金曜日, 11月 22, 2024
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石垣市、クラダシ、ロート製薬が連携協定を締結

~フードロス削減・循環型農業を実現し、人も地域も健康な社会へ~

ロート製薬株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:杉本雅史)は、沖縄県石垣市(市長:中山義隆)と株式会社クラダシ(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:関藤竜也)の3者で「石垣市におけるSDGsの推進に係る食品ロス削減及び特産品のPRに向けた連携協定」を締結いたしました。今回の協定にて、一社では解決することが困難な社会課題に取り組み、人も地域も健康になる社会へと貢献していきます。

石垣市、クラダシ、ロート製薬が連携協定を締結のサブ画像1

 

■当社の石垣市での取り組み~循環型農業から食を見直す~
当社は、2030年に向けたグループ総合経営ビジョン「Connect for Well-being」を掲げ、一人ひとりが身体も心もイキイキと過ごせるように、健康を軸にさまざまなアプローチで事業を展開しています。
なかでも食事業においては、2013年にアグリファーム事業部を立ち上げ、グループ会社である農業生産法人・有限会社やえやまファーム(沖縄県石垣市)にて畜産・農産、加工販売を通して循環型農業、六次産業化に取り組んできました。石垣島の自然と共存し、家畜の糞尿からたい肥を作り、野菜や果物を育て、それをまた家畜の飼料にする循環型農業を通じて、石垣島の環境にもやさしく、一人ひとりの健康に食から貢献することを目指しています。
 

石垣市、クラダシ、ロート製薬が連携協定を締結のサブ画像2

また、2018年より社内有志のメンバーによる「やえやまファーム応援隊」を結成し、収穫最盛期における収穫の手伝いを行いながら、これらの農業の在り方を考える場を創造することで啓発活動を行っています。これまでに総勢50名が参画し、食や一次産業に対する関心の輪を広げています。人・地域・自然が一体となって循環しながら持続する社会システムの構築が、お客様や未来社会のWell-beingにつながると考え、これからも活動を続けていきます。

 

石垣市、クラダシ、ロート製薬が連携協定を締結のサブ画像3

■連携協定締結による取り組み内容
農業や地域の抱える課題の解決に取り組む3者が連携することで、それぞれが持つリソースを最大限に活かし、石垣市での取り組みを推進していきます。2022年7月には、未収穫残となっている作物の収穫支援によるフードロスの削減や関係人口の増加、地域の魅力PRなどを目的に、やえやまファームにて栽培された、日本で唯一の農薬を使わない有機パイナップルの収穫を行う、社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」を実施する予定です。今後もさまざまな取り組みを行いながら、豊かな自然環境で育まれた石垣島の食が多くの方に届けられるような仕組みを構築していきます。

■社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」とは?
旅費交通費、宿泊費や食費等をクラダシ基金より支援し、地方創生やフードロス問題に興味がある学生を、人口減少・少子高齢化により人手不足に悩む地方農家へ派遣するプログラムです。2019年2月に鹿児島県種子島にて行った第一回を皮切りに、2021年末までに計12回実施され、のべ100名の学生を派遣してきました。また、2021年10月に京都府京丹波町にて実施されたクラダシチャレンジでは収穫物の黒枝豆を、11月に高知県北川村で実施されたクラダシチャレンジでは柚子を、KURADASHI上で販売しています。

※参照:クラダシチャレンジの実施実績 https://www.kuradashi.jp/fund

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