スタートアップとの共創を目的にJAグループ全国組織8団体が開設した一般社団法人 AgVenture Lab(以下「あぐラボ」、東京都千代田区、代表理事理事長:荻野浩輝)は、amu株式会社(本社:宮城県気仙沼市、代表取締役CEO:加藤 広大、以下amu)に出資しました。
amuは「いらないものはない世界をつくる」というビジョンのもと、廃棄漁具を新たな製品へ再生する企業です。年間800万トンにのぼる海洋プラスチックごみの約4割を占めるとされる漁具の海洋投棄は、環境へ負荷を与え、漁業現場における廃棄物処理の課題として顕在化しています。
あぐラボは、スタートアップ支援を目的とする「JAアクセラレータープログラム」の第6期でamuを採択し、同社への伴走支援を実施しています。この支援の過程で、持続可能な漁業や地域経済の実現につながるamuの事業に大きな可能性を見出し、新たな出資対象とすることを決めました。あぐラボの出資プログラム「AgVenture Lab Incubation Fund Program」を通じて、実施されます。
【出資先企業情報】
社名:amu株式会社
本社所在地:〒988-0017 宮城県気仙沼市南町2丁目2-25
代表取締役CEO:加藤広大
事業内容: 廃棄漁具の回収、プロダクト開発販売
設立: 2023年5月
【AgVenture Lab とは】https://agventurelab.or.jp/
AgVenture Lab(アグベンチャーラボ=あぐラボ)は、全国農業協同組合中央会、全国農業協同組合連合会、全国共済農業協同組合連合会、農林中央金庫、家の光協会、日本農業新聞、全国厚生農業協同組合連合会、農協観光、JA全厚連が共同して、2019年5月27日に開設しました。スタートアップやパートナー企業、大学、行政などと共創し、様々な知見やテクノロジーを活用しながら、新たな事業創出、サービス開発、地域課題の解消を目指します。スタートアップの支援・育成プログラムとしては、JAアクセラレータープログラムのほか、学生ビジネスプランコンテストである「JUMP」や、起業家育成支援プログラム「GROW&BLOOM」などを運営しております。