OSMICブランドで高糖度ミニトマトの生産・販売事業を手掛ける株式会社OSMIC(東京都中央区、代表取締役:中川英之、以下 OSMIC)と、三菱地所株式会社(東京都千代田区、代表執行役:吉田淳一、以下 三菱地所)はこのほど、資本業務提携に合意し、OSMICは三菱地所及びOSMIC創業者を引受先とした第三者割当増資により、総額約12億5千万円の資金調達を実施いたしました。なお、第三者割当増資後の三菱地所の持株比率は36.4%となります。
OSMICは、独自開発した有機培土と高機能環境制御ハウスを用いて食味の高い高品質な高糖度ミニトマトを一年通して安定的に生産しております。また、生産したトマトをOSMICブランドの商品としてスーパーマーケット・百貨店等への生鮮卸売事業や、インターネット他により企画品・加工品販売を行うD2C事業まで、丁寧なブランディングをもって広く展開しており、生産・販売の両面において企業によるサステナブルな農業の実現を目指しています。
これまでは、農業資材の提供、農産物の栽培・販売までをパッケージ化して広く企業の農業参入を促し、提携圃場を増やすことにより事業拡大をしてまいりましたが、今後は、OSMICが直接管理・栽培する圃場を拡大することにより品質及び収穫量の安定的拡大及び品質に見合ったブランディングによる高付加価値化とともに、高糖度ミニトマトに次ぐ新アイテムの開発を進め総合型農業企業を目指して参ります。
三菱地所は、2018年にOSMICとの合弁会社(株式会社メックアグリ)を設立し、生産拠点を拡大していく中で、共同して農業生産技術の向上や収穫物のブランディング、新商品の開発、販路拡大等に努めてまいりました。今後、OSMICの事業拡大を通じ、農業事業の拡大を図って参ります。
今後、OSMICと三菱地所はこれまで以上に連携を強化し、我が国が抱える農業の課題に向き合いながら、サステナブルな農業事業を推進してまいります。
【自社開発の高密度微生物有機培土を使い栽培】
【茨城県稲敷市に新農場開業】
【高機能環境制御ハウスによる通年栽培】
【出荷全量を糖度別に自動選果】
【OSMICブランドの最高峰OSMIC firstとOSMICトマトジュース first】
■株式会社OSMIC 概要
所在地 :東京都中央区日本橋茅場町二丁目9番8号 茅場町第2平和ビル6階
事業内容 :農業ビジネス及び事業展開のコンサルティング
農作物の販売・プロモーション
肥料及び培土の製造・販売
土壌改良材の輸入、販売及び製造
設立日 :2015年5月
代表 :中川 英之(代表取締役)
資本金 :16億1,304万円(資本準備金含む)
ホームページ :https://www.osmic.jp
お問合せ先:株式会社OSMIC 経営企画室 (TEL : 03 – 5623 – 5444)
info@osmic.jp
■三菱地所株式会社 概要
所在地 :東京都千代田区大手町1丁目1番地1号 大手町パークビル
事業内容 :オフィスビル・商業施設等の開発、賃貸、管理
収益用不動産の開発・資産運用
住宅用地・工業用地等の開発、販売
余暇施設等の運営
不動産の売買、仲介、コンサルティング
設立日 :1937年5月
代表 :吉田 淳一(代表執行役 執行役社長)
資本金 :1,424億1,426万6,891円
ホームページ :https://www.mec.co.jp/