PlowDays株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:平田静子)では昨年2022年5月、代表取締役社長に平田静子が就任しました。社長平田の主導の元、弊社が行ってきた自然栽培の普及と人材育成のビジネスモデルを「ビオソーシャルプラットフォーム」として体系化しました。この「ビオソーシャルプラットフォーム」に関して2022年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法⼈⽇本デザイン振興会)を受賞しましたので、ここにお知らせ致します。
- 平田静子 経歴
1969年 株式会社フジテレビジョン入社
1984年 株式会社扶桑社へ出向。書籍編集部編集長、雑誌CAZ編集長、書籍編集部部長を経て、同社執行役員、
取締役、常務取締役などを歴任
2000年 「チーズはどこに消えた?」を出版プロデュース。販売累計430万部のベストセラーに。
2007年 秋元康著「象の背中」の出版プロデュース、及び映画「象の背中」エグゼクティブプロデューサー
2016年 株式会社サニーサイドアップキャリア代表取締役社長に就任、2020年6月退任。
2020年 明治大学評議員に就任。
2021年 株式会社アマナ社外取締役に就任
- ビオソーシャルプラットフォーム
肥料も農薬も使用しない栽培方法をビオファーミング(自然栽培)と呼んでいます。ビオファーミング(自然栽培)では農薬や肥料を使用しないため、昨今問題視されている農薬・肥料由来の環境問題は発生せず、加えて健康に良い農作物ができます。しかしその反面、スーパーなどの一般の流通の中で売られている野菜と比べて小さかったり形や大きさが不揃いだったりするために一般の流通網にのせることが難しいという課題がありました。
そこで、PlowDays株式会社は、ビオファーミング(自然栽培)に関連する商品やサービスの消費者(ビオカスタマー)と、ビオファーミング(自然栽培)の普及につながる経済活動を仕事として行う方(ビオパートナー)と、ビオファーミング(自然栽培)で作物を生産する農家(ビオファーマー)と、ビオファーミング関連商品を扱うオンラインモール(ビオモール)とを1つの仕組みの上に載せ、それぞれが相乗効果で影響しあって拡大していく仕組みを構築しました。この仕組みのことを「ビオソーシャルプラットフォーム」と呼びます。ビオソーシャルプラットフォームは、ビオファーミング(自然栽培)を普及することによって農業に起因する環境問題の低減を図ります。
同時に、ビオソーシャルプラットフォームは、ビオパートナーに対して、今後大きな発展が予測される市場での社会課題解決型の仕事をコスト無しで始められる仕組みを提供します。この仕組みを活用して、ビオパートナーがキャリア形成することは、昨今深刻化が指摘される相対的貧困層の増加や生涯賃金減少などの経済問題の解決につながります。つまり、ビオソーシャルプラットフォームは、2つ大きな社会課題である環境問題や経済問題の解決に寄与します。
- グッドデザイン審査委員の評価
審査委員からは下記のような点について評価する旨のコメントをいただきました。
・自然栽培の生産者と消費者などを繋ぐプラットフォームを構築することで需要と共有のバランスを目指している点
・自然栽培を取り巻く課題や地球環境を考慮している点
・新規就農を目指す人たちも支援をするエコシステムである点
- グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、1957年に通商産業省によって創立された「グッドデザイン商品選定制度」を(財)日本産業デザイン振興会(現在の公益財団法人日本デザイン振興会)が承継し、1998年に新たにスタートした、国内唯一の総合的デザイン表彰制度です。
グッドデザイン賞は、製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られます。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・表彰しています。
▶︎グッドデザイン賞についてはこちらをご覧ください。
https://www.g-mark.org/ (公式HP)
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/human-design/gooddesign.html (経済産業省HP グッドデザイン賞概要)
- PlowDays株式会社について
2018年設⽴。代表取締役社⻑ 平⽥静⼦。「全ての生命が輝く社会の実現」を目指し、環境問題や経済問題が特に重要な社会課題として注⽬されている現代において、これらの解決を⼈材育成というアプローチで取組む会社です。社会課題を解決する起業家であるソーシャルアントレプレナーを輩出しています。
▶︎PlowDays株式会社 公式HP
https://plowdays.com/