てる漁業」に業種を転換し、真鯛の養殖をスタートさせました。
また、1979年に熊本県で初めてとらふぐの養殖を始めた生産者の1つです。今では、弊社のみが当時より継続している唯一の生産者となります。
天草市御所浦町は、山々に囲まれた不知火海にあります。山から豊富な栄養分が流れ込むため、「宝の海」とも呼ばれており、養殖真鯛の生産は全国的にも知られています。
2020年よりECサイト・自社販売サイトを通じて、大切に育てた「とらふぐ」「真鯛」を全国の消費者様にお届けしています。「御所浦町で育てた良質な魚を全国、そして世界へ」という思いで日々新しいことにチャレンジしています。今後は御所浦町の島民の方々や天草の自然に恩返し(地域貢献)が出来るように努力しています。
また、サスティナブルな水産業を続けていくためにも先々代、先代の苦労や努力が作り上げてきた美味しい安心安全な魚を養殖できるこれまでの経験に加え、世界通用する最先端の技術やSDGs・ASC認証など様々な環境問題への配慮など、大切な海・自然に感謝しつつ共に歩んで行こうと思います。
私たちが大切に愛情を注いで育てたとらふぐや真鯛が、多くの人の笑顔につながるようこれからも日々精進して行きます。
【会社概要】
会社名:株式会社 ふく成(ふくなり)
所在地:〒860-0058 熊本県熊本市西区田崎町380-9
代表者:代表取締役 平尾 優(ひらお まさる)
創業:1968年4月
設立:2016年7月
URL: https://fukunari.jp
事業内容:水産物養殖・加工・卸売・ネット販売
【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
株式会社 ふく成:平尾 有希(ひらお あき)
TEL:080-1778-7804 【6:00~15:00】
e-mail:a.hirao@fukunari.jp