関西エリアにおける鯨肉の潜在需要を掘り起こす新規取扱い業者の開拓
共同船舶株式会社(東京都中央区 代表:所 英樹)は、2023年2月15日(木)にヒルトン大阪にて飲食事業者等を対象とした鯨商品試食・展示商談会及び特別セミナーを史上最大規模で開催することとなりました。
- 「くじらフェス 2023 OSAKA」の開催
商業捕鯨再開から間もなく丸4年を迎えます。その間、当社ではニタリ鯨やイワシ鯨といった大型鯨の氷蔵熟成生肉を使ったプロモーション活動等を通じ、鯨製品の評価を高めながら鯨肉市場の活性化に努めてまいりました。その結果、今年度は商業捕鯨再開後初めて収支が黒字になる見通しとなりました。
また、昨年アイスランドがナガス鯨の捕獲を再開し、生産された2500トン以上の鯨肉が間もなく日本に到着いたします。これにより近年ひっ迫傾向にあった鯨肉の供給はしばらく安定が見込まれ、これを機に新規取扱い業者の開拓に一層注力してまいる所存です。
その取り組みの一環として、ハリハリ鍋やコロなど鯨食文化が根強い天下の台所・大阪に都内以外では初の営業所となる関西営業所を開設し、関西エリアにおける鯨肉の潜在需要を掘り起こすため、来る2月15日(水)、下記の通り、ヒルトン大阪で飲食店等のお客様を対象に史上最大規模で鯨商品試食・展示商談会を開催いたします。また、会場内では鯨肉に多く含まれる成分バレニンが筋肉に働く新たな知見を初めて発表する特別セミナーも同時開催いたします。さらに、昨年10月、大阪でニタリ鯨の氷蔵熟成生肉を上場したところ、テレビをはじめ多くのメディアで取り上げていただき、大きな話題となりましたが、今年のニタリ鯨の初荷揚げを大阪で予定しており、捕鯨船の入港や生肉上場に関する詳細をこの商談会の中で初めて発表させていただく予定です。
- 元プロ野球選手「糸井嘉男さん」をゲストにお呼びした特別対談!
- 鯨商品試食・展示商談会&特別セミナー「くじらフェス 2023 OSAKA 」
日時 2023年2月15日(水) 12:00~17:00
会場 ヒルトン大阪 5階 (大阪市北区梅田1-8-8)
主なスケジュール(予定)
12:00 鯨商品試食・展示商談会開会
12:05~ 共同船舶・代表取締役社長 所からのプレゼンテーション「当社を取り巻く現状」
13:00~ 特別対談 糸井嘉男(元プロ野球選手)×平田好宏(ファイテン株式会社代表取締役)
14:00~ 特別セミナー「くじらと筋肉の関係」塩田清二(湘南医療大学薬学部教授)
15:00~ 共同船舶・代表取締役社長 所からのプレゼンテーション「当社を取り巻く現状」
17:00 鯨商品試食・展示商談会閉会
昨年10月に35年ぶりにニタリ鯨の生肉が大阪で上場された際の反響は大きくニュースでも取り上げられるなど、関西で鯨肉が再び注目を浴びています!
鯨肉は高タンパク質、低カロリーであることに加え、抗酸化物質「バレニン」や不飽和脂肪酸「オメガ3」を多く含むなど美味しいだけでなく健康面でも優等生です。
鯨有名店の料理や全国のメーカーから選りすぐりの商品を実際にご試食いただける展示商談イベントです!
- くじらを食べて海のSDGsに貢献しよう!
くじらは1日当たり体重のおよそ4%の量のエサを食べています。(一財)日本鯨類研究所の試算によれば、世界中の海で鯨類が1年間に捕食するエサの総量は、約2億8000万トンから5億2000万トンに上り、人類の年間漁獲量約9000万トンの3倍から6倍に達することになります。また、これまでの調査で、くじらのエサの中には私たちの食卓に上るサンマやイカなど多くの貴重な水産資源が含まれていることが分かっています。さらに、くじらのエサの中には、マグロなど他の魚のエサとなる小魚も含まれており、海の食物連鎖の頂点に君臨する鯨だけをこのまま放置していては、海洋生態系のバランスが崩れてしまう恐れがあるのです。
近年、サンマやスルメイカといった私たちに馴染みのある水産物の水揚げ高が減少傾向にある一方で、鯨の胃袋からは大量のサンマやスルメイカが確認されています。
くじらを食べることで、その分のエサになるはずだった水産資源を人間が利用できることになり、同時に、海洋生態系のバランスを守ることによって海の豊かさを守ることにつながると当社は考えています。
報道関係者の皆様にもぜひ会場へお越しいただき、自立した商業捕鯨に向けて取り組んでいる捕鯨業界の活動を取材していただければ幸いです。ご協力の程よろしくお願いいたします。
本商談会に関するお問い合わせは下記までお願いいたします。
共同船舶株式会社
http://www.kyodo-senpaku.co.jp/
本プレスリリースは株式会社SUPERFINEが担当しております。
https://superfine.life/