土曜日, 11月 23, 2024
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栃木県とForex Robotics、AIでほ場の状態把握を簡易化

飼料用トウモロコシのほ場全体をドローンで撮影し、苗の数及び粗密具合からほ場全体のヒートマップ化

栃木県では、未来技術企業・実証事業誘致事業により、未来技術を活用した製品・サービス等を提供する企業による実証実験を支援しています。今般、同事業を活用し、下記のとおり Forex Robotics 株式会社(フォレックスロボティクスカブシキガイシャ、代表取締役:高橋一行)が「AIを活用したほ場状態把握の簡易化システム」を開発しました。

 

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            栃木県とForex Robotics、AIで場の状態把握を簡易化

                                     栃木県
                                     Forex Robotics株式会社
                                     令和5(2023)年1月27日

 栃木県では、未来技術企業・実証事業誘致事業により、未来技術を活用した製品・サービス等を提供する企業による実証実験を支援しています。今般、同事業を活用し、下記のとおり Forex Robotics 株式会社(フォレックスロボティクスカブシキガイシャ、代表取締役:高橋一行)が「AIを活用したほ場状態把握の簡易化システム」を開発しました。

                        

1.背景

 栃木県は「未来技術企業・実証事業誘致事業(産業政策課)」において、Forex Robotics株式会社に対し栃木県畜産酪農研究センターをフィールドとして提供し、同社がほ場の状態把握の簡易化システムを開発しました。

2.システム概要

 飼料用トウモロコシのほ場をドローンで撮影し、AIで苗の数及び状態を分析した上で、ほ場全体の成育状態を色分けにより可視化(ヒートマップ化)するシステムです。本システムの導入により、ほ場の状態把握を簡易に行うことができ、追肥や農薬使用の判断にも活用できることから、植物の育成管理の効率化につながります。

 

栃木県とForex Robotics、AIでほ場の状態把握を簡易化のサブ画像2

3.今後の取組

 県では飼料高騰対策として自給飼料の増産による持続的な畜産経営を図るために、ほ場において飼料作物の生育のばらつきを解消する栽培管理技術の開発を目指し、同社と以下の内容に関する検証を連携して行います。
①粗密具合と収量との関係
②飼料用とうもろこし以外のほ場における活用
③ほ場内における雑草の状況判定の可能性

また、同社では検証により得られた結果を踏まえてさらなるシステム改良を行い、従来よりも安価で安全性の高い映像データ解析ソフトウェアの開発を目指しており、県では実証フィールドの提供等について引き続き支援・連携してまいります。

【お問い合わせ先】

◇栃木県
  産業労働観光部 産業政策課

  TEL  028-623-3203
  Email sangyoshinko@pref.tochigi.lg.jp
  農政部 畜産振興課
  TEL 028-623-2344
  Email chikusan@pref.tochigi.lg.jp 
 ◇Forex Robotics株式会社
  TEL  050-3159-6679
  Email webmaster@forexrobotics.jp
  URL  https://www.forexrobotics.jp/contact/
 

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