紀州ほそ川飼料、梅由来の革新的飼料『トリグーン』を東京・幕張メッセにて初披露
近年、優れたたんぱく源として注目が高まる鶏肉と鶏卵。株式会社紀州ほそ川飼料(本社:和歌山県日高郡みなべ町)は、梅の有効成分を活用した抗酸化飼料「トリグーン」を研究・開発しました。トリグーンは、アスタキサンチンと同等の抗酸化力があるとして話題の飼料添加物です。ブロイラーや採卵鶏の健康を支え、生産性向上とコスト削減を同時に実現する本製品を、2025年10月1日(水)から開催される「農業WEEK」(会場:幕張メッセ)にてご紹介いたします。事前登録の上、是非ブースにお越しください。
※同種の展示会との出展社数の比較。同時開催展を含む


【梅抗酸化飼料『トリグーン』とは】
『トリグーン』は、梅から抽出した有機酸・有効成分を鶏に最適化した機能性エキスです。
この度、和歌山工業高等専門学校の研究により、『トリグーン』にはアスタキサンチンと同等の抗酸化作用があることが確認されました。
そのため、含有量を比較すると、一般的なアスタキサンチン飼料に比べ『トリグーン』は約100倍以上の抗酸化物質を含有しており、高い抗酸化力が期待できます。


『トリグーン』は、腸内環境を整え、栄養吸収効率を高めることで以下のような効果が期待されます。
ブロイラーへの主な効果
※和歌山県農林水産総合技術センター畜産試験場養鶏研究所調べ
1.保水性向上・ドリップ低減

2.臭み成分(2,4-デカジエナール)発生量の半減

3.脂の酸化抑制による風味持続

4.官能評価で味・香りの向上を確認


採卵鶏への主な効果
※和歌山県農林水産総合技術センター畜産試験場養鶏研究所調べ
1.産卵率向上
(季節・日齢問わず安定)

2.卵質向上
(卵白の盛り上がり、ハウユニットの向上)

3.栄養価向上
(葉酸等の移行物質増加)

4.卵重・産卵日量の改善
(平均卵重と産卵日量に有意差)

※グラフ中の1倍区はトリグーンを0.14%、0.5倍区は0.07%添加。
トリグーン生産性向上実績

【使用方法】
使用量 |
飼料1トンあたり1.0kg(0.1%)のトリグーンを添加し、 均一に攪拌したものを給与する。 |
給与開始時期 |
ブロイラー=21日齢から、採卵鶏=70日齢から |
内容量/価格 |
20kg/100,000円(税抜) |
保存方法 |
冷暗所に保管(使用期限:3年) |
製造元 |
株式会社紀州ほそ川飼料(和歌山県みなべ町晩稲889) |
【トリグーンの効果を無料で検証できます】
『トリグーン』の全国展開に向けて、効果の無料検証を実施しております。約10万円分の製品を養鶏農家様に無料提供し、『トリグーン』使用前後における鶏育成比較データをお預かり後、効果検証レポートを作成いたします。
養鶏農家様にとっては、実際の効果を無料で確認できる貴重な機会です。
なお、展示会場でも検証申込みを受け付けております。
※ブロイラー、採卵鶏に加え、コーチンや鴨での効果検証もおこなっています。
【展示会出展概要】

農業資材、スマート農業製品、畜産資材、6次産業化製品、脱炭素・SDGs製品が日本だけでなく世界中から出展し、農業法人、畜産農家、農協、参入検討企業などが来場。出展企業・来場者間で活発な商談が行われる、日本最大・アジア最大級の展示会です。
イベント名 |
農業WEEK(通称:J-AGRI TOKYO) |
会期 |
2025年10月1日(水)〜3日(金)10:00〜17:00 |
会場 |
幕張メッセ 5~7・9・10ホール |
主催 |
RX Japan株式会社 |
公式サイト |
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出展ブース |
株式会社紀州ほそ川 38-31 |
※来場には事前登録または招待状の持参が必要です。スムーズなご入場のため、[来場者事前登録]をご利用のうえ、是非ブースにお越しください。
【企業情報】
株式会社紀州ほそ川飼料は、和歌山県南部で100年の歴史を持つ老舗梅干し屋「紀州ほそ川」をグループに持ち、梅の用途開発研究を続けてきました。
研究にこだわる社風を受け継ぎ、『文化的、生産する。』を理念に、養鶏・畜産・養殖企業様向けの製品差別化サポートや、競走馬サポートなど、「生産=人の役に立ち、喜ばせる」会社であり続けます。
コーポレートサイト:https://kishu-u.me/




―――受賞歴―――
和歌山県知事賞
安藤百福賞
地域経済総合研究所 「ちいき経済賞」
独立行政法人中小機構 「地域資源活用事業」認定
経済産業省 「農商工連携88選」
農林水産省 「フードアワードニッポンアクション」入賞
慶応義塾大学理工学部 矢上賞 他