昨年の、石川県産 加能ガニ「輝(かがやき)」初値500万円の衝撃から1年!石川県の冬の味覚から、新たに2つの県下統一の最高級ブランドを設定
JFいしかわは、昨年石川県産の雄のズワイガニ「加能ガニ」の最高級 ブランド「輝(かがやき)」に続き、「石川の四季のさかな」PRプロジェクトの一環として、雌のズワイガニである「香箱ガニ」の「輝姫(かがやきひめ)」と、「加能ガニ」と並び石川県の冬の味覚の2大ブランドである「天然能登寒ぶり」の「煌(きらめき)」をトップブランドとして新たに誕生させることを決定いたしました。
石川県の冬の味覚といえば「ズワイガニ」です。昨シーズンに石川県産の雄のズワイガニ「加能ガニ」の更なる知名度の向上とブランドイメージの浸透を目的に、重さや大きさ等に加え、鮮度の徹底や資源管理の取組など石川県独自の内容を含む厳しい認定基準を満たした貴重な加能ガニについて、新たに県下統一の最高級品としてブランド化を図るため、「輝」を設定。11月6日(カニ漁解禁日)の初セリ時には、加能ガニ史上最高額の500万円の値がつき話題となりました。
今年は、昨年の「輝」に加え、新たに2つの県下統一の最高級ブランドを設定することで、さらなる知名度の向上とブランドイメージの浸透をはかってまいります。
【「輝姫」「煌」紹介・素材ダウンロードページのご案内】
http://www.ikgyoren.jf-net.ne.jp/topbrand/
(石川県漁業協同組合ホームページ内)
- 香箱ガニ トップブランド「輝姫(かがやきひめ)」について
令和4年11月6日(日)(解禁日)から認定を開始いたします。(~12月29日)
「香箱ガニ」のうち、以下の条件をすべて満たすものだけを市場の限られた目利き人により「輝姫」に認定いたします。
<認定基準>
・甲幅9.5cm以上
・全ての脚が揃う
・傷がなく色が美しい
・身入りが良い
・資源管理への積極的な取組
(香箱ガニの資源保護のため、カニ漁期以外の禁漁期間での混獲を防ぐことを目的とし、「保護区域の設定」や「改良網の使用」など自主的な資源管理を実施しているもの)
- 天然能登寒ぶり トップブランド「煌(きらめき)」について
令和4年12月1日(木)から認定を開始いたします。(~翌1月31日)
「天然能登寒ぶり」のうち以下の条件をすべて満たすものだけを市場の限られた目利き人により「煌」に認定します。
<認定基準>
・石川県内の定置網で獲られる天然能登寒ぶり
・重量14kg以上
・12月から翌年1月までの間に限定
・傷がなく胴回りが十分あること
・鮮度の徹底(氷締めや活締めを施す等)
・資源管理への積極的な取組
(地区ごとに年間2~3ヶ月の網揚げ休漁を行うほか、小型魚が入らないよう網の目を大きくするなど、将来寒ブリとなる資源を守る自主的な資源管理を実施しているもの)
【天然能登寒ぶりとは】 「天然能登寒ぶり」は、地元水産物の知名度向上を目的とした取組の先駆けとして、他県産寒ぶりとの差別化を図るため、平成18年に県下統一の呼び名として県漁協で決定したものです。冬の時期、中でも11月から翌年2月にかけて定置網で漁獲される7kgを超えるものを「天然能登寒ぶり」と呼びブランド化が進められています。 |
- 「輝姫」「煌」の名称・ロゴ・タグについて
輝姫(かがやきひめ)
「輝」同様、県内の底びき網漁業者による投票で名称を決定し、ロゴ、タグについても漁業者が話し合いを重ね、香箱ガニ「輝姫」にかける思いを込めたものを作り上げました。
【名称】香箱ガニが雌のズワイガニであることから雄のズワイガニ「加能ガニ」の最高級ブランド「輝」との一体感をもたせるために「姫」をつけた「輝姫」に決定。
【ロゴ】石川県産ズワイガニとしてひとまとまりであるように「輝姫」の「輝」の文字や色を揃え同じ雰囲気を出すことで、「輝」ロゴと並べても違和感のないデザインに。赤色と梅鉢モチーフで石川県らしさと雌であることを示す華やかさを加えています。
【タグ】「輝」同様、石川県の伝統工芸品である九谷焼を使用しています。表面には九谷焼の白磁を活かしたロゴマーク、裏面に描かれる石畳の文様は、加賀五彩を用いた九谷伝統の幾何学模様となっており、「輝」「輝姫」と色合いを変えています。
煌(きらめき)
県内の定置網漁業者による投票で名称を決定し、ロゴ、タグについても漁業者が話し合いを重ね、天然能登寒ぶり「煌」にかける思いを込めたものを作り上げました。
【名称】意味・⾳ともに「輝」との親和性が⾼く、⾼級感、⿂の美しさも想起。また能登の祭りの象徴でもある「火」を取り入れているということから「煌」に決定。
【ロゴ】寒ぶりの季節の象徴「ぶりおこし」と呼ばれる冬の雷のイメージ、ブリの回遊するという特徴、能登内浦の穏やかな波、祭りの象徴の火の要素をひとつのロゴとしてまとめています。また、北から南下してやってくる、身の引き締まっていること、活きのいいブリが冬の訪れの雷とともに定置網に入ってくるような流れも表現しています。
【証明書プレート】目利き人による厳しい認定をクリアし「煌」と認定されたブリには、ロゴと定置網名、水揚げ日を記載した能登ヒバ(アテの木)製の証明書プレート(直径20cm)がつけられます。
アテの木は石川県の県木でもあり、「いしかわの木」を使うことで 県統一ブランド、能登らしさや、森の豊富な養分による豊かな海の恵みによる一体感を木を使うことで醸し出しています。
- 「ツーリズムEXPOジャパン2022」に
石川県漁業協同組合「石川の四季のさかな」PRコーナーを出展!
9月22日(木)~25日(日)東京ビッグサイトにて開催
石川県漁業協同組合は、4年ぶりに東京開催が決定した世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2022」に、石川県観光連盟主催の石川県ブース内に出展いたします。
期間中は、石川の四季折々の魚や、昨シーズンデビューの加能ガニ「輝」、今シーズンデビューとなった天然能登寒ぶり「煌」、香箱ガニ「輝姫」について、より詳しく知っていただく機会となりますよう、魅力発信に努めてまいります。
また、コロナ感染対策を徹底の上、ブース内では数量限定で今の旬のお刺身をふるまう予定です。
25日(日)には、「石川の四季折々の美味い「魚」に会いに来ませんか?」と題し、ステージイベントも実施いたしますので、ぜひ会場にお越しください。(25日 15:30-16:00)
<ツーリズムEXPOジャパン出展に関しての取材対応先> 石川県漁業協同組合 理事 橋本(はしもと) (いしかわ四季のさかなPR推進協議会 会長) 連絡先:090-3762-3874 総務部企画指導課 若松(わかまつ) 連絡先:076-234-8815/iksoumu@jfik.jf-net.ne.jp |
※参考
2021年11月6日(カニ漁解禁日)の初セリ「蟹-1(カニワン)グランプリ」の様子
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000088156.html