金曜日, 8月 29, 2025
ホームイベント千葉伝統の海女文化を学び、海の未来を考える体験型学習プログラム「千葉の海っ子調査隊!」を開催しました!

千葉伝統の海女文化を学び、海の未来を考える体験型学習プログラム「千葉の海っ子調査隊!」を開催しました!

2025年8月20日(水)~22日(金)【南房総市・千葉市】

一般社団法人海と日本プロジェクトin千葉県は、2025年8月20日(水)~22日(金)に千葉県内の小学校5・6年生20名を集め、「千葉の海っ子調査隊」を結成し、千葉伝統の海女文化を学び、海の未来を考えるイベントを開催しました。当プログラムは、千葉の海洋環境の変化や課題について、講義や畜養場見学、海女体験などを通して学ぶ、体験型学習プログラムです。また、体験後には体験したことを新聞記事にまとめると共に、千葉県内にチェーン展開している和食レストラン「すしめん処 大京」とコラボしたオリジナルメニューを考案しました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

 イベント概要  

・開催概要:千葉県の海女文化は、長い歴史を持つ漁業の一部として、地域の水産業と文化伝統を支えてきました。しかし近年は、海洋環境の変化や漁業従事者・漁獲量の減少が地域の大きな課題となっており、持続可能な形でこの文化を継承していくことが困難になりつつあります。特にアワビ資源の減少は深刻で、稚貝の放流事業や海底調査・海中の環境改善など様々な取り組みが行われています。さらに海女の高齢化による担い手不足も問題になっています。豊かな海を守るため、また伝統的な漁業を継続するために何が求められているのか、海女を通して千葉の海の課題を小学生たちが体験・調査取材し、学習したことを広く県民に周知します。

・日程:2025年8月20日(水)~22日(金) ※2泊3日

・開催場所:南房総市・千葉市

・参加人数:千葉県内の小学生5・6年生 20名

・協力団体:千葉県水産総合研究センター、東安房漁業協同組合、民宿まきの、南房総市地域おこし協力隊、白浜地域づくり協議会「きらり」、南房総市大房岬自然の家、千葉日報社、すしめん処 大京

 千葉の海洋環境の変化や課題について学ぼう! 

初日のスタートは、千葉県水産総合研究センターにて、千葉の海洋変化について学びました。

まず初めに、千葉県水産総合研究センターの業務内容について紹介され、その後、千葉県のアワビ漁業の資源状況と資源管理、近海の海洋環境の変化について、クイズを交えながら学びました。また、アワビやサザエなどの水産物の重要なエサ場となる藻場について学習し、藻場を守るためにできることを皆で考えました。講義の後はセンター周辺の施設でトラフグ親魚やアワビ種苗などを見学しました。

地元千葉の海にどんな問題が起きているのかを自分ごととして捉え、海洋資源を守るために行われている取り組みを学ぶことで、海の未来に向けてどんな行動が必要なのか、自分たちにできることは何かを考えました。

 アワビ・サザエ・イセエビを見てみよう! 

千葉県水産総合研究センターのすぐ近くにある東安房漁業協同組合本所川口畜養場に移動し、千葉県水産総合研究センターで学んだアワビなどの海洋資源を実際に見学しました。

畜養場の役割を学び、海洋資源の保全や安定供給、付加価値向上のために、どのようなことが行われているのかを学びました。

子どもたちの中にはアワビ・サザエ・イセエビを初めて見た子もいて、その大きさと金額の高さに驚いていました。

 海女さん・海士さんのお話を聞いてみよう! 

1日目の夜は、宿泊する宿で現役の海士さんや海女さんの卵から話を聞きました。

子どもたちは、海女・海士の仕事内容や使っている道具、普段仕事をする上で大切にしていることなどの生の声を、興味深く聞き入っていました。また、海女・海士として活動する人が減っているという現状を知り、千葉伝統の海女文化を継承していくにはどうしたら良いか、皆で意見を出し合いました。

 海女さんになりきって、磯の生き物を調査しよう!

