金曜日, 11月 22, 2024
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生産~加工~販売まで手掛けるイナゾーファーム 六次産業化の成果 ~『有機トマトジュース クリア』新製品開発部門 最高賞「農林水産大臣賞」を受賞

令和4年度「優良ふるさと食品中央コンクール」表彰式に登壇

有機農業生産から加工・販売まで六次産業化に取り組む農業法人の株式会社イナゾーファーム(北海道士別市、代表取締役:谷 寿彰、以下「当ファーム」)の『有機トマトジュース クリア』が、一般財団法人食品産業センターが主催する令和4年度優良ふるさと食品中央コンクール新製品開発部門にて最高賞である「農林水産大臣賞」を受賞しました。令和5年 3月15日(水)に学士会館(東京都千代田区)にて執り行われた表彰式に代表取締役の谷寿彰が登壇し、表彰状が授与されました。
 「優良ふるさと食品中央コンクール」では、全国各地で生産されている地域色豊かな「ふるさと食品」の中で、製造・加工に関する新技術等による品質の向上及び地域で生産される農林水産物の加工利用の面で特に優れた成果をあげた食品に対して、農林水産大臣賞、農林水産省大臣官房長賞及び 一般財団法人食品産業センター会長賞が授与されます。令和4年度の新製品開発部門では、農林水産大臣賞が1点(当ファームの『有機トマトジュース クリア』)、農林水産省大臣官房長賞が3点、 一般財団法人食品産業センター会長賞が8点受賞致しました。

生産~加工~販売まで手掛けるイナゾーファーム 六次産業化の成果 ~『有機トマトジュース クリア』新製品開発部門 最高賞「農林水産大臣賞」を受賞のサブ画像1_令和4年度「優良ふるさと食品中央コンクール」表彰式 於 学士会館/令和5年3月15日令和4年度「優良ふるさと食品中央コンクール」表彰式 於 学士会館/令和5年3月15日

 

 

  • 受賞理由:『有機トマトジュース クリア』の特徴

 

生産~加工~販売まで手掛けるイナゾーファーム 六次産業化の成果 ~『有機トマトジュース クリア』新製品開発部門 最高賞「農林水産大臣賞」を受賞のサブ画像2_『有機トマトジュース クリア』 トマトのエキスを集めた黄金色のトマトジュース『有機トマトジュース クリア』 トマトのエキスを集めた黄金色のトマトジュース

「味わい深く驚きのある一品。飲むだけではなく、調味料、アクセントにも利用できる素材の良さを感じる」と審査委員会から高評価を頂きました。トマトジュースから想像されるものとは異なる見た目のインパクトは、驚きや期待を生み、思わず会話が弾んだり、人と人が繋がるきっかけにもなり得ます。
 農業法人ならではの六次化商品として、当ファームで栽培している「有機イナゾートマト」(有機フルーツミディトマト)だけを原料とし、「素材の魅力を楽しむこと」を第一に考え商品化しました。まずはそのままを味わってみてください。次のひと口は「素材」として、単なる飲料の域にとどまらず新しい魅力を拓く余地がございます。和洋問わずお出汁としての利用やお料理、デザートへ展開可能で様々な方法でお楽しみいただける魅力があります。 『有機トマトジュース クリア』を使ったお召し上がり方(レシピ)はこちら →
https://tomato.inazofarm.jp/category/recipe/tomatojuiceclear/

  • 受賞までの経緯:六次化推進12年の潮流とともに 

生産~加工~販売まで手掛けるイナゾーファーム 六次産業化の成果 ~『有機トマトジュース クリア』新製品開発部門 最高賞「農林水産大臣賞」を受賞のサブ画像3_令和4年12月に地域の活性化、所得向上に取り組む優良事例として「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」第9回に選定され、岸田総理に代表取締役の谷寿彰から『有機トマトジュース クリア』を紹介させて頂きました。令和4年12月に地域の活性化、所得向上に取り組む優良事例として「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」第9回に選定され、岸田総理に代表取締役の谷寿彰から『有機トマトジュース クリア』を紹介させて頂きました。

 通称「六次産業化法」と言われる「地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律」が平成23年3月に施行され12年経過しました。当ファームの六次化の歴史もまさにそのタイミングで始まりました。法人成り前の個人農家だった当時、わずかな自己資金を投じ最低限の施設と機材でトマトジュース製造を始めました。しかしながら比較的「作りやすい」と言われるトマトジュースは、全国津々浦々、小規模農家から大手加工業者まで多種多様な商品が揃うレッドオーシャンです。通年販売可能な加工品は年間を通じた安定的な売上と雇用に寄与するため六次化に取り組むことは王道だと認識しながらも「何を作り誰にどのように売るか」を課題とし模索していました。

 突破口は、意外にもコロナ禍の動けない期間でした。農業法人としての自らの強みを再度掘り起こしたことで、「素材を第一に据えた商品開発」と「規模に見合った適切なマーケティング&セールス」という、当ファームとしての六次化の方向性が明確になりました。商品設計のコンセプトが明確になってからは迷うことなく商品開発から販売まで取り組んだ結果誕生した商品のひとつが『有機トマトジュース クリア』です。この受賞を機に当ファームの事例は、六次化が推進されて12年、小規模農業法人が生産以外の分野を持続的に成長させるためにどういった手順が必要かを考える一つのモデルになり得るのではないかと考えます。

 

  • 株式会社イナゾーファーム 概要

社会に対して農作物や農産加工品という形で届ける品物の安定供給、良質な味、お客様に対するサービス全ての向上を通じて、年間を通して「よいものが必ずあるファーム」を目指しています。

沿革


1948年に初代が現在地に入植し創業、2019年に株式会社イナゾーファームとして法人成りした農地所有適格法人です。ファーム内で生産・加工・販売を一気通貫する仕組み構築を通じて経営の多角化を進めています。

主な産品


有機イナゾートマト、有機アスパラガス、有機カボチャ、もち米、大豆、有機トマトジュース 他

認証


2011年生産において有機JAS認証、2013年有機JAS加工認証、2020年JGAP認証を取得

受賞歴


●2022年2月 『有機トマトジュース クリア』が北のハイグレード食品2022に選定、第29回北海道加工食品コンクールで北海道知事賞を受賞
●2022年11月「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」第9回選定~全国616件の応募の中から全国37地区のひとつとして当ファームがビジネス・イノベーション部門にて選出
●2023年3月 令和4年度優良ふるさと食品中央コンクール新製品開発部門の「農林水産大臣賞」受賞
 

生産~加工~販売まで手掛けるイナゾーファーム 六次産業化の成果 ~『有機トマトジュース クリア』新製品開発部門 最高賞「農林水産大臣賞」を受賞のサブ画像4

社名:株式会社イナゾーファーム代表者:代表取締役 谷 寿彰
所在地:〒098-0475 北海道士別市多寄町38線西9番地
事業内容:有機農産物及び慣行農産物の生産、及び加工・販売
ホームページ:https://inazofarm.jp/
Instagram: https://www.instagram.com/inazofarm/
Facebook: https://www.facebook.com/inazofarm/

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