群馬県産キウイの魅力を国内外に伝える
株式会社日本農業(本社:東京都品川区 代表取締役CEO:内藤祥平)の子会社である、ジャパンキウイ株式会社(本社:香川県三豊市 代表取締役:小林潤也)は、2024年3月に群馬県高崎市吉井町多比良地区にて、約10.7haのキウイ圃場を開園する予定です。キウイの収量と栽培を安定化させるために、ニュージーランドで広く普及している、ストリンギング栽培を採用。群馬県産キウイの魅力を国内外に伝えていきます。
1. プロジェクト概要
ジャパンキウイ株式会社は、群馬県高崎市吉井町多比良地区にて、2024年3月に約10.7haのキウイ園地の開園に向けた準備を行っています。収穫量については、2.5t/反収にチャレンジし、群馬県産キウイを国内外に販売していきます。
大規模な開園に向け、既に耕作放棄地 (6.9h) を含む土地の貸借契約が締結完了しています。また高崎市が進める農地再生推進事業を活用して、伐採や伐根、土壌改良をおこない、2024年3月にむけての開園準備を進めています。
ニュージーランドで普及しているストリンギング栽培 (※項3を参照) を用い、また園地管理においては、管理システムの導入や自動化をおこなうことで、収量や品質の安定化を図ります。当圃場で生産するキウイは、親会社である株式会社日本農業の持つ販売網を活かして、国内外へ広く販売、世界に向けて群馬県産キウイの魅力を発信していく予定です。
2. 群馬県高崎市吉井町多比良地区を選んだ理由
群馬県高崎市吉井町多比良地区で開園する理由は、鏑川用水の豊富な水量、関東ローム層に覆われた肥沃な土地、年間の積算温度や気温推移などの複合的な観点から、キウイの栽培に適した場所であったからです。
また開園にあたり、高崎市より参入支援をいただき、農地再生推進事業を活用できたことも要因の一つです。地元の地権者・水利組合からも、後押しをいただいております。
3. ストリンギング栽培とは
ストリンギング栽培とは、つり上げ線を用いた栽培方法です。翌年度に実のなる枝 (蔓) を吊り上げることで、冬におこなう剪定作業を簡略化することができます。また光合成に必要な葉枚数を最大化することで、キウイの収穫量の向上や品質の安定化につながります。
キウイ栽培が盛んなニュージーランドで導入されている方法で、一般的な栽培方法よりも、剪定作業などを省力化することができ、大規模運営に適した栽培方法です。
4. ジャパンキウイ株式会社とは
ジャパンキウイ株式会社 (本社:香川県三豊市) は、株式会社日本農業の子会社として、2021年6月に設立しました。現在は香川県内にて、7.6haのキウイ園地、及び200㎡の選果場を保有しており、キウイの生産業務をはじめ、担い手が不足している圃場の事業継承、また生産したキウイの輸出 (タイ) などを手がけています。
■ジャパンキウイ株式会社について
企業名 :ジャパンキウイ株式会社
代表者 :小林 潤也
設立 :2021年6月
所在地 :〒767-0003香川県三豊市高瀬町比地中1348番地1とかみハイツ203
■株式会社日本農業について
企業名 :株式会社日本農業
代表者 :内藤祥平
設立 :2016年11月
所在地 :〒141-0031 東京都品川区西五反田1丁目13-7 マルキビル101
URL :https://nihon-agri.com/