2日目は、実際に海女さんが着用していた磯着の着用体験をしました。

その後、塩浦海水浴場に移動し、磯の生物調査をしました。白浜地域づくり協議会「きらり」の先生方と一緒に、海辺や磯に生息するカニやヤドカリ、小さな魚などを自分で見つける体験を通じて、海の豊かさを実感するとともに、自然を大切にする気持ちを育みました。

 起伏に富んだ大房岬の海岸線を探険しよう!

2日目の午後は、大房岬自然公園に移動し、海岸の岩場を歩いたり、よじ登ったり、海に飛び込んだりしながら進むアクティビティ「コーステアリング」を体験しました。

前日に説明を受けた海女樽で実際に海に浮いてみたり、岩場から海に飛び込んでみたりと海を楽しみました。険しい道のりでしたが、五感をフルに使って自然とふれあい、海の豊かさを体感しました。

最初は海に飛び込むのが怖かった子も、周りの友達から応援されることで励みになりチャレンジしてみるなど、今後の人生におけるチャレンジの糧となる良い経験となりました。

※安全に配慮して実施しています。

 体験したことをまとめて新聞記事にしよう! 

3日目はチバテレ本社で、今回の体験プログラムで学んだことを、班ごとにテーマを設定し、新聞記事にしました。

まず千葉日報の記者に記事作成のコツやレイアウト、写真の選び方などを学びました。その後は、班ごとに与えられたテーマに対し、これまでの学習を振り返り、班員同士で意見を交わしながら記事や見出しを作成し、各班ともパートごとに役割分担をして発表しました。今回作成した記事は、タブロイド記事として、後日、千葉日報に掲載され、多くの人に千葉の海の魅力や現状を発信する予定です。

 オリジナルコラボメニューを開発しよう! 

新聞記事にまとめた後は、千葉県内にチェーン展開している和食レストラン「すしめん処 大京」で提供する、海産物を使ったオリジナルメニューのアイデアを考えました。

「すしめん処 大京」のみなさんにアドバイスをいただきながら、思い思いのオリジナルメニューを考えました。全員のメニューが揃ったところで、千葉の海っ子調査隊としての”推しメニュー”をみんなの投票で決めました。完成度の高いメニューばかりで一つに絞るのは難しい様子でしたが、最終的には3つのメニューが最多得票を獲得しました。

”推しメニュー”に限らず、今回考案された全てのメニューは「すしめん処 大京」で試作検討され、商品化できそうなメニューは実際に店舗で提供される予定です。

 参加した子ども・保護者からの声   

参加した子どもたちからは、

・海女さんになる人が増えて、アワビの数も増えるといいなと思った。

・海女さんの道具を初めて見たので、すごいと思った。

・海女文化は千葉の伝統なので、もっと知ってみたいと思った。

・学校などでポスターを作ったり、海女さんの仕事について授業をしてもらうことで、もっと多くの人に海女さんのことを知って欲しいと思った。

・初めて畜養場の存在を知ったので、これからお店でアワビやサザエやイセエビを見かけたら感謝しようと思った。

などの声がありました。

また、今後の海との関わり方については、

・今回の経験を生かして、海で起きている問題を他の人に伝えたり、海を守るためのイベントに参加するなど、自分たちにできることをやりたい。

・海に向かう途中でビニール袋やペットボトルなどのごみを見て、海を守るために自分のごみは自分で捨てることを心掛けて欲しいと思った。

などの声がありました。

参加した子どもたちの保護者からは、

・帰りの車中で楽しかったことを沢山話してくれた。

・特にコーステアリングが心に残ったようで、すごく楽しかったようだった。

・3日間で吸収したことを沢山話してくれた。とても良い経験をしたようで、これから先の人生の大きな宝になったと思う。

などの声がありました。

<オフィシャルパートナー>

<団体概要>

団体名称:一般社団法人海と日本プロジェクトin千葉県

URL:https://chiba.uminohi.jp/

活動内容:千葉の海の魅力を多くの方に伝え、海をもっと”身近”に感じてもらえるよう活動しています。

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

https://uminohi.jp/

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