水曜日, 8月 6, 2025
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JR東日本スタートアップとプラントフォームが資本業務提携

~環境に負担をかけない持続可能な循環型食糧生産モデルを創ります~

JR東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進するCVCのJR東日本スタートアップ株式会社(代表取締役社長:柴田 裕、以下「JR東日本スタートアップ」)と、国内で初めて植物工場型のアクアポニックス(※)システムの開発と運営に成功したスタートアップの株式会社プラントフォーム (本社:新潟県長岡市、代表取締役:山本 祐二、以下「プラントフォーム」)は、水耕栽培と陸上養殖を同時に行う循環型農法アクアポニックスにより環境に負担をかけない持続的な食糧生産モデルの社会実装に向けて、資本業務提携することを合意しました。

※アクアポニックスとは、水産養殖の「Aquaculture」と水耕栽培の「Hydroponics」からなる造語

◆環境に負担をかけないアクアポニックスにより、食の社会解決を目指します

JR 東日本グループでは、グループ経営ビジョン「勇翔2034」において「すべての人の心豊かな生活」を実現するため「持続可能で豊かな地球環境」を目指しています。

また、プラントフォームは陸上養殖と水耕栽培を同時に行う循環型農法アクアポニックスによって、水を捨てない完全循環型の有機栽培を実現しています。

今回の資本業務提携により、両社が持つ技術やアセットを活用し、持続可能な農法の社会実装に取り組むことにより、豊かな地域資源と日本の食文化を守る新しい事業モデルの確立を目指していきます。

◆アクアポニックスの仕組み

アクアポニックスの仕組みは、養殖している魚の排泄物をバクテリアが植物の栄養素に分解し、植物はそれを養分として成長します。その際、植物が天然の浄化装置の役目を果たし、綺麗になった水が再び魚の水槽へと戻るという循環型の農法です。自然界の縮図とも言えるこのシステムは、水を捨てない、換えない、そして農薬と化学肥料も必要としない、いわば水で行う有機栽培であり、サステナブルを体現する地球に最も優しい究極のエコ農業とも言われています。

◆株式会社プラントフォームとは

国内で初めて植物工場型のアクアポニックスシステムの開発と運営に成功しました。創業当初からアクアポニックス農法の社会実装を目指し、大規模プラントに特化して事業展開を行っており、現在当社が手掛ける大規模プラントは全国で5ヶ所まで拡大しています。当社は安心安全で持続可能な新しい食料生産システムを開発、拡大させることで「いつでも、誰でも、有機野菜を選べる世界の実現」を目指しています。

    

所在地:新潟県長岡市上前島1-1863

代表者:代表取締役 CEO  山本 祐二

設立:2018年7月24日

事業内容:

・アクアポニックスプラントの企画・設計・施工(2023年にフランチャイズサービスの提供を開始)

・運営サポートサービス(営農指導、販路支援、資材飼料等の販売)

・野菜の生産と販売(ブランド名:FISH VEGGIES~お魚が育てたお野菜~)

・閉鎖循環式陸上養殖によるキャビアの製造と販売(長岡キャビア、吟醸キャビア、ワインフレーバーキャビア等)

・レストラン事業(発酵熟成イタリアン・NAGAOKA  SASATEI)

  

◆JR東日本スタートアップ株式会社とは

JR東日本スタートアップ株式会社は、JR東日本グループとベンチャー企業との共創を推進するコーポレートベンチャーキャピタルです。

所在地:東京都港区高輪2-21-42 TokyoYard Building 7F

代表者:代表取締役社長 柴田 裕

株 主:東日本旅客鉄道株式会社(100%)

設立日:2018年2月20日

連絡先: ホームページ  https://jrestartup.co.jp

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