土曜日, 11月 23, 2024
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スマート農業機器のルートレック・ネットワークス、肥料オンデマンドサービスを開始

〜国内肥料の安定供給を図る〜

株式会社ルートレック・ネットワークス(本社:神奈川県川崎市 代表取締役社長:佐々木伸一、以下当社)は、当社が開発するAI潅水施肥システム「ゼロアグリ」の顧客に向けて、点滴潅水に適した高品質な肥料を安定的に供給する肥料オンデマンドサービスを2023年4月より正式リリースいたしました。

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  • 肥料オンデマンドサービス 概要

国内の農業においては、近年の燃料や資材の高騰に加え、国際情勢の影響等で、2021年より化学肥料の供給が不安定な状況となりました。農業生産者においては、十分に利益を確保すること及び作物の安定供給が難しい状況が続いています。国際情勢の変化によっては、今後も肥料の確保が困難になるリスクを抱えている状況で、これらを解決する事は、食料安全保障の観点でも非常に重要です。

当社が開発を行うAI潅水施肥システム「ゼロアグリ」は、パイプハウス向けのスマート環境制御機器として、国内のイノベーター農家を中心に約360台(※1)普及しています。当社は、化学肥料の安定供給の課題を解決するために、ゼロアグリをお使いいただいている顧客向けに、点滴潅水に適した高品質な肥料を、必要なときに必要な量を購入することができる「ゼロアグリ肥料オンデマンドサービス」を開始いたします。

肥料の入手難が続く中で、本サービスにより、利用顧客向けに在庫の優先確保を行い、生産者は安定的に肥料を購入することが可能です。今作でご注文頂いた量を次作でも購入頂けるように専用で確保し、肥料が入手不可となるリスクをなくします。また、ゼロアグリでは肥料の使用量をクラウド上で管理していますが、肥料在庫がなくなりそうになった際に自動通知する機能も、今後開発予定です。

スマート農業機器のルートレック・ネットワークス、肥料オンデマンドサービスを開始のサブ画像2_肥料オンデマンドサービスイメージ肥料オンデマンドサービスイメージ

当社は、国内の食糧生産を支える生産者が、持続的かつ発展的に農業を続けていくために、今後も貢献してまいります。

※1 2023年3月末時点


  • ゼロアグリについて

ゼロアグリは、土壌センサーや日射情報から作物にとって最適な潅水、施肥量をAIが算出し、最適なタイミングで実施を行うスマート農業システムです。生産者の省力化だけでなく、作物にストレスのない潅水施肥により、作物の収量、品質向上に繋がるため、生産者の方の収益向上に貢献します。また、AIが最適な量の潅水施肥を行うことにより、多施肥を防ぎ、化学肥料による地下水汚染やCO2排出削減にもつながり、環境に優しい栽培が可能です。

2015年より国内外への本格出荷を開始し、現在全国の農家・農業試験場にて累計330台以上導入いただいております。

導入都道府県実績(順不同):北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県、栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、神奈川県、東京都、千葉県、山梨県、長野県、新潟県、富山県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、奈良県、和歌山県、大阪府、兵庫県、鳥取県、岡山県、島根県、広島県、山口県、高知県、愛媛県、徳島県、香川県、福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

導入作物実績:トマト、ミニトマト、キュウリ、イチゴ、アスパラガス、ピーマン、パプリカ、ナス、メロン、トルコギキョウ、ブドウ、ナシ、スイカ、マンゴー、レモン、ホウレンソウ

詳細の機能については、こちらをご覧ください。

https://www.zero-agri.jp/product.html


  • ルートレック・ネットワークスについて

当社は、2005年の創業以来培ってきたM2M/IoT技術を基に、2010年 総務省 広域連携事業の「ICTを利活用した食の安心安全構築事業」を契機に、明治大学黒川農場との共同研究により、スマート農業事業に参入しました。2015年にAI潅水施肥システム「ゼロアグリ」を正式リリース、2018年には、第4回日本ベンチャー大賞(農業ベンチャー賞 農林水産大臣賞)を受賞、同年 経済産業省よりJ-Startup企業、内閣府官邸 先進的技術プロジェクト「Innovation Japan」にも選出されました。

  • 本リリースにおけるお問合せ先

株式会社ルートレック・ネットワークス 広報担当 中島

TEL:044-819-4711 E-Mail:mktg@routrek.co.jp

※記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。

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